
応援しつつ楽しむ会の集合写真
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リーグ戦を終えた現役から話を聞き、応援しつつ楽しむ会
【応援しつつ楽しむ会―第2部】

挨拶をされる大佛部長
大佛部長挨拶
いつも決まりきったお話ししかできないのですが、今日は少しメッセージをお伝えしたい。
バスケットを知らない人が口を出さすのはやめたほうがよいのですが、
ただ、皆さんからの試合の報告を見て、喜んだり、悔しがったりしているのは全く同じです。
今シーズンは残念な結果になったが、バスケと共通しているのは、
東京都のシニアのサッカーリーグに入り1部でやっていた時に優勝した時のことです。
次はうまくゆかなかった。多分天狗になったのだと思う。
降格したが、自分ではなぜ落ちたか分からない。
部が違うとレベルが全然違う。といって手を抜いてはいけない。翌年は手を抜かなかった。
2部リーグでありながら東京都で優勝して全国大会に行った。
皆さん5部でもどのチームに対しても一生けん命当たってほしい。
ジャンプするためには屈折はやむを得ない、屈折したら来年ジャンプして上がってほしい。

鹿子木会長から電話頂き、こういう会があるので出てこいということで出席した。
4年生の皆様お疲れさまでした。最後ほろにがい経験されたが、これも人生の中で良い経験になるので、
大学や社会で活かしていただきたい。また、ぜひ後進に自分たちの感じた事を教えていってほしい。

立花元コーチのご挨拶と
乾杯の音頭
乾杯の音頭
1年間試合結果のメールを頂いた。
チームのスタッフと現役とで今年はこうやろうと言うことはどのチームもやること。
同窓会を含めてチームのスタッフ、学生さん含めてPDCAを回しているのは非常に少ない。
私の大学の慶応も技術委員会で検討してやっていて、同窓会は蚊帳の外で応援して勝手なことを言っている。
東工大の学生は幸せかなと思う。学生はDoをどうやっているか、Planを超えても良い、それをseeで実らせる。
もう一つ、落ちたらすぐ上がりましょう。
4部の感覚を持った選手がいるうちに、少なくとも今の1年生のいるうちに上がりましょう。
それ以上になると井の中の蛙じゃなくぬるま湯の中のカエルになり、
もうそれでいいやという気持ちになってしまう。
ボックスシート1年間通して拝見した。
あいつは何点取ったかまでで終わってしまっていませんか。もう少し深堀していますか。
全日本でもものすごく大事にして、分析、深堀している。
数値分析は原先生がおられるので聞かなくては。
例えば藤本君が5分で10点、他の選手が20分で10点だと藤本君のパフォーマンスが高いといようなことが。
数学の大家が監督だし、君たちも理工系の学生なのだから、ボックスを大切にして深堀しましょう。
3年生以下の方ぜひ来年がっばってください。それを祈念して乾杯。
コーチ挨拶
【ト澤前コーチ】

ト澤前コーチの挨拶
昨シーズンアシスタントコーチをしたト澤です。昨シーズンのチームは一言でいいますと、優しいチームだったと思います。
まじめすぎるところがあり、リーダシップが少し弱かったが、
皆で思いやりを持って支えあったと言えるチームであった。
赤坂君がいなかった時期もあり、それを意識してかチーム内の後輩への思いやりもあって、
やめてゆく部員についても何時でも戻ってこれるような場を作ってやっていた。
また、4年生が少し頼りない時は、マネジャーの酒井さん筆頭に後輩から押し上げがあり、
後輩が停滞しているときは4年生がしっかりとして切磋琢磨しあって伸びていったチームだったとの印象を受けた。
今年から5部となってしまったが、押し上げてくれた経験を積んだ下級生が
試合に出てくるので伸びてくると思う。
同窓会の皆様応援、ご支援お願いします。自分も頑張ります。
【守屋前コーチ】

守屋前コーチの挨拶
ここ数年思うような結果がでなかったが、個々人の資質が比較的低くても、
勤勉で真摯な資質を活かした体系的な東工大のバスケットボールの礎をつくることが最大のテーマと考えた。
ヘッドコーチとしての最大の目標は、コーチと4年生との間に絶大な信頼関係を構築することであった。
どちらも1年目の新米で、1年間に成果をあげるためには、互いの長所・短所を把握して話し合い、
お互いを信頼し任せる関係を築くことが大切と考え、この信頼関係を築こうと一生懸命やってきた。
今シーズンは、特に、練習で培った技術が試合で発揮できなかったことが最大の問題で、
練習も一人ひとりが自ら考えてプレーしていると感じられない場面に遭遇した。
自分自身が選手自ら考える機会を奪っているのではと悩んだ。
このような時、東海林祐子(注1)さんの東京都バスケットボール主催のコーチング講習会に参加し、以下の話があった。
「多くのコーチは、選手に強制指導する命令型か何もしないかのいずれかを行ったり来たりするコーチングのジレンマに陥る。
これを脱却するには、まずコーチ自身が成長することを自覚し、
極端などちらかに偏るのではなく使い分けをし、その経験を蓄積することで良いコーチングができる。」
これを聞いて、自分は練習を休まなくても選手の主体性を伸ばすコーチングができるとの希望を持った。
自分のコーチングに対する選手の反応をつぶさに観察し最適なコーチングを模索するモチベイションに変えた。
このことから選手全体特に4年生と信頼関係を築けることができた。
(注1) 長崎県高校男子ハンドボールの監督として、初の全国優勝を果たし、
そのかたわら「選手のこころー体育教育がライフスキルの獲得に与える影響」などを研究し慶応の准教授となられた。

