東京

東京支部案内 (大岡山蔵前ゼミ)


1.開催予定

 主催:    蔵前工業会東京支部
 共催:        蔵前工業会 ・ 東京工業大学
 参加費:    1千円 (含 懇親会費)、 東工大生無料
  場所/時間:  東工大蔵前会館 1階
          17:00~18:30 講演会@くらまえホール
          18:30~20:30 懇親会@ロイアルブルーホール  (飲み物・おつまみのご用意あり)
 申込み:    https://www.kuramae.ne.jp/oookayamasemi/
                     
 *大岡山蔵前ゼミは、東工大の卒業生と学生が一堂に会して情報を交換する交流の場です。
   日本社会や経済をリードしている先輩を講師に迎え、これから社会に出る大学生・大学院生に講演会・懇親会をとおして様々な情報を提供して頂きます。
   皆様のご参加をお待ちしています。
 
*万一、天候などの理由により、直前に中止される際には、このページにてお知らせいたします。

 
月日(曜日) 内容
2016年  
5月26日(木)  第28回大岡山蔵前ゼミ
 講師: 吉澤 厚文 氏 (S56機物 S58修原)
       現 原燃輸送株式会社 代表取締役社長 (元 東京電力 福島第一原子力発電所ユニット所長)
 演題:  「社会技術システムの安全について考える  ―福島第一原子力発電所の事故体験と組織レジリエンス―」
 概要:  東日本大震災時に福島第一原子力発電所の5・6号機のユニット所長であった私(S58修士)は、当時発電所長で
            あった吉田昌郎氏(S54修士)とともに、現地で事故対応に当たった。現場で何が起きていたのか、自身の体験を
        踏まえ、複雑な社会技術システムの安全をレジリエンス(弾性力)という観点からまとめ、「人」に着目した安全
            についての考え方を紹介する。
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7月6日(水)  第29回大岡山蔵前ゼミ
10月28日(金)  第30回大岡山蔵前ゼミ
12月9日(金)
 第31回大岡山蔵前ゼミ

 
2.過去の開催内容
 
第27回大岡山蔵前ゼミ                               2015年12月4日(金)
 講師:  水谷 春樹 氏 (S52金) 株式会社アイメタルテクノロジー 代表取締役社長   (元 いすゞ自動車株式会社  常務取締役 生産部門統括)
 演題自動車(トラック)メーカーの現状と今後の課題及び成長戦略
 概要: 日本の自動車(トラック)産業の現状をメーカーの視点で解説し、世界のトラックメーカーとの違い及びグローバル経済圏の動向、
           商品ニーズをベースとして今後の方向性を探る。又トラックに求められる製品技術の改革及び生産技術改革、仕組みの改革を中心として、
           今後の課題、及び成長戦略を考え過去の経験よりグローバル化対応についての事例を紹介する

                 
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 東工大 開催通知はこちら→ http://www.titech.ac.jp/event/2015/032652.html

 

  12月4日、東工大蔵前会館にて、東京支部主催、第27回大岡山蔵前ゼミが開催された。今回は「自動車(トラック)メーカーの現状と今後の課題及び成長戦略」と題し、株式会社アイメタルテクノロジー代表取締役社長(元 いすゞ自動車株式会社 常務取締役生産部門統括) 水谷春樹氏(S52金)を迎え、学生97名、社会人44名(教職員8名、一般3名を含む)、計141名が参加の盛会になった。
水谷氏はいすゞ自動車時代の経験を基に講演をされた。一つ目は1997年、ポーランドでのジーゼルエンジンの現地生産法人、いすゞモーターポルカの創立である。当地は特有の色がなく、教育水準も高く、日本的経営の導入が容易であった。次はGMの出資比率50%の会社、DMAX LTDの社長としてのアメリカ赴任の経験である。世界のGMが急速に業績を悪化させ崩壊する様子を話された。原因は、高価な大型車中心の生産を続け、中・小型車に移行した市場変化に対応できなかった上に、従業員の給与の高さにあると述べられた。「変化に対応できる会社のみが生き残る」とし、企業は幅広い教養を持ち、独創的な人材を望んでいる。皆さんにもそのようになって欲しいと話を結ばれた。
講演会後の懇親会では先輩方と学生との交流が行われた。水谷氏は食事もできないほど大勢の学生に質問ぜめに合っていた。

鎌倉稔成(S51経、S53修経)

 東工大ニュースはこちら→ http://www.titech.ac.jp/news/2015/033008.html
 

 
第26回大岡山蔵前ゼミ                               2015年10月30日(金)
 講師:  JFE物流(株)代表取締役社長 (元 JFEスチール㈱ 専務執行役員 東日本製鉄所長)   小俣 一夫 氏(S49生機 S51修生機)
    JFEスチール㈱ 東日本製鉄所(千葉地区)熱延部熱延技術室長                         和田 武司 氏 (H3機物 H5修機物)

 演題「鉄鋼技術の進歩」
    第一部 [これまで] 「
エッフェル塔から東京スカイツリーへ
」 小俣氏
    第二部 [そして今] 「熱間圧延におけるTMCP(化工熱処理)技術について」 和田氏

 概要: (第一部より)
          2012年に誕生した高さ634mの東京スカイツリーは、世界一の高さの自 立式タワーで、約38,000トンの鋼材を
            現地溶接で作り上げた”鉄のモ ニュメント”です。東京スカイツリーを建設するための鋼材は、鉄鋼業のたゆ みない技術革新
            によって実現した、エッフェル塔で使用された材料の3~4倍の高強度で溶接性にも優れたものが使われています。
          本講演では、エッフェル塔時代から東京スカイツリーの現代までの鉄鋼製造技術の進歩について、ご紹 介いたします。


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 東工大 開催通知はこちら→ http://www.titech.ac.jp/event/2015/032368.html

 

