東京
東京支部案内 (講演会)
1.秋の講演会・運営アドバイザー会 開催案内
秋の講演会 |
🔳問合せ: 東京支部事務局 |
2.過去の開催内容
(98回支部総会)春の講演会 |
2024年5月18日 |
演題:『 臨床中毒学 』 -2つの母校(東京工業大学理学部化学科/東京医科歯科大学医学部)を経て辿り着いた学問ー
講師: 上條 吉人 氏 埼玉医科大学病院 臨床中毒センター長 (S57 東京工業大学化学科卒、S63 東京医科歯科大卒)
令和6年度の東京支部総会(第98回)、意見交換会および講演会を48名(総会は36名)の対面での出席を得て5月18日に開催しました。
総会では全議案が可決されました。
一連の議事および意見交換ののち、上條吉人様(S57年化学科卒、S63東京医科歯科大卒 )をお迎えし、「臨床中毒学-2つの母校(東京工業大学理学部化学科/東京医科歯科大学医学部)を経て辿り着いた学問-」と題してご講演いただきました。上條先生は中高生のときから自然科学と医学の両方にご関心を持たれどちらの道に進まれるか迷っておられたそうです。恩師のアドバイスもあってまず東京工業大学で化学を専攻され、その後に医学の道に進まれました。東京医科歯科大学の医学部ご卒業後、精神科医を経て救急医となられ、急性中毒をサブスペシャリティーとされたそうです。化学科のキャリアは、急性中毒の毒性メカニズム理解や解毒薬・拮抗薬のメカニズム理解、薬毒物分析による診断や重症度評価に役立ったそうです。急性中毒と解毒の話題は、地下鉄サリン事件、和歌山カレー事件、中毒関連事件の捜査・裁判協力の話題は、旧大口病院点滴連続中毒死事件といった具体的事例も交えてお話しされ、科学性に加えて緊張感と社会性に満ちた内容でした。
先生は夢を実現することに注力され、「First Dream:診療や研究の中核となる臨床中毒センターの設立」「Second Dream:中毒関連学会の設立」という2つの夢を実現されました。(新)科学大を体現したかのようなマルチディシプリナリーが、夢を実現し、医療、学問、社会の発展に貢献している姿を肌で感じることができました。東工大生はもとより(新)科学大生、蔵前工業会の皆様にも必ずや役にたつ素晴らしい講演でした。
高寺正人(S55数)
新春講演会 (蔵前工業会・蔵前経営者懇話会 共催) |
2024年1月26日 |
演題: 「大学統合に期待すること」
講師: 田中 雄二郎 氏 国立大学法人東京医科歯科大学長
録画を会員向けページでご覧いただけます→ https://www.kuramae.ne.jp/about_memberspage/
(第7回運営アドバイザー会)秋の講演会 |
2023年10月6日 |
講 師: 東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院 駒田陽子 教授
演 題 : 「人生百年時代の睡眠」
東工大卒業生38名、東工大教職員1名、東工大生 23名、医科歯科大教職員2名、医科歯科大学生2名の出席を得て10月6日に蔵前会館で開催しました。
本多支部長からのご挨拶に続き、講演会では「人生百年時代の睡眠」と題し、東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院 駒田陽子教授にご講演いただきました。日本人の健康に関する様々な指標は良くなっているなかで、睡眠に関しては指標が悪化しており、日本人の三人に二人は睡眠の問題を抱えているそうです。日中に良い仕事をするためには睡眠をしっかりとることが必要なことはよく耳にしますが、睡眠が足りない状態で年を重ねた後には認知症になるリスクが上がるというデータもあるそうです。忙しいとついつい削ってしまう睡眠ですが、健康を維持するためにも、日中の活動を充実させるためにも睡眠の量、質、リズムを良い状態に維持することが必要なようです。講演ではこれらを良い状態にするためのヒントも沢山ご紹介いただきました。参加された卒業生、学生から睡眠に関する質問を頂戴し、駒田先生に丁寧にご回答いただきました。
引き続き行われた運営アドバイザー会では岡田事務局長より東京支部で実施した蔵前東京支部の活動に関するアンケートの報告が行われました。今回のアンケート結果および頂いたご意見、ご提案を踏まえより良い活動を進めて参ります。
一連のイベントの後には懇親会を開催いたしました。東工大アカペラサークルの演奏もあり、卒業生、学生が入り混じりながら懇親を深める良い会になりました。
新開 靖(S62電物・H1修電・電)記
(第97回支部総会)春の講演会 |
2023年5月13日 |
日 時: 5月13日(土)16時40分~17時40分 (15時からの支部総会に引き続き開催) 新開 靖(S62電物・H1修電・電)
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新春講演会 (蔵前工業会・蔵前経営者懇話会 共催) | 2023年1月23日 |
日時: 1月23日(木)17時30分~18時30分 (ZOOMウェビナーによるオンラインセミナー、録画講演) 演題: 「2031年 東工大150周年に向けて」 講師: 益 一哉 東京工業大学 学長 (1977電物 1979修電子 1982博電子) 録画を会員向けページでご覧いただけます→ https://www.kuramae.ne.jp/about_memberspage/ |
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(講演要旨は蔵前ジャーナルNo.1096をご覧ください)
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(第6回運営アドバイザー会)秋の講演会 (Zoomによるオンライン形式) | 2022年9月22日 |
日 時: 9月22日(木)18時30分~19時30分 (18時からの東京支部運営アドバイザー会に引き続き開催) 講 師: 東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院 中島岳志 教授 演 題 : 「利他とは何か?」(←クリックでチラシをご覧になれます) |
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令和4年度の東京支部、運営アドバイザー会(第6回)を東京支部役員および運営アドバイザーの計28名、講演会は他支部の方含め96名の出席を得て9月22日にオンラインにて開催しました。
運営アドバイザー会では金島支部長からのご挨拶に続き、岡田事務局長より春の意見交換会の報告が行われました。 引き続き行われた講演会では「利他とは何か」と題し、東工大のリベラルアーツ研究教育院 中島岳志教授にご講演いただきました。 人が利他的な行為を行うのは、「良い行いをすると結果として自らに良いことが起こると期待できるから」という考え方が西洋を中心にあるそうです。良いこととは返礼など直接的なことだけでなく、社会環境の良い方向への変化など間接的なものも含まれるそうです。この考え方はわかりやすいのですが、利他はこのような単純な話ではないようです。 講演の中でさまざまな例や過去の思想家の意見を教えていただきました。意志をもって利他を行うと、どこかに利己的なものが入り込んできてしまうとのご指摘もありました。利他は私たちが考えていたよりも極めて深いものの様です。講演を聞かれたかたは改めて利他とは何かを考えたのではないでしょうか。 今回の講演を聞き逃したかたは、正会員向けサイトに掲載された講演録画を是非御覧ください。「利他」について改めて考えるよい機会になると思いますし、身の回りの「わかっているつもりのこと」を改めて考えるきっかけにもなると思います。 新開 靖(S62電物・H1修電・電)記
録画を会員向けページでご覧いただけます。→ https://www.kuramae.ne.jp/about_memberspage/ |
(第96回支部総会)春の講演会 (Zoomによるオンライン形式) | 2022年5月14日 |
日 時: 5月14日(土)16時30分~17時30分 (15時からの東京支部総会に引き続き開催) 講 師: 小山亜紀氏 (S62建) ライブ歌手 演 題 : 「理系がっつり! 文系しっかり! 音楽たっぷり!!」 (←クリックでチラシをご覧になれます) 概 要 : 東工大で光環境を専攻し、照明の世界へ進む。照明プランナーとして様々な建築に関わるものの、 研究・分析などへの興味から転職。今に至るまでメールマガジン制作などを担当。大学2年の時に、 同級生とバンドを形成、ヴォーカルを務めたのが最初の音楽活動。卒業・就職後ライブハウスなどで 歌うようになる。以後、エイベックス・アーティスト・アカデミーでのヴォーカル講師、Eテレ 「はりきり体育ノ介」主題歌、2016年 National Medals of Arts受賞者 Santiago Jimenez Jr.との 共演など、いろいろと面白い音楽シーンを体験している。私の見てきた世界をご紹介します。 |
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令和4年度の東京支部総会(第96回)、意見交換会および講演会を76名(総会は35名)の出席を得て5月14日にオンラインにて開催しました。
総会では金島支部長、益学長からのご挨拶、佐藤総括理事・副学長から東京工業大学の現状について、黒田理事より蔵前工業会の現状についてご報告いただきました。その後総会の審議に入り、2021年度事業報告、決算および監査報告、支部役員選任、2022年度事業計画案、予算案についてご審議いただきいずれも可決されました。引き続き、意見交換会をZoomのブレイクアウトセッションを用いて行いました。コロナ禍も2年以上が経過し、皆様Zoomで活発に意見交換できていたように思います。頂戴したご意見は今後の活動に反映してまいります。 一連の議事および意見交換ののち、ライブ歌手の小山亜紀様(1987年 建築卒)をお迎えしてご講演いただきました。小山様はNHK Eテレの「はりきり体育ノ介」の主題歌を歌われています。面白いと思った活動に臆せず飛び込むことで音楽のキャリアが築かれたご経験を面白くお話しいただきました。ついには大御所のSantiago Jimenez Jr.(日本でいえば人間国宝の様な方)との知遇を得てご自宅に招かれ、さらには彼のライブに飛び入りで共演までされたそうです。ご講演の録画は正会員向けサイトに掲載しておりますので是非御覧ください。 新開 靖(S62電物・H1修電・電)記
録画を会員向けページでご覧いただけます。→ https://www.kuramae.ne.jp/about_memberspage/ |
新春講演会 (蔵前工業会・蔵前経営者懇話会 共催) | 2022年1月13日 |