4部は、技術だけでなく、最低限戦える体力がある3名が無いと戦えない。
今期は、心配ない藤本君、スピードの赤坂君と新谷君、高さの天本君の4名があるとしてスタートした。ところが春先高さの天本君を怪我で失い、藤本君をインサイドに入れた。これでフォーワードの得点力を失うが、赤坂君、新谷君のスピードでなんとかやれると思っていたところ、新谷君がリーグ戦途中で海外留学で3試合欠けることになり、福原君の戦力化を図った。彼は、シャイだが左利きで肩幅も有りシュート力がある。新谷君が帰ってきたら怪我をしたので、福原君がリーグ戦終盤で戦力にはなってきた。このように何とか立て直そう立て直そうとしてやってきたのが全体の流れである。

関野アドバイザー
メンタル面では、チームを引っ張ったり叱咤激励したりして感情が表に出る選手は、昨今東工大は少ない。苦しい展開になるとでデフレスパイのように崩れてしまうので、そういうところを育てたいところであった。選手は非常にがんばっていいところまで行ったが、アドバイザーとしては力不足であったと反省している。
今年も4部に上がれなった武蔵野大学に、春先88:49で惨敗した。ここでやる気をなくすところ、4年生が練習で必死に頑張っている姿を見て、コーチや選手の努力もあって4部で3勝したことはすごい伸びしろがあることを示した。

青田さん挨拶

青田さんの挨拶
昭和の36年に卒業した。この1年石川さんからの速報を毎回飛びつくように見ている。
リーグ戦では毎回惜敗。1点差とかワンゴール差とか、細かく見ると第3ピリオドだけぼろ負けとか、
紙一重だと思った。結果だけ見るとそうだが問題点が山積していると見ている。
今日はいい区切り、来年に向け問題形成をきちっとやること、具体策を練ること、
日本人の得意なPDCAを回すこと。計画に対し何が巧く行かなかったか、何故かを3回繰り返して
真の原因を追究し、具体策にブレークダウンして練習にどう織り込むかが大切。
それをやりながら、3~4年間の部活は、問題解決をどうするか、
人との交わりをどうするか、うるさい先輩とどうやりあうとかいう経験を積むと貴重な経験だと思う。
会社でも毎日がそのような経験を積んでいるので、深堀をして身に着けてください。
人間が大きくなります。頑張ってください。
横山さん挨拶

横山さんの挨拶
誰も言わないことを言います。国公立海洋大学の試合の残り1分30秒、点差は1点、
その間を逆転逆転で1点差を1分30秒争っていた。その時どうやって終わるかを考えれないといけない。
勝てばよいのだから。1点をどう時間を使いリードして終るかを考えればよい。
出ていた部員とコーチはどれだけ考えていたか。時間の使い方を。頭の問題。
もう一つは、リーグ戦に入って残り時間8秒。第3コ―ター。エンドラインから我々の
パスが入る。8秒であるから球回しして体制をつくのではなく、セットして藤本君にパスしてシュートさせる。
当然そうなる。今の2つはゲームが分かていることとか当然コーチに言われなくても対応しなければならいこと。
頭を使えと言うことです。
ケチばかりつけたので、リーグ戦の第1試合藤本君はフリースローが入らなかったが、
次の試合はすごい確率で入れていた。フリースローは誰も邪魔しないから
自分のペースで打てば入るはずだが、入らない。それを修正した藤本君はすごい。
もう一つ、一ツ橋戦、最初の3分間、点数はともかくボール運びは東工大のボール運びで、
これなら一橋大学と十分やれるっと思った。
多分これが東工大が目指したものだったのかと思った。
続いたのは3分間だけだったが。これはどこの大学とやってもやれると思った。
星野さんの締めの挨拶
このような形で締めの挨拶をするのははじめてですが、
日本の品質管理の父と言われた第1回南極越冬隊長のことばとして、
異質の協力が重要だと言うのが有ります。皆様も、本日お聞きしていても、
大変個性のある方々で素晴らしいと思いましたが、
バスケットにおいてもまさに異質の協力が有って素晴らしい成果を得有れると思いますので、
ぜひ頑張ってください。三本締めで締めますのでお願いします。

集合写真撮影後の星野さんの締めの挨拶