  10月30日金曜日、東工大蔵前会館にて「第26回大岡山蔵前ゼミ」が開催されました。今回は「鉄鋼技術の進歩」と題して、第一部【これまで】「エッフェル塔から東京スカイツリーへ」JFE物流株式会社  代表取締役社長(元 JFEスチール(株)専務執行役員 東日本製鉄所長)小俣一夫氏(S49生機、S51修生機)より、第二部【そして今】「熱間圧延におけるTMCP(化工熱処理)技術について」JFEスチール株式会社 東日本製鉄所 熱延技術室長(部長)和田武司氏(H3機物、H5修機物)からお話を伺い、学生98名、社会人49名(教職員8名、一般1名を含む)、計147名が参加しました。
JFEはかつて、「鉄は国家なり」と呼ばれた日本の誇る鉄鋼業界のトップ企業の1社であり、小俣先輩からは技術に関する話から、日本の製鉄業界の変遷、現在の海外の競合相手の会社とのポジショニングに至るまで、非常に興味深い充実した内容のプレゼンテーションでした。当社が鉄鋼材料を受け持った東京スカイツリーは、技術的側面では、エッフェル塔で使用された材料の3~4倍の高強度で溶接性に優れたものが使用されており、高硬度化・溶接性と靭性の両立化が最先端の技術で実現されているとのことでした。その構造自体も、東京スカイツリーのパイプトラス構造という非常に立地面積を最小化できる最新構造を採用したとのことです。この技術により、エッフェル塔や、東京タワーの330m前後の高さの建築物で、土台の径がそれぞれ、125m、80m必要だったものが、その約2倍弱の634mの高さを誇る東京スカイツリーの土台の径がなんと70mですんでいるとのこと。また、世界の鉄鋼の生産量では、現在は階段の踊り場に来てはいるものの、中国1か国の爆発的な生産量の伸び。また世界中で行われている鉄鋼メーカー同士の合併・買収による、急激な業界内のポジショニングの変化や、再編成の話など、非常に多岐にわたる鉄鋼業界の情報満載のプレゼン内容でした。
続いて和田氏からは、TMCP技術を熱間圧延プロセスに導入する計画の立上げから設備完成まで具体的に映像を交えながら分かりやすく説明して頂きました。
質疑応答では、学生から入社後どのような仕事を担当させて貰えるか身近な質問が出され、両講師からご自身の経験を踏まえた具体的な回答がなされました。
講演会に引き続き、学生と卒業生の懇親会がロイアルブルーホールで開催され現役学生の蔵前工業会の窓口である学生分科会広報班の紹介及びJFEスチールの若手技術者と学生とのセッションも行い社会人と現役学生の交流が大いに深められたと感じました。

秋山智紀(S63電気電子、H2修電気電子)記

東工大ニュースはこちら→ http://www.titech.ac.jp/news/2015/032839.html
 

 
第25回大岡山蔵前ゼミ                               2015年7月3日(金)
 講師:  鈴廣かまぼこ 代表取締役社長 鈴木 博晶 氏 (S52)
 演題かまぼこ屋のやぶにらみ   ~これからの消費社会と企業のあるべき姿~」

 概要: 
  これから10年、20年で日本の社会は、その人口面で大きな構造変化にさらされる。消費もそれに大きな影響を受けて、特に消費物を生産販売する業種には大きな変化が起る。どう対処すればよいのか重要な経営案件である。
 また、企業間競争も一層激しくなり、食品の世界も様々な商品戦略が展開されている。食品は本来自然が与えてくれるものであるが、昨今人の作為が入りすぎてはいないか警鐘を鳴らしたい。

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 東工大 開催通知はこちら→ http://www.titech.ac.jp/event/2015/031425.html

 

 7月3日金曜日、大岡山蔵前会館くらまえホールにて蔵前工業会東京支部主催 第25回大岡山蔵前ゼミが開催されました。今回は「かまぼこ屋のやぶにらみ —これからの消費社会と企業のあるべき姿—」と題して鈴廣かまぼこ株式会社代表取締役社長、鈴木博晶氏(S52経)よりお話を伺いました。学生62名、社会人60名(教職員4名、一般5名を含む)、計122名が参加しました。鈴廣かまぼこは小田原の誇る老舗かまぼこ屋であります。冒頭、かまぼこ900年の歴史にふれ、ペリー提督のもてなしにも利用された由緒ある食物であることを話されました。また、食という漢字は人を良くする、あるいは人が良くなるという新解釈を語られ、食を本業とする経営者の理念を披露されました。
 かまぼこは、20種類すべてのアミノ酸を含んでおり、最近の医学の研究で活性酸素除去、がん抑制、血糖値上昇抑制効果のエビデンスが言われており、まさにこの「食」という意味で最適な食べ物であることを述べられました。また、企業の社会的責任についても語られ、企業はエコで行くべきである、企業という経済優先のエゴの中ではどのように行くべきであるのか、ということを暗示的に示唆されました。かつて小田原の海岸には木下サーカスのテントを抱擁するほどの大きな砂浜を有していたが、企業ではないものの、自治体のある種のエゴ(ダムによる取水)により消失した話。効率よく化学的に抽出された調味料や人工甘味料が子供の味覚を狂わせてしまうことや、精製塩にはホルモンの基となるミネラルが欠如していることなど、その意味で自然食品がいかに重要か、ということを力説されていました。
 一般的な話として、企業経営という立場からエゴが入る曲面は避けられないものではあるが、鈴木氏のような強力なリーダシップの下では、「食」の社会的責任を果たされることに大いに期待を持てることを聴衆皆が感じ取ったところで終了となりました。
講演会に引き続き、学生と先輩方の懇親会がロイアルブルーホールにて開催され、学生諸君との交流が行われました。

鎌倉稔成(S51経,S53修経)記

東工大ニュースはこちら→ http://www.titech.ac.jp/news/2015/032060.html
 
 
第24回大岡山蔵前ゼミ                               2015年5月29日(金)
 講師: 本多 均氏(S51土 S53修土)(株)三菱総合研究所  専務執行役員 政策・公共部門長    
 演題「「持続的成長への道筋」を考える」 
 概要: わが国は、急務な財政再建と少子化、高齢化、社会保障という積年の課題を抱えながら、東日本大震災による震災復興、地球温暖化とエネ
           ルギー安全保障、更に人口減による地方再興といった新たな課題に迫られている。アベノミクスによる第一、第二の矢の効果、2020年の東
           京オリンピック、パラリンピック開催決定で、明るい兆しも見えつつあるが、これを確かな持続的成長へと如何に結びつけるか、日頃、議
           論していることをお話しします。
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東工大 開催通知はこちら→  http://www.titech.ac.jp/event/2015/030942.html
 

