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神奈川県支部案内

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蔵前工業会神奈川県支部 平成26年度 第1回土曜講演会および納涼大会 報告
 
  日時: 平成26年8月23日(土) 14:00~18:30
  場所: 土曜講演会 東工大蔵前会館 ロイアルブルーホール 
       納涼大会  東工大 大学食堂2階
 参加者:土曜講演会 71名  納涼大会 82名(含ロス・ガラチェロス)
  アトラクション:ラテンジャズビッグバンド「ロス・ガラチェロス」の生演奏
 
 土曜講演会は、元ソニー執行役員常務の越智成之氏を講師にお迎えし、「イメージセンサーの開発と実用化」と題して行われました。
 古くからのイメージを捉える手段であるフィルムカメラ、撮像管やMOS、電荷転送等の技術の影響のもとになされたCCDの発明は
ノーベル賞を受賞するほどのものであったにもかかわらず、実用化は苦難の道であり、日本の技術者の努力のうえになされ、発明から
ソニーの家庭用CCDカムコーダの発売まで16年の年月を要したことは驚きでもあります。また、「技術は創造力(Originality)、ビジネス
は想像力(Vision & Imagination)」、「技術者はできないという言葉を使わない、ブレークスルーを目指す」、「革新の秘訣は、
1)仕事が面白い、2)システムと技術とビジネスの同時開発、3)組織のダイナミズム」など
研究、開発、実用化そして事業化を達成した技術者ならではの言葉を聞くことができました。技術にとどまらず、ソニースピリットとも
言える技術者のあり方など幅広い講演に参加者各位は大いに満足されたことと思います。
 土曜講演会に続いて納涼大会が開かれました。この納涼大会は、一昨年の夏に初めて開催され、今年は3回目になります。
神奈川県支部の太田支部長の開会の挨拶から始まり、ご来賓の東工大理事・副学長岡田清様、蔵前工業会理事の大野博様、
如水会横浜支部長の田尻恵保様のご挨拶の後、当日出席者の中で最年長であった岡田俊男様の乾杯のご発声で始まりました。
 東工大ラテンジャズビッグバンド「ロス・ガラチェロス」が演奏するBGMのもとでお酒を飲みながら歓談し、新企画である
「お知らせタイム」で支部行事案内と如水会からの案内を行った後に、ロス・ガラチェロスによる本格的生演奏に聴き入り、会場全体が
大いに盛り上がりました。演奏後は、ロス・ガラチェロスの学生諸君も交えて歓談し、全員で東工大の大学歌、一橋大の大学歌を
歌い合い、交流を一段と深めあいました。最後に前支部長の関口光晴様に締めをお願いし閉会となりました。皆様のご協力により、
夏の暑さも吹き飛ばすことが出来ました。
 
                                                                <文責> 山本 惠一