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  • 開発進む次世代電池、用途別に有望株続々、ナトリウムイオン、大型定置用、安さ魅力、全固体、EV用、急速充電可能(日経産業新聞、2018/11/20)科学技術創成研究院 全固体電池研究ユニット;菅野了次教授

開発進む次世代電池、用途別に有望株続々、ナトリウムイオン、大型定置用、安さ魅力、全固体、EV用、急速充電可能(日経産業新聞、2018/11/20)科学技術創成研究院 全固体電池研究ユニット;菅野了次教授

リチウムイオン電池の欠点を補う次世代電池の開発競争が激しくなっています。急速充電が可能な全固体電池は電気自動車(EV)、安いナトリウムイオン電池は大型の定置用と、用途ごとに有望なタイプが見えてきており、それぞれの研究チームは、現在の電池にない魅力を磨き、性能やコストでしのぎを削っています。EV向けでは、トヨタ自動車が20年代前半に実用化を目指す全固体電池が先行しており、イオンの通り道になる固体の電解質を東京工業大学の菅野了次教授などと11年に発表しました。菅野教授によると「急速充電と安全性では負けない」とのことで、「イオンが高速に動き、電気を出し入れしやすい」、「充電時間が短くなり、発進などの走行性能が向上する」、「燃えやすい液体電解質を使わずにすむ」等の特徴を有しています。トヨタなど23社は大学などとのプロジェクトで、30年をめどにEVの充電時間を10分にするなどの目標を掲げています。
・菅野・平山研究室のご紹介:http://www.kanno.echem.titech.ac.jp/


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