 529日金曜日、大岡山蔵前会館くらまえホールにて蔵前工業会東京支部主催 第24回大岡山蔵前ゼミが開催されました。今回は「持続的成長への道筋を考える」と題して株式会社三菱総合研究所専務執行役員 本多均様(S51土、S53修土)よりお話を伺いました。学生83名、社会人40名、計123名が参加しました。三菱総合研究所は1970年創業のシンクタンクの老舗ともいえる会社です。経済・経営から科学技術、環境・エネルギー、社会基盤、情報通信、教育、医療、福祉など多面的な分野での事業展開をしており所属する研究員も極めて広い分野の人材を有しています。研究員の7割程度は理工系というのも特徴的であるとも言えますが、なにより東工大の卒業生の割合が多い(研究職の1割)とのこと。
 事業内容の紹介では、地方創生に向けた取り組みの事例を中心にご紹介いただきました。特に、高齢化が進んだ地方の島嶼部において若手の学生が島外から流入するようになった事例、地元の産業が疲弊していく中で、東京からの企業家がどんどん集まるようになった事例、シャッター街となった商店街について所有権と利用権を分離したことによって生き返った事例などこれからの我が国の課題解決に向けてヒントになる事例をお話くださいました。そのポイントは地域社会が持っている地域資源を再発見することであるとのアドバイスもいただきました。
 また、学生に対して「社会に出て年齢を重ねるにつれて他流試合をして行かなければならない、そのためには自分の専門性だけでは生きていけない」との熱いメッセージをいただくと共に「今の学生は認知能力は上がっているけど非認知能力(判断する力や人を説得する力など)は下がっている」とズバリ、気になるお言葉がございました。大学に向けたメッセージかも知れません。講演会に引き続き、学生と先輩方の懇親会がロイアルブルーホールにて開催され、学生諸君との交流が行われました。

金田武司(S62修機物 H2博エネ)記
東工大ニュースはこちら→ http://www.titech.ac.jp/news/2015/031583.html
 
 
第23回大岡山蔵前ゼミ                               2014年12月5日(金)
 講師:  田中 公章 氏 (S52化工  S54修化工)  日本ゼオン株式会社  代表取締役社長 
 演題:  日本ゼオンのエナジー用材料開発の取り組み
 概要:  東北大震災を契機に、エネルギー問題は我々にとって喫緊の課題の一つとなっている。本講演では、日本ゼオン(株)が従来から取り組ん
     できたエネルギーに関連する様々な高性能部材、すなわち単層カーボンナノチューブやリチウムイオン電池用バインダーなどについて、その
     基本性能や最近の研究開発の取り組みを中心に紹介する。
 

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東工大 開催通知はこちら→   http://www.titech.ac.jp/event/2014/029023.html
 
12月5日金曜日、東工大蔵前会館くらまえホールにて蔵前工業会東京支部主催「第23回大岡山蔵前ゼミ」が開催されました。今回は「日本ゼオンのエナジー用材料開発の取り組み」と題して日本ゼオン株式会社 代表取締役社長の田中公章氏(S52化工、S54修化工)よりお話を伺いました。学生66名、社会人44名、計110名が参加しました。日本ゼオンは原油よりナフサを生産し様々な化学素材を製造し、塩化ビニールや合成ゴムの量産を始めて実現化した企業です。その技術開発の最先端で高機能材料の研究開発を陣頭指揮してこられた経験をお話いただきました。研究開発において成果を出すためには仲間との信頼関係を構築する事が何より重要であり、社是としているとの事。また、エネルギー自給率の低い日本にとって特に蓄電池分野の技術開発の重要性を説かれました。自動車をはじめとする蓄電池の利用分野が広がる中、数々の技術的ブレークスルーについて紹介いただくと共に、技術開発の難しさと開発スピードの重要性についてお話をいただきました。現役の学生諸君に対して、研究者として信頼される事の大切さとコミュニケーション手段としての英語力を身に着けることの大切さなど熱いメッセージをいただきました。さらに、「できる人は活き活きと仕事をしている」と人事を担当してこられたご経験からも気になる一言がありました。講演の後、積極的な質疑がなされ学生諸君にとっても大変興味深いお話であった事が伺われました。講演会に引き続き、学生と先輩方の懇親会がロイアルブルーホールにて開催され、学生諸君との交流が行われました。
金田武司(S62修機物 H2博エネ)記
東工大ニュースはこちら→ http://www.titech.ac.jp/news/2014/029400.html
 
 
第22回大岡山蔵前ゼミ                               2014年10月31日(金)
 講師: 佐藤 直良 氏 (S50土 S52修土)     元 国土交通省事務次官
 演題:  「社会資本について」
 概要:  社会資本は我々の生活を支える国民共有の財産である。しかしながら多くの人々はその恩恵を日々感じることなく過ごしているのが現状である。
    安全とくらしを守り、産業を支え、生活環境向上を支える重要な資本整備の歴史的変遷を踏まえ、諸外国との比較を行いつつ、現在の社会資本
    をめぐる様々な課題について述べる。
     更に3.11の教訓等も踏まえ、今後の社会資本についての展望について持論を述べる。 
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東工大 開催通知はこちら→  http://www.titech.ac.jp/event/2014/028675.html
 
 10月31日金曜日、大岡山蔵前会館くらまえホールにて蔵前工業会東京支部主催 第22回大岡山蔵前ゼミが開催されました。今回は「社会資本について」と題して元国土交通省事務次官佐藤直良様(S50土、S52修士)よりお話を伺いました。学生約145名、社会人55名、計約200名が参加しました。佐藤様は高3になって理系への進学を志したとの事。佐藤様は現象を見て物事を考える教育がこの大学の教育であったと振り返り、国土交通省に拘わらず社会のあらゆる場面でこの姿勢が重要であると現役学生に対する熱いメッセージをいただきました。
 佐藤様のご講演はこのようなお考えに基づいて、様々な具体的なデータにより実際に社会で起きている災害などの例示と共に、社会インフラの整備の重要性を訴えるものでした。また、日頃我々が安全に生活できている空間が如何に社会インフラによって守られているかが良くわかる講演であったと思います。また、イギリスのキャメロン首相による「われわれの社会資本が二流になれば、われわれの国も二流になる」との言葉を引用しつつ、インフラをストックとして(長年かけた蓄積が重要と言う意味)整備する事の重要性を指摘すると共に、「2位でなく1位を目指してもらいたい」と現役の学生諸君にお言葉を頂戴いたしました。 講演の後、積極的な質疑がなされ学生諸君にとっても大変興味深いお話であった事が伺われました。講演会に引き続き、学生と先輩方の懇親会がロイアルブルーホールにて開催され、学生諸君との交流が行われました。
金田武司(S62修機物 H2博エネ)記
東工大ニュースはこちら→ http://www.titech.ac.jp/news/2014/029173.html
 
 
第21回大岡山蔵前ゼミ                               2014年7月8日(火)
 講師: 勝丸 泰志氏 (S52電)  
            富士ゼロックスシステムサービス株式会社 代表取締役社長 (前 富士ゼロックス株式会社 取締役 常務執行役員)
 演題: 「文系と理系の交差点に立つ」
 概要: 長寿命企業は生き残りをかけて事業を入れ替えてきた。但し時に思いがけないイノベーションによりその事業領域が破壊されることがある。
    イノベーションとは技術革新そのものでない。 技術革新によってもたらされる顧客や社会の変化を指すのであり、技術者はそこまで思い描
    く必要がある。このような環境下で技術者が活躍する為に、故スティーブ・ジョブズが目指した『文系と理系の交差点に立てる人にこそ大
    きな価値がある』という言葉の意味を考えてみよう。
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東工大 開催通知はこちら→ http://www.titech.ac.jp/event/2014/027931.html
 