日時: 1月13日(木)17時30分~19時 (ZOOMウェビナーによるオンラインセミナー) 演題: 「本質に近づき,新たな価値の創造を!」― ICTの進化による価値創造の変化 ― 講師: 遠藤信博氏(1976年電子 1978年修 1981年博) 日本電気株式会社 締役会長、本会理事 録画を会員向けページでご覧いただけます→ https://www.kuramae.ne.jp/about_memberspage/ |
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(講演要旨は蔵前ジャーナルNo.1090をご覧ください)
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(第5回運営アドバイザー会)秋の講演会 (Zoomによるオンライン形式) | 2021年10月1日 |
演題:「幸せのメカニズム 実践・幸福学入門」 (←クリックでチラシをご覧になれます) 講師: 前野隆司氏 (S59機 S61修機) 慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 教授 概要:幸福学の基礎について述べる。まず、幸せには長続きしない幸せ(地位財を得たことによる幸せ)と 長続きする幸せ(非地位財による幸せ)があることを述べる。次に、非地位財による幸せのうち、 心的要因についての因子分析を行って求めた「幸せの4つの因子」について述べる。4つの因子とは、 やってみよう因子、ありがとう因子、なんとかなる因子、ありのままに因子である。 |
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令和3年度の東京支部「運営アドバイザー会」を東京支部役員および運営アドバイザー28名、「講演会」を109名の出席を得て10月1日にオンラインにて開催しました。
運営アドバイザー会では金島支部長からのご挨拶に続き、大和田事務局長より春の意見交換会の報告が行われました。 引き続き行われた講演会では「幸せのメカニズム 実践・幸福学入門」と題し、前野隆司氏(S59機 S61修機)(慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 教授)にご講演いただきました。前野教授は終始楽しそうにお話しされ、幸福学を実践されている様子が見て取れました。 ご講演内で長期的な幸せをもたらす心理的な4因子が紹介されました。「1.自己実現と成長(やってみよう因子)」、「2.つながりと感謝(ありがとう因子)」、「3.前向きと楽観(なんとかなる因子)」、「4.独立と自分らしさ(ありのまま因子)」です。これらの心理的な因子が長続きする幸せを得るために重要だそうです。このお話を聞き、ベンチャー企業で頑張っている人たちは、大変だといいながらとても生き生きしている理由がわかった気がします。とても面白い講演でしたので、正会員向けサイトに掲載された講演録画を是非御覧ください。オンライン講演会の効果でしょうか。概ね3分の1の方が地方支部の方でした。コロナという災禍も悪いことだけではなく、良い変化にも目を向けて前向きの果実を得ていきたいと思いました。 新開 靖(S62電物・H1修電・電)記
録画を会員向けページでご覧いただけます。→ https://www.kuramae.ne.jp/about_memberspage/ |
(第95回支部総会)春の講演会 (Zoomによるオンライン形式) | 2021年5月15日 |
演題:「見えないスポーツ図鑑ー目の見えない人とさぐる新しいスポーツの楽しみ方ー」 講師: 東京工業大学 科学技術創成研究院 未来の人類研究センター長、リベラルアーツ研究教育院、 大学院 環境・社会理工学院 伊藤亜紗 教授 概要:スポーツは観戦するもの、つまり「見る」ものだとされています。けれども視覚的に捉えられる側面だけ がスポーツのすべてではありません。本講演では、視覚障害者との関わりの中で見えてきた、視覚以外の 感覚を用いた新しいスポーツの楽しみ方を紹介します。いかに違いを生かしたコミュニケーションを構築 していくか。それは、2020年2月に東工大に設立され、伊藤教授がセンター長をつとめる「未来の人類 研究センター」のミッションのひとつでもあります。 |
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東京支部総会(第95回)、意見交換会を35名、講演会には40名の出席を得て5月15日にオンラインにて開催しました。
支部総会では金島支部長、益学長、井戸理事長からのご挨拶、佐藤総括理事・副学長から東京工業大学の現状について、辻野事務局長より蔵前工業会の現状についてご報告いただきました。その後総会の審議に入り、2020年度事業報告、2020年度決算および監査報告、支部役員選任、2021年度事業計画案、2021年度予算案、支部規定一部改定についてご審議いただきいずれも可決されました。今回の総会においては代議員選挙も行われ、支部総会は閉会となりました。 引き続き、意見交換会をZoomのブレイクアウトセッションを用いて行いました。少人数グループの効果かと思いますが、いずれのグループも活発な意見交換がなされました。頂戴したご意見は今後の活動に反映してまいります。 一連の議事および意見交換ののち、東京工業大学 科学技術創成研究院 未来の人類研究センター長 伊藤亜紗 教授に「見えないスポーツ図鑑ー目の見えない人とさぐる新しいスポーツの楽しみ方ー」とのテーマでご講演いただきました。視覚障害者との共同活動の中でこそ明らかとなった内容に、新しいアプローチの可能性を感じました。オンライン環境でも充実した集まりが行えること、この環境の活かし方も見えてきた総会だったと思います。 新開 靖(S62電物・H1修電・電)記
録画を会員向けページでご覧いただけます。→ https://www.kuramae.ne.jp/about_memberspage/ |
(第4回運営アドバイザー会)秋の講演会 | 2019年9月12日 |
講師: 藤田麻衣子氏(H9化) 元 将棋女流棋士 演題: 「将棋と数学に通じるロマンを追い求めて」 副題: 思考を通して世界とコミュニケーションが出来る 概要: 東工大へ入り数学を志したが、将棋と出会いその共通点に大きなロマンを感じ進路を変更、プロと なった。女流棋士として数々の対局を戦い抜いたのち、トーナメントプロを引退し、将棋に関わる 執筆活動、子供や初心者向け「どうぶつ将棋」のデザインを開始。カフェも経営しながら、数学に 通じる将棋のロマンを多くの人に伝えたく、日本だけでなく海外でも広く普及活動を行っている。 今回は、将棋と数学に通ずるロマンの話をする。 |
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9月12日蔵前会館にて東京支部第4回運営アドバイザー会が開催されました。5月開催の東京支部総会でご意見として頂きました、支部の運営、事業活動の活性化、他団体との交流、海外・留学生との連携、ネットワーク強化、若手の認知度向上・参加促進、蔵前立志セミナー、見学会、蔵前国際芸能大会、起業・創業コミュニティーに関して東京支部の対応方針を説明し意見交換を行いました。 今回初めての試みである「秋の講演会」では東工大卒の女流棋士である藤田麻衣子様に「将棋と数学に通じるロマンを追い求めて」という演題でご講演頂きました。理数学的世界に行き詰まったとき偶然将棋に出会い、数学の問題を解くことで出題者の考えが分かるように、将棋の対局相手と思考を共有する喜びに一目惚れし女流棋士へと転身、引退した後も世界と将棋で繋がる居場所として、観戦記を執筆そして「どうぶつしょうぎ」をデザイン、カフェを経営しながら数学→将棋→連珠(競技五目並べ)の根底に流れる人生のテーマ「共感」と言うロマンを伝えるべく、日本だけでなく海外でも広く普及活動をされています。社会人66名、東工大将棋部3名、中学生1名計70名の出席者を集め、藤田様の分かり易く心に沁みる講演は大好評でした。 夢や冒険への憧れを満たす事柄を「ロマン」と言い、昔どこかで置き忘れて来た会員(失礼!?)も多いかも知れず、ロマンを忘れず長生きしようと思ったのは私だけでしょうか?? 坂梨正典(S56電物)記
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(第93回支部総会)春の講演会 | 2019年5月11日 |
演題: 「『人生100年時代』の心の安らぎ—生き甲斐から死に甲斐へ—」 講師: 東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院 教授 弓山達也氏 概要: リンダ・グラットン『ライフ・シフト—100年時代の人生戦略—』が出版され、昨年、安倍首相が人生 100年時代構想会議を設置したことによって、人生の2ndステージ、3rdステージ、その後の人生の黄昏 や終活に思いをいたす人が多くなってきました。終活産業の市場規模は1.4兆円(2015年、経産省)で、 社会的にも大きな注目を集めています。本学リベラルアーツ研究教育院教授で宗教学者である弓山達也 氏とともに、人生100年時代の生き甲斐、そして死に甲斐について考えてみましょう。 |
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5月11日(土)、東工大蔵前会館くらまえホールにて、令和初回の支部総会(第93回)を開催しました。総会では佐藤総括理事・副学長に東京工業大学の現状についてご報告いただきました。講演会終了後の懇親会は、益学長にも参加いただき、講師を含め参加者一同和気藹々と歓談し交流を深めました。 支部総会: 木下常任幹事の開会宣言、鈴木支部長の挨拶に続き、東京工業大学佐藤総括理事・副学長による東京工業大学の現状ご報告、蔵前工業会鈴木理事による蔵前工業会の概況ご報告がありました。その後、鈴木支部長を議長に東京支部の2018年度事業と決算・監査報告及び支部役員の選任、2019年度事業計画案・予算案を審議いただき、了承されました。 講演会: 「『人生100年時代』の心の安らぎ—生き甲斐から死に甲斐へ—」と題して、リベラルアーツ研究教育院 教授 弓山達也氏より、日本人の宗教観・死生観をまじえて、人生100年時代の生きがい、そして死にがいについて講演いただきました。 平地 淳理(H10数・H12修数)記
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講演会 | 2018年5月19日 |
