蔵前技術士会第185回例会・講演会 2020年7月11日(土)

 蔵前技術士会では、次の通り例会・講演会を開催いたします。
今回の講演会では、カーナビ地図の現状と自動運転に向けた今後についてご講演いただき、
また、スライムの化学を利用した第5のがん治療法についてご講演をいただきます。

蔵前工業会会員ならびに会員外からも多数の皆様のご参加をお待ちいたします。

 
日 時:2020年7月11日() 15:30~17:30
      講演会:15:30~17:30
      オンライン交流会(希望者のみ):17:45~、1時間程度
会 場:Web会議形式で開催いたします。参加方法は、別途ご連絡いたします。
講演:
講演1:「カーナビ地図の現状と自動運転に向けた今後について」
     山戸技術士事務所 山戸 佐知男氏(53電物 蔵前技術士会事務局長) 
 
【講演要旨】 
 近年、車を運転する人のほとんどがカーナビを使用するようになっていますが、カーナビに必要な地図のことはあまり知られていません。地図は生き物です。道路や建物は絶えず変わっていきます。変化に合わせてカーナビ地図を更新しておかないと最適なルートを通って目的地に到着できなくなります。本日は、カーナビ地図がどのように作られ、現状どのような問題があり、どのように更新されているかをお話しします。後半は最近話題となっている5Gやダイナミックマップ等自動運転に関わる技術動向についてお話しし、今後の自動運転に向けた社会インフラ整備と便利で安全な社会システムの構築について考察します。  
【講演資料】
講演資料がダウンロードできます。

講演2:「スライムの化学を利用した第5のがん治療法」
     東京工業大学 科学技術創成研究院 化学生命科学研究所 助教 
     野本 貴大氏
【講演要旨】 
 2018年のノーベル賞受賞をきっかけとして免疫療法が第4のがん治療法として注目されている。この免疫療法に続く第5のがん治療法として近年期待されているのがホウ素中性子捕捉療法(BNCT)である。BNCTはホウ素と中性子の核反応によりがんを細胞レベルで治療する画期的技術であり、従来法では治療できない再発性・多発性のがんを超低侵襲的に治療することができる。また、日本発世界に輸出可能な医療技術としても注目されている。BNCTにおいて重要なのはホウ素薬剤をがんに選択的に集積させて留めておくことであるが、講演者はこのホウ素薬剤にポリビニルアルコールを加えるだけで、その集積性と滞留性を飛躍的に向上できることを発見した。本講演ではこのBNCTにおけるポリビニルアルコールの効果について紹介する。
【講演資料】
講演資料がダウンロードできます。

オンライン交流会(希望者のみ):
 希望者は,引き続きオンライン交流会にご参加下さい。飲み物等は各自でご準備下さい。
参加費:講演会 500円(会員、会員外共、学生は無料)
申 込: 下記をクリックし、申込フォームのページより申込みください。
参加申込
事前にWeb会議案内をお送りいたしますので、申込みはできるだけ2020年7月7日(水)まで
にお願いいたします。

 
申込方法では参加費(500円)の支払い方法をオンラインクレジットまたは銀行口座振込の
どちらかを選択ください。

 (1)オンラインクレジット選択の場合
  請求書(Square)を電子メールで送付します。画面上の「カードで支払う」をクリック
  するとクレジットカードの入力画面になりますので、お支払いを
お願いします。
  オンラインクレジット支払いの場合は、手数料は無料となります。

 (2)銀行口座振込選択の場合
  銀行口座(三菱UFJ)を電子メールでお知らせしますので、銀行口座への振込みを
  お願いします。銀行口座振込の手数料は申込者のご負担となります。  
 
問い合わせ/申込キャンセルは 、< guide@krpe.net >にお願いいたします。