平成19年度 白星会(機械系同窓会)総会報告

サブタイトル
~活性化の継続を~
概要
去る6月2日(土)に平成19年度白星会総会が大岡山にて開催された。前年度活動実績と今年度計画・予算の報告があり承認された。

部会制が定着し活き活きとしてきた。教養講座・ハイキング・講演会・学内支援・先端技術フォーラム等夫々の活動について報告があった。また、会の実状に沿った会則改正案が承認された。(詳細は白星会ホームページご覧下さい)

(2)平成19年度活動計画:石田会長

学生・現役・退職OB・先生等各層が活用できる情報・機会を提供する事を目的にする、このため部会制を継続実施する、また全ての基盤となる会員名簿・連絡システムの拡充整備を最重要課題とする、との施政方針が示された。

(3)機械系からの報告:宮内前副会長(機械宇宙システム専攻)

始めに白星会奨学金受給の学生の紹介、続いて助教授から准教授等の呼称変更、博士課程の制度改定等の説明があり、締めくくりとして廣瀬教授(機械物理工学専攻)による機械創造基礎のビデオ紹介で、大うけのうちに充実した総会を終了した。

総会後は「太陽光励起レーザとマグネシウムによる新エネルギーサイクル」と題し矢部教授(機械物理工学専攻)より、極めてインパクトの高い講演があった。将来のエネルギー、水問題を抜本的に解決するために、捨てられた技術の見直しを含め常識に囚われない工大らしい真摯な技術追求で、多くのブレークスルーを生んだお話は、会場を技術のジェットコースタに乗せ、最終的には総会に来て良かったという感動に導いた。将来の30億人分の水不足への淡水化技術は今のままでは全エネルギーの半分を必要とし成立しない、という話に始まり、太陽光の有効活用の問題、キーとなる水素より体積効率が良く安全なマグネシウム利用の障害等々への低コスト解決策、実用化pj等盛りだくさんであり、質問が延々と続いた。
昨年に比べると参加者は70名超と少なかったが、食堂2階の懇親会は総会・講演会の興奮が続き、やがて同期・先輩後輩あるいは隣同士でと多彩な話の輪となり、会の活性化を喜ぶ先輩の挨拶は更なる発展への願いとなった。閉会後、同期・友人達は久しぶりの大岡山の夜に溶け込んで行った。

文責 白星会総務


新旧会長を囲んで皆でチーズ! 盛況のうちに終わりました。
(生協 2階 食堂にて)