蔵前技術士会では年に数回の講演会を開催していますが、ミニトークは通常の講演会とは趣を異にして15分間の短い発表を8名の方に実施いただきます。
例年好評のミニトーク、今年もバラエティーに富んだ興味深いプレゼンテーションが揃いました。

日　時：2022年12月3日(土)
　　　　　ミニトーク：15:00～17:00
　　　　　懇親会：18:00～20:00
会　場：東工大蔵前会館1階ロイアルブルーホール（大岡山）、
　　　　オンライン会議システム（Zoom）のいずれかを参加者が選択可能
　　　（注１）懇親会は会場外で開催する予定です。 
　　　（注２）感染状況によっては懇親会の取り止めやオンラン開催のみとなる可能性があります。

講演1.「～電気と光に導かれて～プラズマ理工学の魅力と展望」
　　　　山下　雄也 氏（H30修電電）

【講演要旨】 　プラズマ理工学は、半導体など各種精密加工分野はもちろん、近年では、医学・生物工学・農学分野での応用が開花しつつあります。プラズマ理工学分野の奥行きの深さ、技術的面白さを、この分野に身を投じるきっかけとなった自身の体験を交えて、話題提供いたします。

講演2.「文化財科学から見たSDGs」
　　　　桐野　文良 氏（S56修電子化）

【講演要旨】 　持続可能な社会の実現には画期的な技術開発ではなく、個々人の意識を持った地味な取り組みが必要で、自らの積極的な行動と皆でともに作る共創の場の構築が重要で、江戸時代を中心に文化財科学から見たエネルギー事情について紹介します。

講演3.「空自戦闘機海中へ、パイロット「空間識失調」か」
　　　　麻生　和男 氏（S32電）

【講演要旨】 　２０２２年１月３日１７時３０分頃、４機で訓練に向かう予定で小松基地を離陸したＦ－１５ＤＪ戦闘機が離陸直後に墜落。原因は「空間識失調」と発表されました。 １．空間識失調とは　２空間識失調対策の現状 　私は航空機操縦・戦技訓練用シミュレーターの開発・設計に従事していたことから、航空事故について調査・検討を進めています。

講演4.「技術コンサルタントが観光業のコンサルなんてできるのか？」
　　　　奥野　利明 氏（H3金5修）

【講演要旨】 　独立技術士として活動を始めて１年、請われて長期のコンサルをやることになった事例を紹介します。 自分が得意と思った分野が活用できる領域は、自分が想定したよりも広いことを学んだ事例でもあります。 時間があれば水族館のコンサルにも触れたいと思います。

講演5.「情報システムのディスラプション（AI・Web・メタバース…）」
　　　　林　雅弘 氏（S54情科56修）

【講演要旨】 　2022年はメタバースやWEB3が過度な期待の頂点に達した年でした。一方でAIは安定期に向かっています。革新的イノベーション（ディスラプション）をもたらすかもしれないデジタル技術はいろいろです。これらを駆け足で俯瞰します。

講演6.「楽しい船釣り」
　　　　山岸　勝明 氏（S54生機56修）

【講演要旨】 　船釣りが楽しい理由、レジャーの中での船釣りの位置づけを説明します。好きな釣り物はたくさんありますが、特に人気の高いコマセマダイ釣りに絞って、釣り戦略の一般論、自論、および私の釣りの師匠論を紹介します。

講演7.「コミュニケーション技術の歴史とWebサイトの活用」
　　　　野口　壽一 氏（S47電化）

【講演要旨】 　紙からインターネットへの情報伝達技術の発展は小資本または個人の情報発信の可能性を大きくひろげました。アフガニスタン情報の発信を行う講師の体験と実践に基づき、Web2.0技術の活用可能性を考察します。

講演8.「国の施策におけるプロジェクトマネジメントの実際」
　　　　赤城　協 氏（S58生機60修H19博）

【講演要旨】 　我が国での科学技術予算執行の実際と、プロジェクトマネジメントの実情 ー 国の施策に携わって、見えた問題点を探ってみます。

講演要旨は順次掲載してゆきます。発表順序や内容は予告なく変更となる場合がありますので予めご了承ください。

参加費：500円（蔵前工業会正会員と学生は無料、懇親会は別途実費）
申　込：受付は終了しております。

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