神奈川県支部案内

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       平成28年度見学会報告
  昨年の蔵前ジャーナルで、世界的なワインコンクールで日本初の金賞受賞と紹介された中央葡萄酒（株）明野ワイナリーを見学しました。
6月3日（金）8:35、参加者53名（如水会2名）を乗せた大型バスが海老名を出発、中央高速を経て10:35到着。同社社長三澤茂計氏（S48合化）
のご説明で、葡萄農場、醸造所、ワインセラーを見学しました。
　　　・よいワインを作るには原料となる葡萄が重要。栽培法を従来一般的だった棚造りから垣根造りに変え、収量は減っても醸造に適した
　　　　葡萄作りを実践。
　　　・収穫時期の良し悪しは、今は結果が出て初めて分かる。農場に雨量・日照の観測器を設置して大学に送り、データベース化を推進。

　三澤氏の「技術の方向性が1つではない。ワインには作り手の思想や哲学が出る。」という言葉に感銘を受けた方も多かったようです。
専門的な質問も多く話は尽きませんでしたが、次は待望のワインの試飲でした。三澤氏のレクチャーのもと、白、ロゼ、赤x2の計4種類のワイン
の色や香り、味の違いを五感で楽しみ、13:00にワイナリーを後にしました。
昼食は清里でボリューム満点の甲州名物「ほうとう」と地酒などを堪能しながら歓談しました。萌木の村オルゴール博物館や清里駅の見学、
お土産選びなどで自由時間を楽しみ、16:15に帰路につきました。車中では見学会の感想（採点?）やクイズで盛り上がり、定刻の18:20に海老名
に到着、終日絶好の天気に恵まれた見学会も無事終了し、解散となりました。
 
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　淺川吉章(S52機物、S54修)