演題: 「テクノロジーが社会と経済、そして私達の生活を大きく変革する時代」 講師: 土屋清美氏 (S57応物) (株)Sound-F 代表取締役社長、STOCK POINT(株)代表取締役 蔵前工業会理事、蔵前工業会東京支部常任幹事 概要: 「FinTech」サービスを最前線で提供し、仮想通貨も含めた新しい価値流通の仕組みをビジネスの ベースに している講師が、これから大きく変革する社会や経済の仕組みと私たちの生活との関わり について、具体的なFinTech技術要素の解説を交えながらご紹介します。 講師は、女性起業家としても「EY Winning Women 2017」(新日本有限責任監査法人が主催) ファイナリストであり、起業のエピソードも交えてお話しいただきます。 |
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5月19日、会員が広く参加できるようにとの思いを込めて「講演会・支部総会」同時開催を東京支部として初めて土曜日に実行しました。総会では東京工業大学の益一哉新学長を迎えて、大学の将来へ向けての思いを語っていただきました。懇親会では参加者一同が東工大の未来を語る雰囲気に包まれて、大変実りある会になりました。 講演会: 「テクノロジーが社会と経済、そして私達の生活を大きく変革する時代」と題して蔵前工業会理事・蔵前工業会東京支部常任幹事 土屋清美氏(S57応物)より、FinTech技術要素の解説を交えながら仮想通貨などの新しい価値流通の仕組みと私たちの生活との関わりについてお話しいただきました。 支部総会: 例年通り、大学の近況と蔵前工業会の報告をいただき、続けて東京支部の平成29年度事業と決算・監査報告及び支部役員の選任、平成30年度事業計画案・予算案を審議いただき了承されました。新学長を迎えての総会となりましたので、特に学長の近況報告概要を記載させていただきます。 「東京工業大学の飛躍に向けて~指定国立大学法人への指定と新執行部発足~」と題して 指定国立大学法人構想と新執行部の概要を説明され、資金面充実への寄付のお願いをされました。報告の最後に 「学生、教員、職員全員が「チーム東工大」として、自律しながらも協調し合い、明るい未来を創造して行きます」と締めくくられました。 金島 正治(S46建48修51博)記
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新春講演会 (蔵前工業会・蔵前経営者懇話会 共催) | 2018年1月19日 |
講演会 17時30分~19時 くらまえホール 懇親会 19時~20時30分 ロイアルブルーホール 講師: 坂本 秀行 氏 (S55機物) 日産自動車(㈱)取締役副社長 演題: 「本当の自動車技術の将来とは」 |
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(講演要旨は蔵前ジャーナルNo.1066をご覧ください)
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新春講演会 兼 蔵前懇話塾年次大会 (蔵前工業会・蔵前経営者懇話会 共催) | 2016年1月22日 |
講演会 17時30分~19時 くらまえホール 懇親会 19時~20時30分 ロイアルブルーホール 講師 コニカミノルタ株式会社 取締役会議長 松﨑 正年 氏(S51修電子化) 演題 「傍流革命~変革をつくりだせ~!」 概要 リーマン・ショック後の2009年に社長に就任し、「持続的に成長できる会社」を目指して、理念と実践の両面で変革に取り組んだ経験を語って頂く。 競争戦略、成長戦略、グローバル最適化経営、CSR経営など。 |
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(講演要旨は蔵前ジャーナルNo.1054をご覧ください)
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新春講演会 兼 蔵前懇話塾年次大会 (蔵前工業会・蔵前経営者懇話会 共催) | 2015年1月22日 |
講演会 17時30分~19時 くらまえホール 懇親会 19時~20時30分 ロイアルブルーホール 講師 東京工業大学 特命教授、 東京都市大学 教授 柏木 孝夫 氏 (S45生機 S50博生機中退) 演題 「エネルギー政策の展望と技術イノベーション」 概要 原子力事故以来、エネルギー政策は政局の主点となってきたベストミックス の議論も始まった。 政策の決定結果が産業のエネルギーコストに現れ、企業の経営判断に 影響を及ぼすことから、省エネ、新エネ、原子力、化石燃料等複眼的視点から政策を展望すると共に、技術イノベーションの重要性についても言及したい。 |
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(講演要旨は蔵前ジャーナルNo.1048をご覧ください)
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新春講演会 兼 蔵前懇話塾年次大会 (蔵前工業会・蔵前経営者懇話会 共催) | 2014年1月23日 |
講演会 17:30~18:45 蔵前会館くらまえホール
交流会 18:45~20:30 蔵前会館ロイアルブルーホール 講演者 長島 徹 氏 帝人株式会社 現・相談役(前・社長/会長) 演題 「企業経営を考える視座や要件いろいろ」 内容 人々の生活に密接に関わるモノ・コトを扱う一方で、需要変動が激しい市場でビジネスする繊維・化学系企業のトップ経験者として経営を考える上で大切にしてきた 視座さらに経済同友会の幹部として注力してきた政府や経済界への提言の要点などについてお話し頂きます。 講演は対話形式で行い、講演会に出席する蔵前懇話塾の塾生も対話に入って頂きます。 |
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(講演要旨は蔵前ジャーナルNo.1042をご覧ください)
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新春講演会 兼 蔵前懇話塾年次大会 (蔵前工業会・蔵前経営者懇話会 共催) | 2013年1月22日 |
「経営統合による事業改革-総合エネルギー・資源・素材企業グループを目指す-」 JXホールディングス㈱ 相談役(前社長)、(社)如水会 前理事長 高萩 光紀 氏 |
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(講演要旨は蔵前ジャーナルNo.1036をご覧ください)
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東京支部講演会 | 2012年5月15日 |
「巨大地震への耐震対策と母校の耐震対応について」 東京工業大学教授 工学部建築学科長 竹内 徹氏 (S57建築) |
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内閣府は、首都直下地震としてM7クラスの地震が今後30年以内に発生する確率は70%程度と推定している。 この地震の被害として死者11,000人が発生し、そのうち3,100人は建物の倒壊、6,200人が火災によるものであり、被害額は約112兆円に及ぶとされている。 一方で帰宅困難者数も650万人が出ると推定されているが、火災の状況によっては被害は一層大きなものになる状況も考えられる。
建築物に対しては、耐震化を上げ建物倒壊の減災に取り組むことに加え、地震後にも安全に利用可能な建物が確保されている状況が必要で、この点では民間の一層の協力が求められる。
東工大の一部には耐震基準の低い建築物もあり、耐震対策が必要となっているが、一方で東工大の周辺は火災の発生の可能性の高い地域であるため、東工大の建物は周辺の人々を安全に受け容れられる場所にしておく必要があり、地震発生後も安全に利用できる建築物としての基準で耐震化対策を進めている。 しかし他方で、建築物は文化財としてデザインも重要な要素となるため耐震化の実施については、幾重の工夫をして対応をしている。その結果、耐震対策した緑ヶ丘1号館については構造デザイン賞を受賞している。
旧図書館は耐震性が不足し、立替を余儀なくされ2010年に新図書館が新築されたが、様々な制約がある中で工夫された構造設計がなされ、十分な耐震性が確保されている。またエネルギー環境イノベーション棟では、新しいエネルギーの実験棟となるよう、新規な工夫された建築物として構造設計した。
倉持 渉(S46応物、S48修原子核)記
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新春講演会 (本部・経営者懇話会 共催) | 2012年1月24日 |
「グローバル時代の経営戦略と研究開発」 三菱電機㈱ 執行役副社長 久間 和夫氏 (S47電機) |
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最初に日本製造業の現状と課題、特に中国、韓国の台頭による日本の国際競争力の低下という背景をご説明いただき、日本製造業における研究開発のあるべき姿と三菱電機の経営戦略および各種イノベーションについてご紹介いただきました。 また、海外拠点におけるインターンシップとして三菱電機米国研究所での人材育成の例が紹介され、多くの質問が集中しました。 講演後はロイアルブルーホールで懇親会があり、講師を含め参加者一同和気藹々と歓談し交流を深めました。 出席人数は会員73名、学生7名、その他4名計84名でした。
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東京支部講演会 | 2011年11月10日 |
「日本はなぜ原子力を選択したか」 東京工業大学名誉教授 元原子力委員長 藤家 洋一氏 |
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前日にブラジルより帰国されたという過密スケジュールのなかで資料準備もして頂きましたが、講演会参加者も44名という多数を得た会となりました。 聴講者の中には原子力発電関連に従事されてきた方々も多く、事故の事前対策、事後処理に対する問題点提示など無念さも感じられる多数の質問が出されましたが、率直にまた丁寧にお答えをして頂きました。なお本講演の実現にあたり山崎正勝東工大名誉教授には多大なご支援を頂きました。
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東京支部講演会 | 2011年7月22日 |
「COP17に向けて日本はどうするか」 東京工業大学 ソリューション研究機構教授 玉浦 裕氏 (S47修化学 S50博化学) |