 
 7月8日火曜日、大岡山蔵前会館くらまえホールにて蔵前工業会東京支部主催「第21回大岡山蔵前
ゼミ」が開催されました。今回は「文系と理系の交差点に立つ」と題して富士ゼロックスシステムサービス㈱代表取締役社長 勝丸泰志(かつまる やすゆき)さま(S52電)よりお話を伺いました。学生約50名、社会人38名、計88名が参加し、技術者として入社され、プリンターの開発など技術畑を歩まれた後に営業・経営に関わってこられた勝丸様の経験から東工大の現役学生に対する熱いメッセージをいただきました。親会社である富士ゼロックス㈱には200名を超える東工大卒業生が活躍しており同社の技術力の基幹を支えているとの事。特に理系の学生に対して、世の中の多くの問題には答えの無い場合が多く、その答えにチャレンジするためには文化系の素養が必要である事を力説されました。「知性とは答えの無いものを考える力」とのお話と共に、高学歴であってもこの知性の欠落している若者が増えているのではないかとのお話は母校に対しても大きな問いかけではないかと感じました。知識を得ることに多くの時間を費やしている学生にとって、知識の使い方を知らなければいけないとのメッセージは貴重なものでした。講演に引き続き、多くの質疑があり学生諸君にとって大変興味深いお話であったことが伺われました。講演会に引き続き、学生と先輩方の懇親会がロイアルブルーホールにて開催され、学生諸君との交流が行われました。
金田武司(S62修機物 H2博エネ)記
東工大ニュースはこちら→ http://www.titech.ac.jp/news/2014/028221.html
 
 
第20回大岡山蔵前ゼミ                             2014年5月28日(水)
講師: 常木 康弘 氏(S54建築) (株)日建設計 常務執行役員
      中西 規夫 氏(H9建築) (株)日建設計 構造設計部
 演題: 「東京スカイツリーの設計 -構造設計者の視点から-」
 概要: この春開業2年を迎えた東京スカイツリー。 予想を上回る盛況を続けていますが、この
            世界一の高さの独立電波塔を、設計の特徴や設計の力点など、普段一般の方にはあ
     まり身近ではない構造設計の新しい技術の観点を中心にご紹介します。 また、スカイ
     ツリーにまつわる普段あまり知られていないようなさまざまな数字についてのご紹介も
     交えながら、構造設計の担当者の目線から概説します。 
※本講演は、台風のため中止となった「第18回大岡山蔵前ゼミ」にて予定していたものです。
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 東工大 開催通知はこちら→ http://www.titech.ac.jp/event/2014/027412.html
 
 
今回の演題については、昨年10月25日に第18回ゼミとして講演される予定でありましたが、折悪しく台風の接近ということで延期、5月28日に第20回として満を持しての実施となりました。「東京スカイツリーの設計―構造設計者の視点からー」と題して、(株)日建設計 常務 構造設計部門代表 常木康弘氏(S54建)と構造設計部主幹 中西規夫氏(H9建)がそれぞれの役職と持ち味を生かして学生にも解り易く解説していただきました。
最初に、構造設計のベテランである常木常務から構造設計技術者の視点からスカイツリーに止まらず、東京タワーの設計に対する技術者の取り組み姿勢についての詳細な解説、さらにはコンピュター技術の急速な発展とともに確立してゆく新たな構造設計技術の適用による設計検証など、塔の設計に対する歴史的な取り組みや東日本震災時の尖頭部アンテナの変形に対する解説、建設後50年を経過している東京タワーの改修など大変興味深い話でありました。
続いて、現役の構造設計者である中西主幹からは、スカイツリーが設計される時代背景や地域的な条件から始まり、構造設計者のみでなく意匠設計者などと共同でタワーの形が作り出されていった経緯や設計者としてのこだわり、さらには構造物の安全性を確認するための部材としての部分的構造の安全性担保とタワー全体としての構造的安全性担保という両側面からのアプローチ。また、建設物は施工者と協調したものづくりであるとの観点から、厚肉の鋼板を曲げて円筒を創り出す作業工程など機械のみではなしえない人間の技の部分の紹介がなされました。設計から施工、さらには運用1年を経過している状況をつぶさに見てきた設計者の真摯な説明でした。
当日の聴衆は学生88名、社会人68名、計156名が参加して行われ盛況でしたが、今回は建築OB会である冬夏会や建築学科の先生方、蔵前学生分科会の協力により大変盛り上がった講演会でした。続いてのロイアルブルーホールでの懇親会も先輩と学生との語らいで大変盛り上がりました。
金島正治 (S46建 S48修建 S51博建)記
東工大ニュースはこちら→  http://www.titech.ac.jp/news/2014/028049.html
 
 
第19回大岡山蔵前ゼミ                             2013年11月29日(金)
講師:  縣 厚伸 氏(S51社、S53修社) イオン(株)  執行役グループIT責任者 
演題:  「アジアNo1スーパー リージョナル リテイラーを目指すイオンの戦略とITの取り組み」 
概要:  イオンは、最も「お客さま第一」に徹する“アジアNo.1のスーパー リージョナルリテイラ
     ー”を目指し、アジアを中心に14ケ国、小売をはじめ金融、ディベロッパー、サービスな
     ど12事業、グループ企業数250社を超える規模で事業を展開しています。
     本講演では、この30年間の日本経済と小売業の変化を振り返り、お客さまの便利で豊
     かなくらしの実現を目指したイオンの戦略とそれを支えるITの取り組みについて紹介し
     ます。 
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11月29日金曜日、大岡山蔵前会館くらまえホールにて蔵前工業会東京支部主催 第19回大岡山蔵前ゼミが開催されました。今回は「アジアNo.1のスーパー リージョナル リテイラーを目指すイオンの戦略とITの取り組み」と題してイオン㈱執行役 グループIT責任者 縣 厚伸(あがた あつのぶ)氏(S51社/S53修社)よりお話を伺いました。学生57名、社会人40名、計97名が参加し、同社のITを駆使した先進的な物流・小売り事業の取り組みと将来像についてお話いただきました。縣様はこれまで入社されてから、30種類もの辞令を受け、国内外の事業展開に関わる実に多様なお仕事をこなしてこられた経験から、東工大の現役学生に対して殻にこもらず積極的に社会の多様な分野に出ていくチャレンジ精神をもってほしいとのお言葉をいただきました。また、IT技術を駆使した販売促進の例として、お客様の年齢・性別・購入時間帯と共に購入商品のデータを基にした販売戦略や配置などの工夫を行っておられる事や、将来的には顔認識や店内での動線トレースも視野に入れておられるなど東工大生の活躍の場がここにもある事を最認識しました。さらにイオンの事業展開としてお酒を専門に販売する「イオンリカー」の店舗もなじみの自由が丘に新設されたとの話には学生と共にOBの方々も関心を示しておられました。東工大生の進路としては比較的まれなケースではありますが、是非小売業界にも就職の間口を広げてもらいたいとのリクエストもいただき、学生・OBとも大変熱心な質疑応答など盛会でした。講演会に引き続き、学生と先輩方の懇親会がロイアルブルーホールにて開催され、学生諸君との交流が行われました。
金田武司(S62修機物 H2博エネ)記
 
