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「モノの流れと位置の徹底管理法」(共著)
2003/03/31
タイトル: | 「モノの流れと位置の徹底管理法」(共著) | ||
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会員著者: | 寺田哲朗 | 発行年: | 2003年 |
概要: | トヨタに学びたければトヨタを忘れろ 「モノの流れと位置の徹底管理法」 Management of Flow and Location for Product 著者; 近江堅一、寺田哲朗 出版社 日刊工業新聞社社 判型 A5判 171ページ 価格 2,200円(税込み2,310円) 発行 2003年3月31日 (1)「トヨタに学びたければトヨタを忘れろ」とは トヨタ生産方式は「ジャストインタイム」と「自働化」が真髄というが、わずかな管理者しかいない中小メーカーでトヨタ生産方式を導入することは大変なことである。そこで筆者らの体験と実践指導の経験を踏まえ、中小メーカーがいかにトヨタ生産方式を取り入れたらよいか、その「考え方」と「方法」を提供するものである。 (2)「モノの流れと位置の徹底管理法」 FL法は、トヨタ生産方式の用語や手法にあまりこだわらず、半年間で「生産リードタイムを半減」し、かつ「生産性を30%向上する」という2つの目標に挑戦すると同時に、このプロセスの実行を通じて改善力ある人づくりを行うものである。 (3)「生産リードタイムを半減する」ための原理は ①少品種大量生産型・・・「置き場」でコントロールする。 ②多品種少量生産型・・・「平準化生産計画」、「定時チェック」でコントロールする。 ③加工組立生産型・・・・分業をやめて「一人一個流し」にする。 (4)「生産性を30%向上する」ための原理は ①機械ばなれ、助け合い・・・呼び出し管理盤の指示に従い機械に人を固定しない。 ②不良、設備故障・・・ネック工程を止めない。不良品の即判定処置、故障の即修理。 ③1日改善会・与えられた課題を1日で達成させる活動のやり方。 総括として、モノづくりには、モノのつくり方のなかにのみ、利益を生む秘密があることを認識しなければならない。それがトヨタ生産方式の本質でもあり、「FL法は中小メーカーにとってのトヨタ生産方式」なのである。 =====目次===== はじめに 第1章 トヨタに学びたければトヨタを忘れろか 第2章 FL法は他の工場改善手法とどこが違うか 第3章 今までの物づくりの共通の弱点 第4章 中小メーカーのための導入の具体的手順 第5章 生産リードタイムの短縮 〔1〕少品種多量生産型 第6章 生産リードタイムの短縮 〔2〕多品種少量生産型 第7章 生産リードタイムの短縮 〔1〕加工組立型 第8章 生産性を向上させる 第9章 1日改善会による飛躍的改善の促進 第10章 目で見る5つの管理板 第11章 管理者の意識改革のステップ 第12章 改善を進めるポイント |
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