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原子力発電の事故を我々はどのように受け止めなくてはならないのか。 日本のエネルギー安全保障の根幹が問われており、様々な議論が起こりつつある中、玉浦 裕氏は、世界のサンベルト開発による人類の太陽エネルギー時代への道を探ってこられました。 そこからは、世界の太陽エネルギー時代への歩みが見えつつあるが、これが日本国内の原子力代替となるものではないとのことです。 また、地球温暖化ガスによる気候変動の地球規模のリスクを回避することも重要な課題でもあると。 これらのことを踏まえ、COP17に向けて日本のエネルギーをどうするかについて提案して下さいました。
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東京支部講演会 | 2011年5月20日 |
「世界の強みをとりいれる経営」 ナブテスコ㈱代表取締役社長 松本 和幸氏 (S45修制御) |
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制御工学科の研究室で学んだ油圧技術を活用したビジネスを希望し、入社したナブテスコ(当時帝人製機)で油圧も含めて多様な体験をし最高経営責任者となり、利益ある成長を目指す企業経営を心掛けていらっしゃいます。 その具体的な展開についてお話いただきました。
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東京支部講演会 | 2011年2月18日 |
「グローバル自動車企業の文化醸成と将来」 元:㈱本田技術研究所常務取締役、㈱ケーヒン代表取締役副社長 現:東北大学流体科学研究所 客員教授 仲野 是克氏 (S42機械) |
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戦後の混乱期に誕生したホンダの、創業期から一貫して流れている「企業哲学」とその実践について、創業期~2輪車~4輪車~レース活動~開発システム~CVCC開発~新技術開発~グローバル展開等の具体例を交えながら講演していただきました。
仲野氏が創業者「本田宗一郎」から直接教えを受けた最後の世代として体験・経験された事柄や、NHKの「プロジェクトX」出演のビデオを交えながらのご講演でした。そのなかで、1)技、2)意匠、3)有用、4)飛躍、5)創造、を挙げられ、例えば「技」は免状のためでなく、現場で実務に生かすために磨くもの、などホンダらしい技術者の心構えを紹介されました。 |
新春講演会 (本部・経営者懇話会 共催) | 2011年1月19日 |
「循環型産業を目指す製紙業」 王子製紙株式会社代表取締役会長 鈴木 正一郎氏 (S36機械工) |
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王子製紙グループでは「資源循環型産業」を目指し、「森のリサイクル」・「紙のリサイクル」・「CO2のリサイクル(地球温暖化対策)」の3つの循環の推進に積極的に取り組んでいることや、創業以来137年に亘る発展を支えてきた創業者:渋沢栄一の経営理念、「長寿企業」として存続・発展を続けるための経営のあり方などを紹介していただきました。 |
東京支部講演会 | 2010年11月10日 |
「言葉と出合う」 俳人 (社)俳人協会理事、青山学院女子短大国文科非常勤講師 片山 由美子氏 |
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ふだん、言葉は単にコミュニケーション・ツールとしてとらえがちだが、言葉そのものについて考えてみるのは大変興味深いことであると改めて認識した。出席者は22名でした。蔵前俳句会の会員の皆様も大勢参加されて、有意義な講演会でした。
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東京支部講演会 | 2010年5月21日 |
「東京支部長としての10年間」 蔵前工業会東京支部支部長 長屋 稔氏 (S27機械) |
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概要: 東京支部の活性化のため平成4年に大和田理事長と遠藤副理事長から東京支部の常任幹事を任命されました。私の使命は事業の活性化で毎月の講演会と年4回の工場見学を企画し、今日迄実行してまいりました。当初は東京支部の事務は新橋の蔵前工業会の本部で扱っていただいておりましたが、或る日突然本部から排除されたため別に事務所を設け、約10年間経過してきましたが昨年東工大蔵前会館の完成で本部と一体化出来ました。この間の活動をお話したいと思います。
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東京支部講演会 | 2010年3月19日 |
「中日産学協同と経済発展の架け橋」 北京蔵前会 趙 彤 氏 |
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趙彤博士は中国ハルビン工大から東工大制御の竹中研に研究留学、1987年博士号を取得、帰国し出身校の教職に着く。1991年日本SMC筑波技術センターの客員研究員となり再来日、帰国後北京理工大の教授となる。この間日本SMC会社高田社長との深い信頼関係が生まれ、同社の中国進出方針が決まるや、1994年北京市に、SMC(中国)有限公司が設立され、社長となった。現在四つの工場と総数4,230の社員を擁し、主製品の空気圧シリンダー、FRL,ドライヤーなどを製造し、国内販売のほか日本、米国、EUなどに輸出して年間売上高400億日本円換算と急成長をとげている。開発研究には清華大、ハルビン工大、北京理工大、上海交通大などと産学協同体勢を組み、技術人材を養成しつつ、将来のグローバル化に対処するため国際的な産学協同の成功を目指している。中央政府から李嵐清・呉儀両副首相の工場視察を受け、北京市政府から(特別貢献帰国創業経営者賞)受賞するなど評価も高く重要視される迄になった。この企業成功の秘訣は『相互の信頼と現地化にある』と説かれた。今後とも技能人材の育成に力を入れ、外資企業として中国社会発展への貢献、中日両国の経済発展に貢献できることは留学生の幸せと結ばれた。
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東京支部講演会 | 2010年2月19日 |
「危機からうまれた哺乳類」 東工大大学院 生命理工学研究科 教授 岡田 典弘氏 |
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概要: 哺乳類は、2億5千万年前に起こった史上最大の大絶滅(96%の生命が死にえた)をかろうじて生き延びた獣歯類の一系統から生まれた。このグループは地球上で同時に起こった酸素濃度の低下に如何に適応するか?という問題に直面したのである。このような過酷な状況を生き延びて来た哺乳類の祖先の進化の道筋と、その後の系統分化の過程をDNAを用いた研究で再現する。 |
新春講演会 (本部共催) | 2010年1月18日 |
「日本の鉄道を世界へ! ~国際標準化・Suica開発~」 国際鉄道連合会長、東日本旅客鉄道㈱ 取締役副会長 石田 義雄氏 (S42機械) |
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概要: 鉄道は業務が多岐にわたり、それを支援する多数の情報システムによって支えられている巨大で複雑なシステムであるといえます。電子技術、コンピュータ技術の進歩により数々のシステムはめざましく発展し、列車集中制御装置や列車運行管理システムなど近代的なシステムが普及してきており、現在では列車の安全安定輸送に欠かせないものとなっています。今まで多くのシステム構築に携わってきましたが、その中で最もお客さまに近い営業関連のシステムで飛躍的な発展を遂げた『Suicaシステム』についてお話いたします。
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東京支部講演会 | 2009年10月1日 |
「年金の現状と今後の課題」 一橋大学 経済研究所 高山 憲之氏 |
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概要: 日本では年金の記録漏れや給付漏れが最近、大問題となっている。記録漏れや給付漏れの主な原因は、間違いが必ず起こることを前提にした点検と修正のためのバックアップ体制が用意されていなかったことにある。情報サービス提供型の積極行政に切りかえるため、各人の現住所情報を全行政機関が共用する体制をつくったり電子政府を実現したりする必要がある。 基礎年金をどのように改めるのかという問題も現下の日本ではホットイシューである。基礎年金を税方式に切りかえると世代間でみた年金負担は平準化する。企業部門の負担が純減するか否かは仮定の置き方に左右される。
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東京支部講演会 | 2009年7月7日 |
「国産旅客機開発などで注目される民間航空機産業」 佐藤技術士事務所(中菱エンジニアリング(株)内)、技術士(航空・宇宙) 東京工業大学 非常勤講師 佐藤 晃氏 (S39修機械) |
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概要: 世界では新しい民間航空機の開発があちらこちらで進められており、日本国内でもYS-11以降の国産旅客機開発が始まるなど、かつてない状況が生まれている。 そんなことから、最近のマスメディアでは航空機産業に係わる話題が取り上げられることが多くなってきた。 ここでは、なぜそのような状況が生まれてきたのかその背景を探ると共に日本の航空機産業の今後についてお話をして頂きます。
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東京支部講演会 | 2009年5月11日 |
「ポスト株主至上主義」 参議院議員、 早稲田大学客員教授 藤末 健三氏 (S61情工) |
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概要: 現在の金融危機の要因として、力を持ちすぎた金融がある。その中でも「会社オーナーは株主である」とする強すぎた株主市場主義は、我が国の企業の長期的な投資や人材育成の阻害要因となっており、その見直しを行う必要がある。現在検討している新しい会社法の紹介をする。
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東京支部講演会 | 2009年3月3日 |
「日本のアレルギー免疫療法(減感作療法)はなぜ効かないか?」 久我山病院アレルギー科部長 日本アレルギー学会認定専門医 長屋 宏氏 |