第18回大岡山蔵前ゼミ                             2013年10月25日(金)
講師: 常木 康弘 氏(S54建築) (株)日建設計 執行役員
     中西 規夫 氏(H9建築) (株)日建設計 構造設計部
演題: 「東京スカイツリーの設計 -構造設計者の視点から-」
概要: この春開業1年を迎えた東京スカイツリー。予想を上回る盛況を続けていますが、この世
      界一の高さの独立電波塔を、設計の特徴や設計の力点など、普段一般の方にはあま
           り身近ではない構造設計の新しい技術の観点を中心にご紹介します。また、スカイツリ
           ー にまつわる普段あまり知られていないようなさまざまな数字についてのご紹介も交え
           ながら、構造設計の担当者の目線から概説します。 
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【中止】台風の影響を鑑み、キャンセルさせていただきました
 
第17回大岡山蔵前ゼミ                               2013年7月2日(火)
講師: 川妻 庸男 氏(S52機物)   富士通㈱ 執行役員常務
演題: 「コンピューターが一次価値を生み出す未来」
概要:  携帯電話・スマートフォン・タブレット、PC、クラウド等のICTサービスは私たちの生活に
     浸透し、いまや必要不可欠になっています。  我々企業は、もっと人に寄り添う新しいコ
           ンピューターの研究・開発をしています。  人間の考えを理解し、楽しく安全に暮らせるよ
           う助けてくれる・・・人間とコンピューターが共存するアニメや映画のような未来が近づい
           ています。  コンピューターと私たちの未来を楽しく議論しましょう。
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7月2日火曜日、大岡山蔵前会館くらまえホールにて蔵前工業会東京支部主催 第17回大岡山蔵前ゼミが開催されました。今回は「コンピューターが一次価値を生み出す未来」と題して富士通株式会社 執行役員常務 川妻庸男さま(S52機物)よりお話を伺いました。学生68名、社会人50名、計118名が参加し学生を中心とした質疑応答、交流会での議論等、活発な意見が交わされました。講演では、富士通でのさまざまな取組みはもちろんのこと、YouTubeにアップされた、投げたゴミの落下地点まで自ら移動するゴミ箱や最新の米国の起業状況などを例に上げながら、コンピューターが今までと違った位置づけになってきたことについてお話いただきました。電子書籍やカーナビなどの身近な事例によって、イメージの浮かぶ内容でした。また、最近言われるようになったビッグデータに関しても、将棋ソフトや交通情報予測といった事例によって、コンピュータアルゴリズムの進化と処理能力の向上や、無線通信の進歩により可能になってきたことを、わかりやすく解説していただけました。コンピューターが‘人間の営みをシステム化する(経理担当の仕事を自動化するなど)’ものから、‘様々な(大量)データを収集し、解析し、あたかも人間が思いついたかのような仮説を提出できる’ものに変遷しつつあるという分析は、学生の皆さんへの大きな刺激になったと感じました。また、後半では、学生向けに、柔軟なものの考え方の重要性と、そのために心がけることに関してお話をいただき、学生の皆さんは感銘を受けた様子でした。講演会のあとロイアルブルーホールにて引き続き懇親会が開催され、集まった多くの先輩方と学生諸君との交流が行われました。
福田真(S60情報工)記
 
第16回大岡山蔵前ゼミ                               2013年5月10日(金)
講師: 庄山悦彦氏(S34 電) 蔵前工業会 理事長、㈱日立製作所 相談役
演題: 「世界にはばたけ、モノづくりの心」
概要: グローバルな経済環境下で、天然資源に恵まれていない日本は、「人」を財産として 「人財力」
     で国を豊かにし、世界に貢献しなければなりません。 このような時代に直面しているだけに、
     “蔵前人”には科学技術立国の進展に共通の思いがあるように思います。 マーケットが変化
     しイノベーションの時代となり、新しい価値創造のためには、ベンチャー精神で新しい事業開発
     モノづくりが大切です。 会社での経験をご紹介します。 
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5月10日金曜日、東工大蔵前会館くらまえホールにて蔵前工業会東京支部主催 第16回大岡山蔵前ゼミが開催されました。当ゼミは2009年に蔵前会館の完成を機に本学学部生・大学院生並びに教職員・OB/OGとの交流を目的として開催されています。今回は「世界にはばたけ、モノづくりの心」と題して当蔵前工業会理事長であり、㈱日立製作所相談役であられる庄山悦彦様(S34電)よりお話を伺いました。学生143名、社会人67名(大学教職員を含む)、計210名が参加し我が国を代表する大企業で活躍される先輩の話に学生共々企業人も含めて興味深いお話に耳を傾けていました。庄山様は昭和34年に日立製作所に入社され、社長・会長を歴任された方ではありますが、自らの失敗談などユーモアを交えてお話され、逆境から立ち直る事の大切さ、「蔵前人」に求められる「人間力」や「国際性」、そして「モノづくり」をする企業人の心構えを長い人生経験をもとにお話くださいました。また、大企業「日立」を経営してこられたにも関わらず、中小企業が日本の強みであると言い切り、ベンチャー精神の重要性を現役の学生諸君に熱く語っておられた事が強く印象に残りました。講演の後は、キャリアパスや就職先に関わるアドバイスなど熱心な質疑があり多くの学生にとっても勇気の湧く講演であったと思います。講演会のあとロイアルブルーホールにて懇親会が開催され、集まった多くの先輩方と学生諸君の交流が和やかに行われました。これから社会に出ていく学生の皆さんに是非とも失敗を恐れず果敢にチャレンジする精神を受けついでもらいたいものです。
金田武司(S62修機物 H2博エネルギー)記
 
