蔵前技術士会第198回例会・講演会 2023年2月18日(土)

蔵前技術士会では、次の通り例会・講演会を開催いたします。

講演1では機械・システム工学的手法を基軸に医学・情報学的手法を融合させることにより、人間の構造・運動・感覚・感性を計測してモデル化するデジタル・ヒューマンに関する研究のご紹介をいただきます。
講演2では、明治初期に工部省が設立した工部大学校の初代校長として来日し、日本における工学教育の礎を築いたHenry Dyerのご紹介をしていただきます。

多数の皆様のご参加をお待ちいたします。


日 時:2023年2月18日(土) 15:30~17:30
会 場:東工大蔵前会館・ロイアルブルーホールまたはZoomによるオンライン会議システム
    いずれかを参加者が選択可能です。
  (注)状況によってはオンラン開催のみとなる可能性があります。
講 演:
1.「実環境人間特性計測とデジタル・フィジカルヒューマンツインを活用した傷害予防医工学研究」
     東京工業大学 工学院システム制御系 准教授 宮崎祐介氏 (H13機科15修情環18博)
【講演要旨】
子どもから高齢者に至る各世代において、日々の生活で発生する傷害を予防することが、人々の健康で幸せな生活を実現する上での最低要件である。傷害を予防するためには、短期的には、傷害の端緒を早期発見することによる介入、中期的には傷害メカニズムの解明と防護デバイスの開発が求められる。そこで、本研究室では、アンビエントセンサによる実生活環境下を想定した人間の力学特性計測と、人体のデジタル・フィジカルツインを活用した実現象再現に基づく傷害予防医工学研究を実施している。本講演では、本コンセプトに基づく研究の具体例として、特に交通事故・日常生活空間・スポーツにおける頭部外傷研究等について紹介する。

2.「日本の工学教育の生みの親 Henry Dyer」
     東京工業大学名誉教授 日本文理大学客員教授 宇治橋貞幸氏 (S44機46修57博)
【講演要旨】
明治初期に工部省が設立した工部大学校(現在の東京大学工学部)の初代校長として来日したスコットランド人Henry Dyerは、日本における工学教育の礎を築いた。この大学校のカリキュラムはその後の日本の工学教育に多大な影響を与えるとともに卒業した若きエンジニア達は日本の近代化に大きな貢献をすることとなった。

参加費:1000円(蔵前工業会正会員と東工大生は無料)
申 込:受付は終了しております。
参加申込
 

・ 開催日直前に会議案内(Zoomミーティングへ参加するための情報)を電子メールで送付します。
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