蔵前技術講座2023年6月10日(土)

蔵前技術士会では,技術者倫理をテーマとして技術講座を開催いたします。
講演1では、技術を生業にしている方々や中小企業の経営に関わる方々が日々の生活やビジネスの中でいかに倫理を理解し実践していくかについてのご紹介をいただきます。
講演2では、技術者倫理を品質管理の観点から考察するとともに、企業倫理に技術者倫理を組み入れる方法についてご紹介いただきます。
多数の皆様のご参加をお待ちいたします。


日 時:2023年6月10日(土)13:30 ~ 15:30

会 場:東工大蔵前会館・手島精一記念会議室またはZoomによるオンライン会議システム
   (注)いずれかを参加者が選択可能です。状況によってオンライン開催のみとなる可能性があります。


講 演:
1.「技術者の倫理」
    技術士(電気電子/総合技術監理部門)、日本技術士会、東京技術士会、日立技術士会
    永田 一良 氏
【講演要旨】倫理に関して論じられる機会も多くなり、多岐にわたる専門的な出版物も多く刊行されています。技術を生業にしている方々や中小企業の経営に関わる方々がルーチンワークの中で、いかに倫理を理解し実践していくかが重要と考えています。
内容として、1.諸団体の規範の事例、2.自律的なコミュニティの規範、3.事業における法令と倫理の視点(コンプライアンス)、4.技術者の倫理、5.SDGs17の目標、の項建てとして、日々の生活やビジネスの中に組みこんで活かせるようにと構成してみました。

2.「品質管理と技術者倫理」
    奥野技術士事務所 代表、技術士(金属部門)
    奥野 利明 氏(H3金5修)
【講演要旨】ここ数年、品質問題のニュースが後をたたない。品質問題は本質的には企業倫理の問題であり、その責任を企業風土の問題として捉えるメディアも散見される。本来、企業倫理と技術者倫理は相互に補完し合い、一方が他方を構成する土台になり得るものであるが、経営者および時間をかけて築かれた企業風土により形成された企業倫理が技術者倫理に優先されている傾向がある。しかしながら、技術者倫理は品質管理の基礎となる品質マネジメントシステム(QMS)の構築・運用のための重要な要素であり、技術者倫理の確立こそがQMSの効果的な運用の前提条件であるといっても過言ではない。本講演では、技術者倫理を品質管理の観点から考察するとともに、企業倫理に技術者倫理を組み入れる方法を提言する。

交流会:15:30 ~ 16:30 (会場参加の希望者のみ)

参加費:講演会 1,000円(蔵前工業会正会員及び東工大の学生は無料)
    交流会 500円(東工大の学生は無料)

申 込:下記をクリックして必要事項を入力してください。申込は2023年6月7日(水)までにお願いいたします。
参加申込
 
開催日直前にオンライン参加の案内(Zoomミーティングへ参加するための情報)を電子メールで送付します。
 
・ 講演会の参加資格にある「蔵前工業会登録会員」とは同窓生で蔵前工業会の会費が未納の方です。 →会員・会費|蔵前工業会
・ お申込み後に内容に応じて参加費を請求いたしますのでお支払いをお願いいたします。
 (1)オンラインクレジットの場合
  決済サービス(Square)の請求書を電子メールで送付します。
  同メール内の「カードで支払う」をクリックするとクレジットカード情報の入力画面になります。
  画面の案内に従ってお支払いをお願いします。決済手数料は当会が負担いたします。
 (2)銀行口座振込選択の場合
  振込先の銀行口座(三菱UFJ銀行)を電子メールでお知らせしますので、お振込みをお願いします。
  振込手数料は申込者にご負担いただきます。

・お問合せ/申込み後のキャンセルは、こちらからお願いいたします。