第15回大岡山蔵前ゼミ                              2012年12月7日(金)
講師: 山下 徹 氏 (S46 社工) ㈱NTTデータ  取締役相談役
演題: 「日本が変わる。ITが創る。」
概要: 日本は世界が経験したことのない課題に直面した「課題先進国」である。言わずと知れた超高
     齢社会であることに加え、高度経済成長期に集中配備した社会インフラが一斉にその寿命を
     迎えるインフラクライシスも抱えている。また、様々な要因によって、これまでの強みであった
     製造業も生き残りの方法を模索している状況である。しかしながら、そのような課題を世界に
     先駆けて解決することは、グローバルで社会問題解決に貢献する、またとないチャンスと捉え
     ることも可能である。われわれNTTデータは、ITで社会の課題を解決すべく、様々な分野で先
     進的な取組を進めており、その紹介を行う。あわせて、そのような社会に今後巣立つ学生のみ
     なさんに、これからの企業が求める人材像をお話しする。
今回は「日本が変わる。ITが創る。」と題して株式会社NTTデータ 取締役相談役 山下徹様(S46社工)よりお話を伺いました。 学生約130名、社会人36名(大学関係2名、OB・OG31名、一般3名)、計166名が参加し学生を中心とした質疑応答、交流会での議論等、非常に活発な意見が交わされました。 講演では、NTTデータでの具体的取り組みを例に上げながら、現在の日本が直面している課題(インフラクライシス、少子高齢化、超円高状況での製造業の生き残り)をチャンスと捉え、前向きに物事に取組んでいく姿勢の大切さを説いていただきました。 後半では、今後必要とされる、新しいIT人材像についてもお話があり、学生の皆さんはかなり感銘を受けた様子でした。 世界は今でも、日本を“最もクリエイティブな国”として挙げている等、在学生のみならず多くの企業人にとっても元気になれる講演であったと思います。 講演会のあとロイアルブルーホールにて引き続き懇親会が開催され、集まった多くの先輩方と学生諸君との交流が行われました。 今年度から蔵前工業会学生分科会の皆さんにもスタッフとして加わっていただき、事前の広報活動等を行っていただいたおかげで、初めて参加する学生さんも多く裾野の広がりを感じました。                                                                               福田 真(S60情報工)記
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第14回大岡山蔵前ゼミ 2012年10月19日(金)
講師: 池上 徹彦 氏 (S43博電)  前 文部科学省宇宙開発委員会 委員長
演題: 「Scienceで昨日を知りEngineeringで明日を創る~産学官のプロを経験して~」
概要: Engineering とは何だろう。地球の歴史46億年から覧ると、地球環境変化がDNAをEngineering
     してあなたは生まれた。我々にとってEngineeringとは、予想出来ない明日に向けての「ものつ
     くり/ことつくり/文明つくり」、さあ、挑戦しよう。                         
今回は「Scienceで昨日を知り、Engineeringで明日を創る ~産学官のプロを経験して~」と題して前文部科学省宇宙開発委員会委員長(S43博電)よりお話を伺いました。学生97名、社会人32名(大学関係9名、OB・OG22名、一般1名)計129名が参加し社会で活躍される先輩の話に学生共々企業人も含めて興味深いお話に耳を傾けていました。池上先生は産・学・官での勤務経験を持っておられ、日本電信電話公社 基礎研究所長、NTT取締役、NTTアドバンステクノロジ㈱社長、会津大学学長などの御経歴を背景として幅広い内容について、ご自身の経験も踏まえてお話くださり、国際社会に出ていくことの重要さ、Entrepreneur精神をもつ事を説いていただきました。とかく日常業務に埋没し、視野が狭くなりがちな昨今の経済・社会情勢ではありますが、在学生のみならず多くの企業人にとっても気づきの多い勇気の湧く講演であったと思います。講演会のあとロイアルブルーホールにて引き続き懇親会が開催され、集まった多くの先輩方と学生諸君との交流が行われました。これから社会に出て行く学生のみなさんが自分の将来像を大先輩と熱く語っている姿が印象に残りました。
金田 武司 (S62修機物 H2博エネルギー)記
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第13回大岡山蔵前ゼミ 2012年6月29日(金)
講師: 滝 久雄 氏 (S38機械)  ㈱ぐるなび 代表取締役会長・創業者
演題: 「貢献心は人間の本能だ ~貢献心と企業理念 そしてマネジメント~」
概要:  「貢献心」を人間の本能として、自分と他者のために役立てたいと志す自然な気持ちを「自然か
           ら授けられたもの」と見る。そこに複雑な現代社会の全般を解きほぐす糸口が見えてくる。企業
           経営も然り…。 起業家として「ぐるなび」を創業した経験も踏まえ、私なりに考える企業経営のあ
           り方についてお話しします。
今回は「貢献心は人間の本能だ ~貢献心と企業理念 そしてマネジメント~」と題して㈱ぐるなび代表取締役会長・創業者、滝久雄様(S38機械)よりお話を伺いました。現役の学生約130名、OB・職員他80名、計210名が参加し特に現役学生の参加が多かったことから、講師の滝様も急遽説明を追加し、「貢献心はあるけど見えないもの。なくて見えないものではない」「脳は使うと進化する。芸術家は作品を作っている限りぼけることはない」「知→情→意ではなく、情→意→知であるべき」といった、貢献心のお話に加え、ぐるなびのコンセプトである「ITを利用して日本の食文化を守り育てる」、「お店の売りを正確な一次情報としてお伝えする」といった内容まで丁寧にお話しいただいたり、大変盛りだくさんな講演となりました。また、講演会のあとの懇親会も立錐の余地のないほどの集まりとなり、多くの学生諸君と先輩方との交流が行われました。                                                                    福田 真 (S60情報工)記
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第12回大岡山蔵前ゼミ 2012年5月16日(水)
講師: 鈴木 登夫 氏 (S44電子)  ㈱日立物流 代表執行役社長
演題: 「物流業 M&Aによるグローバル成長戦略 ~5年間で売上高倍増~」
概要:  「東日本大震災復興」に向けてサプライチェーン再構築のために物流業の重要性が高まってい
          る。一方、日本企業のグローバル展開が加速し、物流業界のグローバル化も求められている。
          この様な背景の中、グローバル成長の方向性と戦略を日立物流グループを事例に解説する。
今回は「物流業 M&Aによるグローバル成長戦略 ~5年間で売上高倍増~」と題して㈱日立物流代表執行役社長、鈴木登夫様(S44電子)よりお話を伺いました。現役の学生50名、OB、職員他70名、計120名が参加し社会で活躍される先輩の話に学生共々企業人も含めて興味深いお話に耳を傾けていました。 3.11以降暗い話の多い産業界において、㈱日立物流を率いる大先輩が社長就任後5年間で売り上げを2倍にし、業界4位の企業に発展させた経緯を面白可笑しくお話くださり、在学生のみならず多くの企業人にとっても勇気の湧く講演であったと思います。また、日本企業のグローバル展開に向けた取り組みの理念、多くの企業にM&Aを実施すると共に真のパートナーとして共存共栄を図る経営手法には聴講者は感激しながら聞き入っておりました。また、チャレンジ精神の重要性を説いておられました。講演会のあと引き続き懇親会が開催され、集まった多くの先輩方と学生諸君との交流が行われました。 また、今回は㈱日立物流の若手社員の方々も多数お見えになり、本学の学生との交流に積極的に関わってくださった事も印象に残りました。                         金田 武司(S62修機物 H2博エネルギー)記
 
