ご挨拶

蔵前技術士会 会長
2020年6月1日
  









雅弘 (はやし まさひろ)
昭和54(1979)年 3 東京工業大学理学部情報科学科卒
昭和56(1981)年 3 東京工業大学大学院修士課程情報科学専攻卒
平成10(1998)年 4 技術士登録(情報工学部門、登録番号37642
平成27(2015)年 5 蔵前技術士会幹事、 平成28(2016)年 5 蔵前技術士会事務局長


 この度、蔵前技術士会の第7代会長を拝命しました。若輩ながら、歴代会長(市川英彦氏、前田勇氏、内田潤一氏、佐鳥聡夫氏、齋藤隆則氏、横堀仁氏)の跡を継ぎ、皆様からのお力添えをいただきながら、会の運営と一層の発展に尽力する所存です。何卒宜しくお願い申し上げます。
 蔵前技術士会は、212名(令和2年4月現在)の会員を擁する大学系の技術士会です。平成元(1989)年8月に設立され、昨年夏には創立30周年を皆様と祝うことができました。平成24(2012)年以降は、一般社団法人蔵前工業会科学技術部会傘下の組織として、科学技術および工業の発展に資するとともに会員相互の研鑽と親睦を図ることを目指した活動を行っています。他の大学に先駆け当会を設立いただき、現在に至る幅広い活動を確立された、諸先輩と会員の皆様に改めて御礼申し上げます。
 今後は新体制のもと、歴代会長が推進されてきた活動を継続してまいります。特に次の点に注力いたします。引き続き、皆様方の絶大なるご指導とご支援、及び蔵前技術士会の事業への積極的な参画をお願い申し上げます。


1) 会員資質の維持・向上
いつまでも輝ける会員であることを目指し、様々な継続研鑽(CPD Continuing Professional Development)の機会を提供します。また、国際通用性を備えた技術者として実績を有する会員と、それを目指す若手会員との、世代を超えた交流の場を提供します。

2) 蔵前技術士会の更なる活性化
若手への積極的な勧誘を行い、会員数を増加させると共に、多様な世代で会を運営することにより活力ある組織を目指します(Diversity and Inclusion) 。例会(講演会・見学会)に加え、技術講座や研究会などでの、会員同士及び他組織の方々との交流・交歓の場を通じて、蔵前技術士会の活性化と会員相互の親睦、並びに人脈形成を図ります。

3) 社会貢献と積極的な広報
科学技術等に関する講演会や講座等の開催、会員の経験を活かした技術相談、大学改革の支援や学生への啓発等による大学連携等、本学卒業生の特性を活かした公益活動を行います。また、蔵前技術士会の活動を、蔵前ジャーナル、ホームページやその他のネットワークを活用して適宜公開し、蔵前技術士会の存在を社会に広く伝えます。