平成18年度 白星会(機械系同窓会)総会報告

サブタイトル
~活性化の継続を~
概要
去る6月3日(土)に平成18年度白星会総会が大岡山にて開催された。前年度活動実績と今年度計画・予算の報告があり承認された。

(1)平成17年度活動報告:猪俣前会長

部会制を導入して、講演会・見学会・先端技術フォーラム等夫々例年になく活性化する事が出来、さらに新規企画として「就職学生相談会」「白星会奨学基金の設立」の報告があった。

(2)平成18年度活動計画:加嶋会長

学生・現役・退職OB・先生等各層が活用できる情報・機会を提供する事を目的にする。このために、活性化した前年度の体制・事業を継続実施するとともに、これらが定着した活動になるようにする。また、全ての基盤となる会員名簿・連絡システムの拡充を引き続き図る。

(3)機械系からの報告:宮内副会長(機械宇宙システム専攻)

昔と大きく変わった最近の機械系についての説明があった。学科名・学科構成・学生数の変遷もさることながら、法人化成った授業内容は社会に応える人間を育成する意欲に溢れた内容であった。

総会後は「航空エンジンの研究開発」と題し、石川島播磨重工業⑭の玉木副社長(S41機)より、携わってきた民間用・防衛庁向けの様々なジェットエンジンについて歴史的な観点も踏まえた講演があった。航空機エンジンはすり合わせ技術であり、実は日本に合った製品である。これからは更に国際競争力ある製品を目指す、またニーズ志向が重要である、など示唆に富んだ有益なお話だった。引き続き行われた懇親会でも玉木氏の周りは人だかりが絶えない状況であった。
昨年に引き続き100名を大きく越える参加者は、熱気を保ったまま食堂2階の懇親会に移動した。同期・先輩後輩あるいは同業の知り合いと多彩な話の輪を繰り広げているうちに、気がつくと閉会の挨拶が始まっていた。名残を惜しんで懇親会は散会したが、同期あるいは友人達は久しぶりの大岡山の夜に散って行った。

文責 白星会総務


左:講演に聞き入る参加者                 右:食堂2階での懇親会