第11回大岡山蔵前ゼミ 2011年12月2日(金)
講師: 小倉 康嗣 氏 (S51金属、S53修金属)  JFEエンジニアリング㈱  代表取締役副社長
演題: 「環境都市を創る! -エンジニアリングビジネスの未来-」
概要:  エンジニアリング事業とはプラントの設計から建設まで、一貫して行う事業です。人材も設計者
           からプロジェクトマネージャーまで様々です。 JFEエンジニアリングでは世界初となるシンガポ
           ールのスカイパーク(高さ200mの3つのビルをつなぐ屋上庭園)を建設しました。 また昨今の
           環境都市創りもエンジニアリングしています。
12月2日金曜日夕刻、大岡山蔵前会館くらまえホールにて蔵前工業会東京支部主催 第11回大岡山蔵前ゼミが開催されました。 蔵前工業会本房事務局長の御挨拶につづき、今回は「環境都市を創る!」と題して、JFEエンジニアリング株式会社 代表取締役副社長の小倉康嗣氏(S51金属、S53修金属)によりエンジニアリング事業についてお話を伺いました。 新しいアイデアを次々に生み出し、プラント設計から建設まで一貫して行っておられ、全自動の自転車置き場をはじめ、シンガポールに建設されたスカイパーク(高さ200mの3つのビルをつなぐ屋上庭園)の建設など斬新な取り組みについて披露していただきました。 世界初・業界初を目指した同社の取り組みは在学生のみなさんにとっても大変興味深い内容であったと思います。 当日は、予想以上に多くの聴講者が来場され、会場を広げなければならないなどの嬉しいハプニングもあり、就職を控えた在学生からの積極的な質問も後を絶たず、盛会のうちに終了しました。 会の後には、OBの方々と在学生との懇親会が行われ、元NHK会長橋本元一(S43電子)氏のご挨拶と共に、講師の小倉さまをはじめ大先輩方との交流が行われました。
 
第10回大岡山蔵前ゼミ 2011年10月14日(金)
講師: 中川 裕 氏 (S43電子)  ソニー㈱  業務執行役員副会長
演題: 「ソニーの商品開発 裏話」
概要:  ①自己紹介  ②カムコーダー開発裏話  ③マビカ開発裏話  ④まとめ ~商品つくり~
10月14日金曜日、大岡山蔵前会館くらまえホールにて蔵前工業会東京支部主催 第10回大岡山蔵前ゼミが開催されました。 伊賀健一学長のご挨拶につづき、今回は「ソニーの商品開発 裏話」と題してソニー株式会社 業務執行役員 中川裕副会長(S43電子)よりお話を伺いました。 現役の学生約130名、OB、職員他約50名、計約180名が参加し、盛会のうちに会を進めることができました。 カムコーダ(ビデオカメラ)などの開発や広報戦略の裏話など、一般の講演では決して聞くことのできない内容で、在学生の皆さんにとっても大変興味深い内容であったと思います。 また、学生時代には自動車部でご活躍され、現在でもご自宅で車いじりをされているなど、人間的にも大変魅力にあふれた講演となりました。 時間を多少オーバーしたにもかかわらず、質疑応答も活発に行われ、その後の意見交換会でも、講師はもとより、聴講したOBと学生諸君の間でも従来に増した意見交換、交流が図られました。
 
第9回大岡山蔵前ゼミ 2011年7月1日(金)
講師: 藤井 理行 氏 (S45土木)  国立極地研究所 所長
演題: 「知的探検のススメ ~山、南極、地球環境を探る~」
概要:  富士山、ヒマラヤ、北極、南極など地球の寒冷圏は、知的探検の場、すなわち、サイエンスのフ
     ロンティアである。 地球環境のタイムカプセル、極地の氷から、地球環境の過去、現在を捉え、
     未来を探る。 さらに、混沌とした時代の中で、未来可能性について考える。
7月1日金曜日、大岡山蔵前会館くらまえホールにて蔵前工業会東京支部主催 第9回大岡山蔵前ゼミが開催されました。 東京支部長石田義雄氏(東日本旅客鉄道㈱取締役副会長)のご挨拶につづき、今回は「知的探検のススメ ~山、南極、地球環境を探る~」と題して情報・システム研究機構 国立極地研究所 藤井理行所長(S45土木)よりお話を伺いました。 現役の学生約50名、OB、約50名、計約100名が参加し、盛会のうちに会を進めることができました。 節電ムードで暑いさなかヒマラヤ氷河の話から南極大陸での氷の研究に至るまでマイナス70℃の世界での格闘の様子と最新の知見を惜しみなく披露していただき、在学生の皆さんにとっても大変興味深い内容であったと思います。また暑さを忘れるひと時でした。 南極の実態、地球環境の変化やメカニズムを解明し世界を舞台に活躍される大先輩の話に聴講者は感激し、チャレンジ精神をもつ事の重要性を説いていただきました。 会合のあと引き続き懇親会が開催され集まった多くの先輩方と学生諸君との交流が行われました。
 
