第2回 機械系座談会 実施報告

サブタイトル
3Dプラントエンジニアリング
講演者
千代田化工建設株式会社 AES事業部 加藤三治 氏(S49機械)
講演時間
18:00~20:00
場所
東京工業大学 百年記念館
参加人数
22名

白星会新企画の機械系座談会第2回が2001年2月28日(水)に東工大百年記念館で開催されました.以下にその概要を報告いたします.白星会ではこの他に多数の行事を企画しており,多くの方々のご参加をお待ちしております.

簡単に参加でき,楽しくかつ出て良かったと思う,そんな親睦行事として新たに企画した「機械系座談会」は,昨年10月の第1回に引き続き,2月28日に22名の参加者を得て,東工大百年記念館第1会議室で始まりました.

始めに 国内ディーゼルエンジン各社による共同研究会社である(株)新エイシーイー 青柳 友三(S46機械卒)より「ディーゼル機関の低排ガス・低燃費の技術動向」として,1時間弱の話題提供がありました.豊富な資料と巧みな話術でディーゼルエンジンの初歩から低排ガス・低燃費についての今後の方向までを,簡潔に説明されました.またディーゼルエンジンは,ヨーロッパでは普及率の高い事,効率の良い優れた機関であり,電子制御(コモンレールエンジン)により大幅な排ガス改善が出来ること等に関し説得力あふれる講演でした.

参加した専門家,他分野の会員,学生から活発な質問意見が出,懇親会に移っても議論は続き,盛会のうちに終了しました.

第3回は名称も「テクノサロン・シリウス」と改め,6月8日(金)に「原子力について:(株)東芝松本富士男氏(S44生産機械)」を開催致します.詳しくは,会告をご覧ください.

以下に出席された方の御感想(匿名,要約)と講演会,懇親会の一コマ等を紹介いたします.

  • 座談会自体は,同窓の集まりとして,昨今の技術開発に関する意見交換(ダベリング?)であり,和気あいあいとした楽しいものを感じました.
  • 内燃機関研究室の学生の参加は,座談会でも話題になっていましたが,研究の位置付けがよく分かる為,大変好ましい方向と感じました.
  • 私はディーゼルエンジンについては全くの素人ですが,講師の方の説明が素人にも非常に解り易く,興味深く聞くことが出来ました.特に,低排ガスについてのこれまでの研究のご苦労,ガソリンエンジンとの対比等,勉強になる事が多かったです.
  • この会を通じて白星会メンバー同士知り合いになれ,思わぬ情報交換も出来,楽しく過ごさせていただきました.

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