神奈川県支部案内

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神奈川県支部　平成２４年度見学会報告
 
　２０１２年６月８日（金）、神奈川県支部では毎年恒例の見学会を実施しました。
今年は、埼玉県狭山市にある綜研化学株式会社と小江戸川越散策でした。
　綜研化学は一般には馴染みは薄いですが接着剤をはじめとするファインケミカルの分野で有名な会社です。
総勢４２名が三つのグループに分かれて、同社の化学工場のプロセスと研究所を興味深く見学できました。特に以下の点が印象的でした。
　　　　・プラントエンジニアリングの実態を初めて見ることができました。特に攪拌装置の形状を見て広範囲の粘度のポリマーを
　　　　生成していることがわかりました。また、ろ過装置で使われているフィルムによってミクロンオーダーの不純物を除去しています。
　　　　これらは、顧客からの要請に基づき同社の日々研鑽によって遂行されてきたのです。
　　　　・研究所ではダクトが天井の随所に備え付けられており実験室内での空気の清浄化が行われており、ガスクロによる有害な
　　　　　ホルムアルデヒドの検量が行われていました。
　　　　・同社が開発した画像装置における位相を調整するフィルム、低電力で色を変更させることのできる表示装置の説明に
　　　　　皆さん興味深々でした。
　その後、サイボクレストランでバーベキューとシャブシャブの料理とおいしいビールを堪能して大いに盛り上がりました。
　小江戸川越散策では蔵造りゾーンを散策しました。「時の鐘」を代表とする歴史的建物群が醸し出す江戸の風情を楽しみました。
魅力的な店舗が軒を連ねており、小江戸川越ならではのお菓子やお茶をお土産の買った人も多かったのではないでしょうか。
有意義な楽しい一日でした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　磯崎康司（S46高分子S48修化工）　記