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第180回例会・講演会 2019年7月13日(土)
蔵前技術士会では、次の通り例会・講演会を開催いたします。
今回の講演会では、伝統工芸の技法と自然科学の関わりについてお話しいただきます。また、新しいロボットとメカトロニクス機構の実現に向けた取組みについてご講演をいただきます。
蔵前工業会会員ならびに会員外の多数の皆様の参加をお待ちいたします。
日 時:2019年7月13日(土) 15:30~18:45
会 場:東工大蔵前会館1階ロイアルブルーホール
講演;
講演1:「伝統工芸の技法と自然科学-ナノテクノロジーは江戸時代から?」
交流会;
参加費:講演会500円(会員、会員外共、学生は無料)、交流会500円 (学生は無料)
申 込: ここ をクリックし、申込フォームのページより申込みください。
今回の講演会では、伝統工芸の技法と自然科学の関わりについてお話しいただきます。また、新しいロボットとメカトロニクス機構の実現に向けた取組みについてご講演をいただきます。
蔵前工業会会員ならびに会員外の多数の皆様の参加をお待ちいたします。
日 時:2019年7月13日(土) 15:30~18:45
講演会:15:30~17:30
交流会:17:45~18:45
交流会:17:45~18:45
会 場:東工大蔵前会館1階ロイアルブルーホール
東京都目黒区大岡山2-12-1 最寄駅:東急目黒線・大井町線大岡山駅下車1分
アクセス: 地図
講演;
講演1:「伝統工芸の技法と自然科学-ナノテクノロジーは江戸時代から?」
東京藝術大学大学院美術研究科 文化財保存学専攻 教授 桐野 文良 氏(S56修電化)
蔵前技術士会会員 技術士(金属部門、応用理学部門)
蔵前技術士会会員 技術士(金属部門、応用理学部門)
【講演要旨】 文化財を保存し後世に伝えるための保存処理に先立つ文化財の現状を調査した例として3点の桃山から江戸時代の金属文化財を紹介する。 『永楽通宝』と銘の貨幣型の恩賞品の制作技法で、鋳造品はAg-Cu合金で、樹枝組織が観察され、X線透過像から内部に鬆が生成し、凝固収縮の残留応力である。打製品は純Agで、内部に鬆はなく、表面に皺などがあり、フリーの残留応力である。 明和五匁銀は共晶系合金のAg-Cu合金で、表面色が黒色と淡緑色の2種類がある。黒色資料は表面がαCu、淡緑色はαAgが中心である。αAg相表面には20nmのCu2Oの生成で耐食性が増す。表面層の違いが経年劣化に差を与えている。 文政一朱金(Ag-Au合金)の表面は黄土色、深青色、赤色の3つからなり、黄土色部分はAu富化層、深青色部分はAg2S層、αFe2O3、Au富化粒子が順次積層している。赤色部はαFe2O3で、色揚げ処理剤の残渣である。文政一朱金は色揚げで着色されている。 【講演資料】 4頁/シートに配置した講演資料がダウンロードできます。 当日配布しませんので、講演の参考にされる方はご自分で印刷願います。 |
講演2:「ソフトロボット学が拓く新しいロボットの世界」
★演題を「蔵前ジャーナル」に掲載したものから変更しています。
東京工業大学 工学院機械系 教授 鈴森 康一 氏
【講演要旨】 これまでロボット工学はひたすら「パワー」と「精度」を追い求め,産業界で優れた成果をあげたが,一方で生き物がいとも簡単に行う「やわらかい」動きが未だにできないのも現実である. 近年,機械・電子,材料科学,情報科学,等,種々の分野で,「やわらかさ」を指向する新しい研究が同時多発的に生まれてきた.これらをロボット工学に持ち込むことで,融通・適応・E-kagenといった,言わば生体システムの価値観に基づく新しいロボット学が切り拓けるのではないか. このように考え,2018年度より文科省科研費補助金新学術領域研究「ソフトロボット学」を始めた.本特集では,講演者が進めているソフトロボットの最新研究と今後の展望について紹介する. 【講演資料】 4頁/シートに配置した講演資料がダウンロードできます. 当日配布しませんので、講演の参考にされる方はご自分で印刷願います. |
交流会;
参加費:講演会500円(会員、会員外共、学生は無料)、交流会500円 (学生は無料)
申 込: ここ をクリックし、申込フォームのページより申込みください。
当日飛び入り参加もできますが、申込みはできるだけ2019年7月10日(水)までにお願いいたします。
問い合わせ/申込キャンセルは 、< guide@krpe.net >にお願いいたします。