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概要: 花粉症や気管支喘息によって代表されるアレルギー病の原因も感染症の原因と同様に原則として花粉やホコリのように体外に存在します。最善の治療方法はアレルギーを起こす原因物質(アレルゲンと呼びます)をテストで確認して、出来るだけ接触を避けることは当然ですが、細菌に対して行うように、これらのアレルゲンに対して免疫をつくる予防注射を受けることが一番です。この予防注射による治療をアレルギー免疫療法(減感作療法)と呼んでいます。日本でも減感作療法は50年近く前に始められましたが、欧米におけるように改良工夫はほとんど行われず、昔のままに放置され続けてるので、したがって今日現在欧米で行われているような最新のアレルギー免疫療法を行わなくてはなりません。原因アレルゲンを確認するための適切な皮膚テストと有効な減感作療法を行うことです。 |
新春講演会 (本部共催) | 2009年1月21日 |
「デジタル放送の“これから”」 元日本放送会長 橋本 元一氏 (S43電子) |
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概要: 現在、我が国では国策として放送のデジタル化を進めており、2000年には衛星放送が、また地上テレビも2003年12月東名阪地区からスタートし、以来着々と作業が進められている。 放送局から送信する電波のデジタル化に合わせて重要なのは、視聴者が受信するための設備をデジタル化する必要もある。多種多様な受信機の取り換えやアンテナ設備のデジタル化である。 従来のアナログ放送を廃止する期限とされている2011年7月までは、あと3年弱。 国を挙げて関係者の取り組みが行われているが、どんな課題があるのか?また、このデジタル化の効用は?また放送はどう変わっていくのか?など、デジタル放送の疑問と“これから”についてお話ししていただきます。 |
東京支部講演会 | 2008年12月12日 |
「好奇心と生命のヒントーーー化石」 ㈱柏木博物館社長・蔵前工業会東京支部常任幹事 柏木 恭忠氏 (S36機械) |
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概要: 赤、緑、青が重なって輝いているアンモナイト、陶器と間違えそうな白いアンモナイト、今にも動き出しそうなカニの化石、などの写真と実物で化石の美しさ、不思議さをご紹介。化石は生命の始まりと終わりについても語っています。オオム貝、シーラカンスのように数億年前に出現し、現在も生息する「生きた化石」が存在するとはいえ、多くの生物は絶滅してしまいました。現在も絶滅の種が増えています。マンモスは約300万年前に出現しましたが約1万年前に絶滅してしまいました。絶滅した理由の一つがストレスといわれています。癌(ガン)の大きな原因はストレスです。現代の西洋医学では末期がんの治癒はほとんど不可能です。世界レベルの統計では10%以下の治癒率となっています。自然から学ぶ治癒法がありそうです。 |
東京支部講演会 | 2008年9月18日 |
「実現が近づいたマグネシウム社会―化石燃料フリーエネルギーサイクル」 東京工業大学 統合研究院 教授 矢部 孝氏 |
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概要: 2025年には30億人が新たな水を必要とするという報告がある。この水を作るには、逆浸透膜による最新の淡水化装置を用いても全世界の電力量の半分のエネルギーが必要である。地球の危機を救うには、水とエネルギーを同時に解決する手法が望まれる。 我々は、海の中に1800兆トンという巨大な資源が眠るマグネシウムを用いたエネルギーサイクルを提案している。淡水化の副産物として精製されるマグネシウムをエネルギー源とし、太陽光から直接発振するレーザーにより、使用済みの酸化マグネシウムを還元し、マグネシウムを再生する。 実用化が1,2年後に近づきつつある、こうしたサイクルの実証化試験の現状と将来について展望する。 |
東京支部講演会 | 2008年7月3日 |
「洞爺湖サミットに向けた我国のエネルギー戦略」 東京工業大学・大学院理工学研究科 教授 柏木 孝夫氏 (S49修生機) |
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概要: これまでのエネルギー政策は行政主導型で展開してきたが、洞爺湖サミットを機に官邸が主導するトップタウンのエネルギー政策へと転換し、「新エネルギー国家」として世界に向けて強烈なアピールを開始することを期待したい。これらエネルギー政策に対する最近の動向を述べ、環境とエネルギーとの一体化ソリューションモデルについて展望する。 |
東京支部講演会 | 2008年5月14日 |
「日本のモノづくり~風土 文化 伝統」 国立科学博物館 研究主幹 鈴木 一義氏 |
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概要: 「モノづくり」という言葉が盛んに言われるようになった。そこに含まれる日本独自の技術や製品は、グローバル化が進むモノづくりの世界において、逆に難しくなっているようにも思う。もしそのようなことが可能とするなら、それは長い歴史や文化に根ざした、他が追随できない、他にない、風土や文化、伝統の延長上を意識することが一つの方向ではないだろうか。ブランドとは、過去から作り続けたモノに対する信頼が、次のモノに繋がることで成り立つ。揺るぎない作り手の自信が、購入者の信頼に繋がる。日本の過去からのモノづくりは「和魂漢才」「和魂洋才」の言葉が示すように、実は無意識のうちに和の魂が自信として込められてきたと思う。その無意識を意識し、伸ばしていくことが「モノづくり」に繋がるのではないだろうか。 |
東京支部講演会 | 2008年3月6日 |
「私が行った経営改善の足跡」 蔵前工業会東京支部支部長 長屋 稔氏 (S27機械) |
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概要: 私が㈱日立製作所戸塚工場に昭和27年に入社後、約20年後の昭和48年に第1次の石油ショックにより急激に電々公社の注文が激減した。戸塚工場は人員過剰となり、その対策として急遽私が子会社の日立湘南電子㈱の社長に任命され、戸塚工場より間接員100名を移し、新たな仕事を創成し、石油ショックの危機を救った。以降、東京コスモス電機㈱、ミツワ電機㈱の経営改革を役員として赴任して実行した。またコンサルタントとして三星電気㈱、大日本印刷㈱、㈱日立製作所の家電工場、フクダ電子㈱他、現在も生産革新の指導を行っている。 |
新春講演会 (本部共催) | 2008年1月28日 |
「我が国のイノベーション政策と新たなモノづくり企業に向けて」 ㈱日立製作所 取締役会長 庄山 悦彦氏 (S34電) |
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東京支部講演会 | 2007年11月21日 |
「いのちへの共感」 野外学校FOS代表・アルパインスクール&ガイドMASA主宰 淑徳大学非常勤講師 戸高 雅史氏 |
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概要: 戸高さんは「五感を通した気づきを尊重」した自然とのふれあいを実行されている方です。 世界の最高峰の山々を単独登頂、あるときは無酸素登頂を成し遂げ、1996年にオペル冒険大賞を受賞されました。現在、自然と人とのふれあいから生まれる「いのちへの共感」をテーマに、FOS・講演・執筆など、様々な活動を行っている戸高さんに体験談をお話していただきます。 |
東京支部講演会 | 2007年9月4日 |
「現代俳句事情」 俳人 片山 由美子氏 |
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概要: 日本人なら誰でも、「古池や蛙飛びこむ水の音」「秋深き隣は何をする人ぞ」など、芭蕉の句の一句や二句は知っているはずです。それほど広く親しまれている俳句ですが、いまもなお芭蕉のような俳句が作られていると思っている方も少なくないことでしょう。俳句は古臭いものであるという思い込みは根強いものがあります。しかし、実をいえば芭蕉のことを全く知らなくても俳句を楽しむことはできます。俳句は現代における知的な遊びのひとつであり、さまざまな好奇心を満たしてくれるものなのです。団塊の世代の参入も目立つ昨今、俳句のある人生の楽しさを知っていただきたいと思います。 |
東京支部講演会 | 2007年7月10日 |
「人の住む惑星ができるまで」 東京工業大学 教授 高橋 栄一氏 |
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概要: 東京工業大学の地球惑星科学専攻では2004年から5年間21COE「地球:人の住む惑星ができるまで」が採択され高橋先生はその拠点リーダーを勤めておられます。このCOEプログラムは地球惑星専攻のほかに、生命と環境に関わる学内の5専攻からメンバーを募り、我々の地球がどのような宇宙の摂理によって生命のあふれる惑星に進化したかを研究しています。COEの主な研究成果を紹介するほか、高橋先生が専門としておられる高温高圧実験による地球深部の研究について研究の現状と将来の夢を語っていただきます。 |
東京支部講演会 | 2007年5月18日 |
「ものづくり日本大賞からみたわが国のものづくり」 蔵前工業会とうきょうしぶ常任幹事、元ものつくり大学技能工芸学部長 吉川 昌範氏 (S38機械) |
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概要: わが国の発展はものづくり産業に大きく左右されるので、2005年に「ものづくり日本大賞」が新設され、本年第2回を迎えることになりました。ものづくりを普及し、その選考有識者会議メンバーのひとりとして、ものづくり日本大賞からみたわが国のものづくりについてお話頂きます。 |
新春講演会 (本部共催) | 2007年1月23日 |
「キヤノンの仕事術」 キヤノン電子㈱ 取締役社長 酒巻 久氏 |
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概要: 自発、自治、自覚(何事にも進んで行動し、自分のことは自分で管理して、自分の立場や役割を自覚する)というキヤノン伝説の三自の精神で表されるキヤノンの仕事術についてお話していただきます。 |
東京支部講演会 | 2006年6月21日 |
「スポーツ工学から生まれたデジタル・ヒューマン」 東京工業大学 大学院 情報理工学研究科 宇治橋 貞幸氏 |
