第165回例会(講演会)2017年1月25日(水)

タイトル
 
 
蔵前技術士会では、若手研究者2名による光によるガン診断や重力波研究に関する講演会をつぎのとおり開催します。
蔵前工業会会員ならびに会員外の多数の皆様の参加をお待ちいたします。
 重力波に関しては、平成27年度科学技術分野の文部科学大臣表彰(若手科学者賞)の受賞者である宗宮健太郎准教授による研究の最先端をご紹介いただきます。
重力波のイメージ図











日 時: 2017年1月25日(水)14:00 ~ 18:30  (受付開始13:30)
講演会:14:00 ~ 16:50
交流会:17:00 ~ 18:30
会 場:東工大蔵前会館1階ロイアルブルーホール 
東京都目黒区大岡山2-12-1 最寄駅:東急目黒線・大井町線大岡山駅下車1分
アクセス:地図

講演会;
講演1:「在学生に伝えたい研究生活・外科手術中のがん蛍光診断」  14:00-15:00
       デュポン株式会社 中山 沢  氏(H28生命プロセス修士)
講演要旨】
 本講演の前半は、3年間の研究室生活を通して在学生に伝えたい事柄について説明を行う。特に、研究生活の中で獲得したスキル、給与奨学金の獲得、研究以外の時間の使い方など在学生が興味をもつことに焦点を当てる。さらには、外資化学メーカーに研究開発職として約1年間所属した経験を元に、直感的な両者の比較をする。
 講演の後半は、私が東工大・生命理工学研究科・小倉研究室に所属していた際に行っていた研究について紹介する。がん組織と正常組織の境目があいまいであるため、外科手術において切除部位を定めることが難しい。がん組織の切り残しがあれば、がんの再発を招いてしまう。一方で、大きく切除してしまえば患者の術後の回復が遅れてしまう。この問題を解決する一案として、がん組織を染色する試みがなされている。私は学部・大学院時代に、がん組織特異的な染色が生じるメカニズム解明の研究を行っていた。その研究成果および研究における挫折・突破法を講演の後半で紹介する予定である。

末尾から事前配付資料がダウンロードできます。

講演2:「重力波検出器の開発」                  15:20-16:50
       東京工業大学 理学院 物理学系 准教授 宗宮 健太郎 氏
講演要旨】
 重力波はアインシュタインが自らの一般相対性理論に基づいてその存在を予言した「時空のさざ波」である。重力波はあらゆるものをほとんど通過してしまうため、光では見ることのできない星の内部構造や初期宇宙の情報を我々に伝えてくれる可能性をもつ、と同時に、地球上で観測される信号は非常に小さく、アインシュタインの予言から100年余りの間、直接観測されることはなかった。その重力波が、平成27年の9月に、米国の検出器によって初めて観測された。
 本講演では、重力波の初観測の内容と、それを実現した米国のLIGO検出器、そして現在日本で開発中のKAGRA検出器について紹介する。
末尾から事前配付資料がダウンロードできます。

(3)    交流会;

参加費:講演会500円(会員、会員外共、学生は無料)、交流会500円  (学生は無料)
 
申 込:ここをクリックし、申込フォームのページより申込みください。
申込みは、できるだけ2017年1月22日(日)までにお願いいたします。
問い合わせ/申込キャンセルは、<guide@krpe.net>にお願いいたします。