蔵前技術士会第200回例会 講演会 2023年7月8日(土)

蔵前技術士会では、次の通り例会・講演会を開催いたします。

講演1では、講師が開発に携わった空調商品(蓄熱式空調システム、ダクト式空調システム、モジュール式空冷ヒートポンプチリングユニット)の技術内容をご紹介いただきます。
講演2では、リサイクル可能な繊維補強コンクリート材料、温室効果ガス回収材料、海水淡水化プラント材料、天体望遠鏡の変形式反射鏡材料、核融合炉のエネルギー変換材料への液体金属の応用研究をご紹介いただきます。
多数の皆様のご参加をお待ちいたします。

日 時:2023年7月8日(土)15:00-17:00

会 場:東工大蔵前会館・ロイアルブルーホールまたはZoomによるオンライン会議システム
  (注)いずれかを参加者が選択可能です。状況によってオンライン開催のみとなる可能性があります。

講 演:
1.「私が開発に携わった空調商品のヒートポンプ技術」
  山岸熱工学技術士事務所 山岸勝明 氏 (S54生機56修)
【講演要旨】
快適性と省エネルギーを一貫したテーマとして位置づけ、空調商品の開発を行った。蓄熱空調システムの開発では、パラフィンを蓄熱材として用いた蓄熱器により、寒冷地向けに暖房立ち上がり性能を改善した蓄熱応用技術、ダクト式空調システムの開発では、BUS通信を応用した疑似分散協調制御を組み込んで快適性および省エネルギー性を改善した制御技術、およびモジュール式空冷ヒートポンプチリングユニットの評価では、モジュール化により従来の吸収式冷凍機と比較して省エネルギー化を図った評価技術について解説する。

2.「液体金属 その新たな可能性」
  東京工業大学 科学技術創成研究院 ゼロカーボンエネルギー研究所 准教授 近藤正聡 氏(H18原子核博)
【講演要旨】
人類が地球環境との共存について改めて見つめ直すようになった一方で、その活動範囲を宇宙へと拡大する新時代を迎えている。持続可能な創造性社会の実現を目指し、潜在的能力に富む液体金属という物質を、従来の冷媒としての利用方法に加え、リサイクル可能な繊維補強コンクリート材料、温室効果ガス回収材料、海水淡水化プラント材料、宇宙環境で運用する天体望遠鏡の変形式反射鏡材料、「地上の太陽」と呼ばれる核融合炉のエネルギー変換材料などへ応用することが検討されている。本講演では、こうした液体金属の新たな可能性について解説する。

交流会:会場参加の希望者のみ 17:00-18:00

参加費:講演会 1,000円(蔵前工業会正会員及び東工大の学生は無料)
    交流会 500円(東工大の学生は無料)

申 込:下記をクリックして必要事項を入力してください。申込は2023年7月5日(水)までにお願いいたします。
参加申込

開催日直前にオンライン参加の案内(Zoomミーティングへ参加するための情報)を電子メールで送付します。

 
・ 講演会の参加資格にある「蔵前工業会登録会員」とは同窓生で蔵前工業会の会費が未納の方です。 →会員・会費|蔵前工業会
・ お申込み後に内容に応じて参加費を請求いたしますのでお支払いをお願いいたします。
 (1)オンラインクレジットの場合
  決済サービス(Square)の請求書を電子メールで送付します。
  同メール内の「カードで支払う」をクリックするとクレジットカード情報の入力画面になります。
  画面の案内に従ってお支払いをお願いします。決済手数料は当会が負担いたします。
 (2)銀行口座振込選択の場合
  振込先の銀行口座(三菱UFJ銀行)を電子メールでお知らせしますので、お振込みをお願いします。
  振込手数料は申込者にご負担いただきます。

・お問合せ/申込み後のキャンセルは、こちらからお願いいたします。