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概要: スポーツにおけるハードウエアの性能や安全性の向上に関する研究から人間を抜きにしては本当に役に立つ成果は得られない事に気づき、そのためには人間らしいコンピュータ・モデルが必要であるとの結論に達し、その製作に関わるようになった。この経緯を自身の体験を中心にして紹介するとともにデジタル・ヒューマンの将来について語って頂きます。 |
東京支部講演会 | 2006年5月25日 |
「技術の動向」 ㈱日立製作所 執行役副社長 小野 功氏 (S43電) |
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概要: ユビキタス情報社会における技術開発は、金融や鉄道で培った技術を自動車へ技術移転したり、全く新しい分野の展開を試みる事が重要となってきている。日立グループでは技術と応用をマトリックス管理し、技術に磨きを加える方法をとっている。その中で、ある分野で開発した技術の応用分野の横展開例として「指静脈認証」「超小型RFID」「音声合成、認識」などの技術を紹介する。 |
東京支部講演会 | 2006年3月3日 |
「新しい液晶の世界」 東京工業大学 大学院理工学研究科 竹添 秀男氏 |
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概要: 液晶はあっという間に画像の世界をかえてしまった。しかし、液晶の世界はこれだけではない。物理や化学の世界でも多くの話題を提供している。講演では以下のように、前半で一般的な液晶と液晶ディスプレイを紹介し、後半で我々が興味を持っている新しい液晶とその科学、新しい液晶の応用をご紹介したい。 |
新春講演会 (本部共催) | 2006年1月31日 |
「株式会社ウィルコムの逆転戦略」 ㈱ウィルコム 代表取締役社長 八剱 洋一郎氏 (S53応物) |
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概要: IBM,AT&T,日本テレコム、そして株式会社ウィルコム、4社の経験をもとに、外資系企業と日本企業の考え方の違いと、現在ウィルコムが仕掛けている「逆転戦略」の概要を簡単な無線理論を交えながらお話いただきます。 |
東京支部講演会 | 2005年12月2日 |
「ダイヤモンドのはなし」 蔵前工業会東京支部常任幹事、元ものつくり大学技能工芸学部長 吉川 昌範氏 (S38機械) |
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概要: ダイヤモンドというと、誰もが宝石を浮かべますが、ここではダイヤモンドをつくりそれを工業材料として応用する、材料としての合成ダイヤモンドについてお話していただきます。 ダイヤモンドは他の材料にない優れた半導体特性、光学的特性、機械的特性、熱伝導性、音響特性を持っており、機械、電子、情報、宇宙、医療産業など先端分野の未来を担うものとして期待されています。 |
東京支部講演会 | 2005年11月1日 |
「医用器機業界の状況 ~その中でフクダ電子は~」 フクダ電子㈱ 専務取締役 高橋 隆氏 |
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概要: フクダ電子㈱は技術の蓄積と経験、自信を持って心臓電気現象の地図化を皮切りに国産初の小型心電図自動解析装置「マイコン心電計」等心電計の分野で確立した世界技術力を背景に各種の医療機器を製作しています。 少子・高齢化が進んでいる今日、医療費の高騰・医療費原資の減少等により、医療費抑制強化が叫ばれ、医療業界にとっては厳しい診療報酬改定が繰り返し実施されてきております。 医用器機製造業者も、この医用行政の動きと切っても切れない特異性を含めて、その中の活動を紹介させて頂きます。 |
東京支部講演会 | 2005年7月20日 |
「ダントツ商品開発戦略について 顧客の潜在ニーズの発掘・開発からデビューまで」 日立ホーム&ライフソリューション㈱ 電化事業部長 石井 吉太郎氏 |
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概要 家電品開発の特徴は仕様・デザイン・価格・数量・発売のタイミングを一つに決めなければならない。一方標準化は戦略的先行標準化からマーケット指向標準化にすべきである。 一方商品コンセプト構築のためにニーズ発掘調査が必要でユーザープロフィールの絞り込みをしなければならない。洗濯乾燥機・掃除機等の実例について開発からデビューまでを紹介する。 |
特別音楽会 | |
ピアノ演奏: 川島 余理氏 | |
ショパン 「子守唄 舟歌 バラード第4番アンダンテ・スピアナード 華麗なるポロネーズ」 |
東京支部講演会 | 2005年5月25日 |
「都市地震災害と対応技術の現状」 東京工業大学大学院 助教授 竹内 徹氏 (S57建築) |
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概要: 近年、世界中で大地震が頻発しており、東京を始めとする大都市に住まう皆様にも漠然とした不安を抱いている方が多いかと思います。東工大では平成15年度より21世紀COEプログラムにより「都市地震工学センター」を設置し、多角的な対策研究を展開しています。今回の講演会では近いうちに発生が予測される大地震と東京への影響、地震を受けたときの建物の壊れ方や地震の被害を低減する技術として一般的になりつつある免震構造、制振構造などの概要について、初歩知識をわかりやすく紹介したいと思います。また、各御家庭でできる防災対策についても触れたいと思います。 |
東京支部講演会 | 2005年2月24日 |
「火山のはなし-三宅島・浅間山などの火山活動-」 東京工業大学 火山流体センター 教授 平林 順一氏 |
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概要: 浅間山の噴火で大変お忙しい火山流体センター教授平林先生に火山のお話しをしていただきます。最近の三宅島・浅間山の火山活動などについてもホットなお話しが聴けるので…非常に興味深いお話しです。 |
新春講演会 (本部共催) | 2005年1月18日 |
「知能ロボットの挑戦~工場の連続無人稼動を求めて」 ファナック㈱ 代表取締役社長 稲葉 善治氏 |
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東京支部講演会 | 2004年12月14日 |
「明日の科学技術を探る」 政策研究大学院大学 中島 邦雄氏 |
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概要: 2004年に入り経済社会にやっと明るさが戻って来た今、日本に対する内外からの要請は、経済規模にふさわしい科学技術面での本格的なフロントランナーとしての役割である。グローバル化の進展、企業研究の選択と集中、国立の研究所、大学の独立法人化、産学連携の活発化など科学技術を巡る環境激変の中での科学技術の明日の道を探る。 |
東京支部講演会 | 2004年9月1日 |
「地震発生予測の現状と今後の展望」 東京工業大学 理事 副学長 本蔵 義守氏 |
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概要: 地震発生は突発的な現象であり、その予測は大変困難であることが予想されるにもかかわらず、地震予知に対する大きな期待が国民の間に存在していたことは事実である。しかし、阪神・淡路大震災を契機に、地震予知の可能性について冷静な見直しが始まった。とくに、地震現象の物理的理解がまだまだ不十分であることが認識され、経験的予知から基礎研究へと方向転換が図られた。本講演では、このような流れに沿った最新の研究成果に基づき、地震発生予測の現状を紹介したい。 |
東京支部講演会 | 2004年7月2日 |
「灯台に見る日本の近代」 東京工業大学教授 藤岡 洋保氏 |
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概要: 戦前の洋式灯台の歴史について紹介するもので、多くの図版を用いながら、単純な構造物とかノスタルジックな対象として見られがちな灯台に、国際関係の反映や、洋風技術の導入の仕方、自立的発展をめざす地域の意向など、日本の近代化の課程が見られることをお話していただきます。 |
東京支部講演会 | 2004年5月26日 |
「都市高速道路のレトロフィットプロジェクト」 東京工業大学 工学部長 教授 三木 千寿氏 |
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概要: 東京オリンピックにあわせて建設された首都高速道路をはじめとする都市高速道路の橋脚や橋げたに疲労損傷が進行しつつある。多くは幹線道路上に設置されているなどの設置環境や社会的な影響を考えれば、道路を供用しながら補修や補強を行う必要があり、極めて高度な技術が必要とされる。 既設の高速道路に対する疲労と破壊の制御を目的としたレトロフィットプロジェクトの現状を語っていただきます。 |
東京支部講演会 | 2004年4月21日 |
「我々はどこから来たのか、我々は何ものか、我々はどこへ行くのか」 東京工業大学 教授 丸山 茂徳氏 |
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概要: 『生命の起源と地球の歴史』の研究最前線のお話をします。40億年前までに深海の暗闇の熱水循環系で誕生した生命は27億年前頃には浅海に進出し、酸素発生型光合成を大規模に行うようになりました。その酸素によって大型化した生物は真核生物へと進化しました。6億年前頃の急激な酸素増加によって、さらに大型化して、酸素呼吸型多細胞脊索動物が誕生しました。その中から人類が誕生し、文明を創ります。その人類の未来、火星の生命、さらに2020年頃までに見つかるであろう、太陽系の外側の地球型惑星の探索の見通しまでをお話しましょう。 |
東京支部講演会 | 2004年3月10日 |
「細胞手術 -共有結合と非共有結合の操作-」 東京工業大学 教授 猪飼 篤氏 |
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概要: 生きた細胞を人間の手で一つ一つ操作することにより将来の遺伝子治療などが確実に行える。その基本は共有結合やろいろな非共有結合を一本づつ人間の手で力学的に切り貼りする技術にある。 |
新春講演会 (本部共催) | 2004年1月27日 |
「デンソーのものづくりの深化」 ㈱デンソー 取締役社長 深谷 紘一氏 |
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東京支部講演会 | 2003年12月10日 |
「Meister ~11年間の活動とその足跡~」 東京工業大学 蓮見 孝志氏 ・ 大楠 哲平氏 |