第8回大岡山蔵前ゼミ 2011年5月31日(火)
講師: 錦織 經治 氏 (S36窯業)  元旭硝子㈱ 専務取締役
演題: 「就職はゴールではない!」
概要:  ※ 何故蔵前ゼミを
       ・蔵前工業会と蔵前ゼミ  
       ・理系(技術系)人間、文系(事務系)人間
       ・東工大のブランド力と東工大を比喩する皮肉な言葉
     ※ 世界レベルの一流技術者を目指そう 
       ・「何になったか」ではなく「何をやれたか」「何をやったか」
       ・目指すべき技術者像(10か条)
       ・自信を持とう、世界は評価している! 
     ※ 東工大の先生方へ
5月31日火曜日は台風一過の好天に恵まれ、大岡山蔵前会館くらまえホールにて蔵前工業会東京支部主催「第8回大岡山蔵前ゼミ」が開催されました。 蔵前工業会理事長庄山悦彦氏の挨拶に続き、今回は元 旭硝子株式会社 専務取締役 錦織 經治氏(S36窯業)により、ご自身のご経験に加え、東日本大震災への国外からの反響などを引用した「就職はゴールではない!」という内容で、講演をいただきました。 現役の学生約105名、OB・職員他約45名、計約150名が参加し、大変盛会のうちに会を進めることができました。
内容は広範にわたり、ご自身の第二次世界大戦終戦時の経験に今回の震災の状況を重ねたお話から、東工大の卒業生の社会に出てからの活躍及び壁のお話や約50年に亘る旭硝子株式会社での様々なご経験を元にした、「目指すべき技術者像10か条」、また、「東日本大震災に関する英国のSKYNEWSでの記者レポート」等により、就職後に日本を支える学生の皆さんへエールを送るとともに、卒業後も蔵前工業会を通じてのネットワーク作りの重要性を感じさせる講演となりました。 このような内容だったためか、その後の懇親会でも、現役とOBとの会話が弾み、活発な意見交換が行えました。
 
第7回大岡山蔵前ゼミ 2010年11月19日
講師: 関山 定男 氏 (S46金属 S48修金属) 鬼怒川ゴム工業㈱代表取締役社長
演題: 「日本自動車産業の現状とグローバル成長戦略」
概要:  自動車に於けるCAD、CAM、CAE活用による開発プロセス短縮の技術動向を生産技術の視
     点で解説をする。 また、数々の新工場建設並びに事業再建などの経験から、自動車産業が将
     来グローバルに成功するためのマネジメントウェイについての事例を紹介する。
11月19日金曜日、好天に恵まれたなか 大岡山蔵前会館くらまえホールにて蔵前工業会東京支部主催 第七回大岡山蔵前ゼミが開催されました。 東京支部支部長石田義雄氏(東日本旅客鉄道㈱取締役副会長)のご挨拶につづき、今回は鬼怒川ゴム工業㈱社長(元日産自動車常務)の関山定男氏(S46金属工、S48修金属工)により自動車会社とその部品・部材メーカーの経営を通じた経験談、業界の様子などについてお話をいただきました。 テーマは「日本自動車産業の現状とグローバル成長戦略」という内容で 現役の学生約80名、OB、職員他約70名、計約150名が参加し、大変盛会のうちに会を進めることができました。
内容は広範にわたり、自動車産業をはじめとしたモノづくり産業が日本を支えている現状と、成熟し多様化する新興国市場を見据えた事業戦略、特に電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車(PHV)など次世代自動車を含めた業界の取り組みなどをお話いただきました。 さらに後半では過去に国内外の多くの工場立ち上げや海外企業の支援、再建などを担当してこられた苦労など海外での事業展開の難しさなどについてもお話いただき、学生諸君にとってもこれからの就職活動において大いに参考になったものと思います。 グローバル化するモノづくり産業に一人でも多くの学生が飛び込み、チャレンジしてほしいとのお言葉がありました。 会合のあと引き続き懇親会が開催され集まった多くの先輩方と学生諸君との交流が行われました。
 
第6回大岡山蔵前ゼミ 2010年10月21日
講師: 宇喜多 晴郎 氏 (S42建築 S44修建築) 清水建設㈱代表取締役副社長
演題: 「建設業の過去・現在・未来」
概要:  昨今の不安定な景気状況の中、厳しい経営環境が続いている建設業界において、建設会社は
     日々どのような企業活動を行っているのか。 清水建設の話題を中心に、具体的な活動内容を
     エピソードも交えて紹介させていただきます。
10月21日木曜日、大岡山蔵前会館くらまえホールにて、蔵前工業会東京支部主催の第六回大岡山蔵前ゼミが開催されました。 当日、心配されたほどの雨もなく、東京支部支部長石田義雄氏の主催者挨拶、蔵前工業会理事長庄山悦彦氏の挨拶に続き、今回は清水建設株式会社代表取締役副社長 宇喜多晴郎氏(S42建築、S44修士建築)により、「建設業 日本を支える1000年産業」と題し、平安時代まで遡った建設業の始まりから、東京スカイツリーといった最新の建築物や最新技術動向まで幅広いご講演を賜り、現役の学生約140名、OB、職員他約50名に加え、今回は清水建設より約130名の計約310名が参加し、会場は熱気につつまれておりました。 質疑応答についても、現役学生より積極的な質問が相次ぎ、参加した清水建設社員の専門家の方より、丁寧な回答をいただけるという嬉しいハプニングもあり、その後の交流会も含めて、大変な盛会となりました。
 
第5回大岡山蔵前ゼミ 2010年6月18日
講師: 藤沼 彰久 氏 (S47制御 S49修制御) ㈱野村総合研究所会長
演題: 「生活者一万人調査から企業経営への示唆 -ニューノーマル、新たな生活者像と経営への指針ー」
 
 
第4回大岡山蔵前ゼミ 2010年5月14日
講師: 関 誠夫 氏 (S43生機 S45修生機) 千代田化工建設㈱相談役
演題: 「地球と人類の末永い共生を実現するための担い手になろう」
概要: 産業革命の頃からほんの200年の間に人類は石炭や石油などの化石燃料を中心に膨大な量
     のエネルギーを使用するようになった。その結果、大量のCO₂が大気中に蓄積し、今日の地球
     温暖化など異常な環境変化に繋がったと見られている。一方、世界の人口は増加し続け、エネ
     ルギーのみならず食料や水などの不足も大変深刻な状況である。このように、今日人類が抱え
     る問題は地球規模に大きく複雑化しており、その解決には技術の開発と応用が不可欠で、世界
     中が協力し対応を急ぐ必要がある。また同時に日本の貢献への期待は大きい。世界一の理工
     系大学を目指す東工大の皆様にそれをしっかり受けて欲しい。そのため、総合エンジニアリング
     会社での経験を基に関連する仕事や技術の紹介と諸提案をさせていただく。
 
 
第3回大岡山蔵前ゼミ 2009年11月26日
講師: 寺崎 明 氏 (S49電物 S51修電物) 総務省 総務審議官
演題: 「デジタル移行とICT国際戦略」 
 
 
第2回大岡山蔵前ゼミ 2009年10月9日
講師: 稲生 武 氏 (S37機械) 元いすゞ自動車社長 JR東日本取締役
演題: 「プロジェクトを成功させる大切なこと」 
 
 
第1回大岡山蔵前ゼミ 2009年6月26日
講師: 石田 義雄 氏 (S42機械) 東日本旅客鉄道㈱取締役副会長
演題: 「日本の鉄道を世界へ 国際標準化 Suica開発」