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概要: 人力飛行機で30km飛行達成!! 惜しくも日本大学に敗れたものの、それは近年の人力飛行機界では考えられなかった記録だ。なぜ、ここまで飛べるようになったのか。 エコノムーブ(小型電気自動車)への初挑戦! Meisterにとって未開拓の分野に足を踏み入れたが、それは試行錯誤の連続であった。 1998年秋田で行なわれたソーラーカーの大会で総合5位(国内大学学部生中1位)、2001年・2002年鳥人間コンテスト、人力プロペラ機部門にて連続優勝、2003年準優勝の功績のあるMeisterの代表蓮見・大楠氏に命がけで取り組んだ一年間を、そしてMeisterの挑戦を紹介していただきます。 ※ Meisterとは、「人力飛行機部門」、「エコムーブ部門」の二つで活動している東京工業大学の学部学生のサークルです。 |
東京支部講演会 | 2003年10月10日 |
「東工大のスーパーコンピュータを使った高校生のスパコン」 東京工業大学 教授 渡辺 治氏 |
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概要: 高校生の理科離れと学力低下が話題となっていますが、与えられた仮題を1週間程度のプログラミング訓練で東工大の最新スーパーコンピュータを用いて並列計算し、計算速度を競うコンテストが8月1日に行われました。高校生の頭の柔らかさと課題をこなす基礎学力の高さに驚かされます。 理工系の学力ではひけをとらないと自負されてきたOBの方々でも、与えられた課題を理解するのが大変なのに、パソコン程度に触れるのが精一杯の高校生が、一気にスーパーコンピュータによる並列計算に挑み、計算速度を競う姿には、世間の高校生に対する風評がすっ飛び感動すら覚えます。 今年で第9回目になるスパコンのいきさつ、今年の計算課題と過去の特記したい課題、エントリーした高校、イベントの様子、課題への取り組み、コンテストの結果、総評、苦労話などを、主催者の渡辺治教授(情報理工学研究科)に語って貰います。非常にさわやかで若者の将来への期待がもてるお話です。 |
東京支部講演会 | 2003年3月19日 |
「「トヨタ生産方式」から世相を見れば…」 ものつくり大学教授 田中 正知氏 |
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概要: トヨタ式」が世間の注目を浴び、どう違うかを書いた本が多数ある。 これとは逆に、永年の製造現場改善の経験を踏まえ「トヨタ式」の方から世相を見て、「モノづくり的思考」と「人づくり」の大切さを訴える。 同時に「ものつくり大学」での新しい試みについても、御紹介いただきます。 |
新春講演会 (本部共催) | 2003年1月28日 |
「日立の経営改革」 ㈱日立製作所 社長 庄山 悦彦氏 (S34電) |
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東京支部講演会 | 2002年12月2日 |
「患者から見た医療裁判」 弁護士 吉川 壽純氏 |
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概要: 裁判における証人尋問・鑑定等の各実例を見ながら、医療裁判の実情を知りましょう。その上に立って、あなたが疑惑を持った時の扉の開け方、開けてからの裁判での戦い方を知りましょう。そして、医療裁判は、今後どういう方向に進んでいくのかを考えてみましょう。 |
東京支部講演会 | 2002年11月14日 |
「市民充電ネットワークの形成・・2001年充電の旅」 舘内 端氏 |
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概要: 2001年4月から10月まで、手作りのEV=電気自動車で充電しつつ、日本を1周した。目的は、EVの普及に必要な充電スタンドの設置である。といっても、EVは家庭のコンセントで充電可能である。そこで、家庭のコンセントを充電スタンドに見立て、充電に協力していただけるご家庭をコンセント・サポーターとして募集した。1521人ものサポーターに応募いただき、いよいよ東京を手作りEVが出発したのだが・・・。果たして、市民充電ネットワークは形成できたのだろうか。なお、この旅は、新聞86紙、TV30局、ラジオ14局、雑誌47誌に報道され、旅のホームページへのアクセスは300万件に及んだ。 |
東京支部講演会 | 2002年9月26日 |
「ロボットコンテストの教育的意義」 ロボット博士 森 政弘氏 |
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概要: ロボットコンテストは、与えられた課題を満たすようなロボットを創案しそれを手作りして、競技を行うイベントで、現在日本中で、数十種類もが定例的に行われている。NHKのアイデア対決ロボットコンテストは、テレビ放送されている。中学校にも波及し、技術科の授業として約2000校が採用している。 ロボットコンテストはたんなる娯楽や遊び事ではなく、すばらしい教育効果が上がる人間形成への道ということが、ここ10年以上の経験から実証されてきた。そして「登校拒否を下校拒否に変えるロボットコンテスト」「教育改革はロボットコンテストから」「物作りは人作り」といった標語さえ生まれるに至っている。 こうしたロボットコンテストの人間形成への効果について、お話しいただきます。 |
東京支部講演会 | 2002年7月25日 |
「音環境デザイン--- 音を通して環境と対話する」 音環境デザイナー 庄野 泰子氏 |
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概要: 音を通して人間と環境との関係性をデザインする音環境デザインは新しい分野ですが、そのパイオニアである庄野氏は ar+d Awards 最優秀賞を受賞するなど、国際的にも評価されています。「我々自身と我々が住む地球との間の詩的なインターラクションの可能性についての理解は、驚くべきものである。今まで一つとしてこれに類するものは作られたことがない」(The Architectural Review 誌)など、今海外の各誌で注目されています。ここ数年の氏の音環境デザインの実例を音や映像とともに、お話しいただきます。 |
東京支部講演会 | 2002年6月5日 |
「飲食店検索サイト[ぐるなび]のビジネスモデルとIT革命」 ㈱ぐるなび 社長 久保 征一郎氏 (S44電気) |
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概要: 「ぐるなび」はインターネットおよび携帯電話上で飲食店情報を検索、紹介するサービスで、現在20000店のレストランが加盟しており、月間アクセス数が4000万PVのサイトです。「ぐるなび」は外での飲食の機会・出費の多いサラリーマン・OLが集中する都市圏の生活者の行動様式を変えると同時にレストランの販促、宣伝の考え方を大きく変えようとしています。「ぐるなび」のビジネスモデルを例にIT革命の実態についてお話をしていただきます。 |
東京支部講演会 | 2002年4月22日 |
「ソニーの生産革新について(特に美濃賀茂テック)」 ソニーイーエムシーエス㈱ 執行役員常務、 美濃賀茂テックプレジデント 加藤 典孝氏 |
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概要: 加藤氏は,1992年3月ソニーの生産革新がソニー美濃賀茂㈱でスタートした時、事務局として、その生産革新を推進され、且つ全社の生産革新も指導されました。1995年1月からは、ソニー美濃加茂㈱の専務、更に社長としてソニー美濃加茂工場をソニー全世界69工場の中、最も生産革新の進んだ工場に仕上げ、2年連続会長賞、社長賞を受賞されました。その成果は、1992年と2000年の売上比4・5倍,2000年と2001年の利益比2倍に如実に表れています。是非、この機会に、生産革新の素晴らしさをご拝聴していただければと思います |
東京支部講演会 | 2002年3月6日 |
「気の科学について」 電気通信大学名誉教授・日本サイ科学会会長 佐々木 茂美氏 |
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概要: 材料強度学-金属疲労の研究・サイ科学―科学的実験によって気の存在を立証し、その性質や制御方法を明らかになさった、佐々木茂美先生より、東洋の伝統文化の基にある[気]の性質、制御方法、測定法などを実験を交ぜて、お話しいただきます。 |
新春講演会 (本部共催) | 2002年1月28日 |
「蔵前工業会新春講演」 衆議院議員 民主党幹事長 菅 直人氏 (S45応物) |
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東京支部講演会 | 2001年11月30日 |
「アレルギーに対する正しい治療について」 杏林大学客員教授 久我山病院アレルギー科部長 長屋 宏氏 |
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概要: アレルギー病を持っている患者自身はもちろん、その家族や友人あるいは治療を受け持つ医師にとっても第一に知りたいことはアレルギー病は治るのかということでしょう。 もしも治るものなら、どのような治療法が最も有効なのか?治るのにどのくらい時間がかかるのか?また根本的な治療法の効果が出るまでに、一時的にでも症状を抑えるためにはどのような対症療法を受けばよいのか?これらの質問に対して、できるだけわかりやすく、しかも医学的にお話しいただきます。 |
東京支部講演会 | 2001年10月3日 |
「未経験の大型プロジェクトの遂行にあたって -大型核融合装置JT-60の建設から目標達成まで-」 日本アドバンストテクノロジー㈱ 代表取締役社長 太田 充氏 |
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概要: 日本原子力研究所の大型核融合装置JT60の計画は、政・官・財の多くの関係者、大学の支援があって初めて立ち上げることができたものである。予算規模は、それまでの装置に比べて2桁も大きく、未経験の技術を要した。このため、計画遂行には発注者と産業界との一体感が不可欠であった。講演では、設計、製作、据付・試験、契約変更、納期などでの経験談を中心にお話していただきます。 |
東京支部講演会 | 2001年8月23日 |
「外国エネルギー企業の対日事業進出状況」 ㈱ダイアモンドエネルギー 関根 至氏 |
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概要: 1995年以降、わが国のエネルギー市場では規制緩和が進んでおり、電力・都市ガスの両公益事業法の改正に伴い、水平的で単純なエネルギー間競争から、複雑なエネルギー供給システムを巡る 競争へと変質が始まっている。 わが国のエネルギー市場は、旺盛な事業投資意欲を有する外国企業にとり本当に魅力的なのか?今回は、直接対話も含め、彼等の対日事業戦略とその展開の現状を報告する。 |
東京支部講演会 | 2001年7月27日 |
「建物を復原するということ」 昭和女子大学 教授 平井 聖氏 |
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概要: 縄文時代の高殿をはじめ天守閣などが各地で復原され、話題になっています。実際に建物を建てるほかに、ブラウン管を通して多くの方々の目に触れるTVドラマのセットやイラストレーションも、復原作業の一つです。学問の分野でも、建築の歴史を語るとき、復原という作業は欠かせません。現存する建物でも、古ければ古いほど、改造・増築などの手が加わっているからす。そこで、歴史を語るためにも、建ったときの姿の確認が、必要になります。 現在、今年の大河ドラマの「北条時宗」、来年の「利家と松」の建築考証や、金沢城の五十間長屋・菱櫓などの復原にたずさわっていらっしゃいますので、それらを交えてお話をしていただきます。 |
音楽会 | |
東京芸大の学生による音楽会 | |
東京支部講演会 | 2001年4月23日 |
「地方自治50年の回顧と展望」 前浜松市長 栗原 勝氏 (S22建築) |
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概要: 本学・建築学科を昭和22年に卒業後、半世紀にわたって地方自治に携わり、浜松市長を一昨年まで5期20年にわたってなさった体験と、21世紀の地方の時代についてお話いただきます。 |
東京支部講演会 | 2001年3月21日 |
「日本におけるIT革命の現状」 ㈱NTTデータ 取締役 山下 徹氏 (S46社工) |
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概要: 昭和46年 NTTデータの前身日本電信電話公社入社以来、今日まで日本の通信業界を見つめてこられ、現在もビジネス企画開発本部でご活躍の講師が、21世紀に入りIT革命はすべての企業、すべての消費者を巻き込む第2フェーズにはいったと言われる中で、ITにより業界構造/企業活動/社会生活がどのように変わっていくのかについて事例を交えながらご紹介下さる。 |
東京支部講演会 | 2001年1月11日 |
「科学技術創造立国にむけて」 元 科学技術庁総括政務次官 現 衆議院議員・公明党文部科学部会部会長 斎藤 鉄夫氏 (S49応物) |
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東京支部講演会 | 2000年11月30日 |
「囲碁にまつわる雑学」 財団法人関西棋院 六段 吉田 美香氏 |
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概要: 囲碁の歴史やプロ社会、経験談などを交えながら女性から見た囲碁をご紹介していただきます。 講演会終了後、実際に囲碁の指導をして下さいます。 |
東京支部講演会 | 2000年10月4日 |
「夢の医療機器の設計・製作を目指す生体分子のナノカ学」 東京工業大学 生命理工学研究科 猪飼 篤氏 |
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概要: 原子・分子は小さくて目に見えないものの代表であるが、最近発明された原子間力顕微鏡の針を使うと一本のDNA、一個のタンパク質、あるいはシリコンの原子に触れることができる。これを利用して、DNAやタンパク質の端をつまんで引っ張ったり、ちぎったりする力を測定すると、原子・分子レベルの材料力学となり、将来のナノマシン設計の基礎データの蓄積ができる。 |
東京支部講演会 | 2000年9月7日 |
「デジタル放送の動向」 日本放送協会(NHK) 技術局 技術主幹 榎並 和雅氏 |
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概要: 今年12月から衛星デジタル放送が始まる。高画質ハイビジョン放送と多様な情報が送れるデータ放送がメインのサービスである。放送開始に向け着々と準備が進んでいる。一方、地上の放送もデジタル化が進む。ハイビジョン、データ放送のサービスに加え、移動受信が可能になる。 |
東京支部講演会 | 2000年7月11日 |
「忙しい人のための俳句のススメ」 青山学院女子短大 非常勤講師 片山 由美子氏 |
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概要: 俳句は十七音がすべてです。その極小の世界が、ときには一篇の小説に匹敵する力をもつこともあります。俳句は過去のものではありません。現代俳句の魅力を紹介し、俳句のある生活へ案内します。俳句は人生を変えるかもしれません。 |
東京支部講演会 | 2000年6月7日 |
「F1から電気スクーター」 小野 昌郎氏 |
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東京支部講演会 | 2000年4月21日 |
「日本の古地図」 建築家 山下 和正氏 |
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東京支部講演会 | 2000年3月8日 |
「スポーツと人間」 財団法人日本サッカー協会会長 I・O・C委員 岡野 俊一郎氏 |
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東京支部講演会 | 2000年1月19日 |
「21世紀の社会保障制度改革」 ㈱富士通総研 松山 幸弘氏 |
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音楽会 | |
東京支部講演会 | 1999年12月14日 |
「環境とエネルギー」 東京農工大学 機械システム学科 柏木 孝夫氏 |
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東京支部講演会 | 1999年11月10日 |
「日本の観光政策」 運輸省 海上交通局総務課長 本保 芳明氏 |
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東京支部講演会 | 1999年9月27日 |
「私のルーツ・家族の風景」 神津 カンナ氏 |
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東京支部講演会 | 1999年6月24日 |
「操作されるイノチ・複製されるワタシ」 高木 美也子氏 |
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東京支部講演会 | 1999年5月26日 |
「美しい日本の心」 |
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音楽会 | |
東京支部講演会 | 1999年4月30日 |
「中国の環境問題の現状」 海外経済協力基金 技術顧問 菱田 一雄氏 |
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音楽会 | |
東京支部講演会 | 1999年3月30日 |
「文化卓話会」 |
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東京支部講演会 | 1999年3月24日 |
「発展途上国の環境問題」 国際環境技術移転研究センター 野田 眞男氏 |
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東京支部講演会 | 1999年2月3日 |
「肺がん」 |
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音楽会 | |
東京支部講演会 | 1999年1月25日 |
「新春の景気とその掴み方」 斎藤 栄三郎氏 |
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東京支部講演会 | 1998年11月26日 |
「天皇陵にみる歴史」 |
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音楽会 | |
東京支部講演会 | 1998年10月22日 |
「リスクとマネー」 |
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音楽会 | |
東京支部講演会 | 1998年9月25日 |
「私の弓道」 横山 亮次氏 |
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東京支部講演会 | 1998年7月22日 |
「生活習慣心臓病」 秋田大学 助教授 松岡 一志氏 |
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東京支部講演会 | 1998年6月24日 |
「惑星と衛星の形成シナリオ」 東京工業大学 理学部 助教授 |
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音楽会 | |
東京支部講演会 | 1998年5月22日 |
「不況からの脱出はなるか」 野村アセットマネジメント投信㈱ 専務取締役 田邊 孝則氏 |
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音楽会 | |
東京支部講演会 | 1998年5月20日 |
「折り紙建築」 |
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東京支部講演会 | 1998年4月20日 |
「茶の湯の楽しみ」 |
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東京支部講演会 | 1998年3月24日 |
「世界の歌劇場とオペラ」 | |
音楽会 | |
東京支部講演会 | 1998年2月24日 |
「1000年文明と血液循環の工学 血圧って何ですか」 東京工業大学 清水 優史氏 |
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音楽会 | |