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アドバイザー企業支援検討会(第13回)開催報告
開催日:2025/08/26
開催場所:東工大蔵前会館手島記念会議室
アドバイザー企業支援検討会(第13回)開催報告
1.開催日時:2025年8月26日(火)17:00-19:00
場所:蔵前会館3F手島精一記念会議室(リアル)及びZoom(オンライン):ハイブリッド開催
2.出席者 19名(敬称略)
・検討会参加者19名(リアル13名、オンライン6名)、(;AD7名、;CD12名)
交流会参加者13名(;AD3名、;CD10名)
3.内 容
(1) 開会挨拶
アドバイザー企業支援検討会も第13回と回を重ねてきた。本日は、第1部が5社の支援企業紹介、第2部が組織連携についてということで、大学統合の接点である医工連携が活発化し、近い将来にKVSが大学のスタートアップを支援あるいはインキュベートするというところをご理解いただき、活発な意見を伺いたい。
(2)第1部の支援企業紹介(5社):担当CDから企業概要、課題、支援要請内容等を説明した。
①(株)サンテック、②サクラテック(株)、③(株)Jij、④(株)Bocek:、⑤ビジネスハーモニー(株)
(3)5社全体討議:活発な質疑応答がされた。
・売上高の割に工場の数を増やすのは背伸びでは。スマート農業の具体性について。
・東京科学大等の医学系との連携に関連し、NECのカラダケアとの差別化を考えるべき。
・尖った技術があり更なる紹介が必要。繰り返し実施の結果、最適化を図るというニーズは、大企業に限られない。無料オンラインセミナーも聴講者レベルに応じた展開が必要。金融ポートフォリオにおけるリスク対リターンの最適化を横展開すべきでは。
・ユーザーの気持ちに刺さるパンフ等が必要。生成AI関連企業が多い中、他社との違い、他社に対する強みをアピールすべき。
・デザインと共に特許も検討すべき。中国等への展開は。蔵前工業会のくれない会に会員登録すれば女性経営者との交流やでプレゼン機会も考えられる。
(4) 写真撮影(リアル参加者:終了後撮影、オンライン参加者:スクリーンショット)
(5) 第2部の組織連携:
組織連携先としてのKVP、YVP、TAMA、PIO、東京科学大学イノベーションデザイン機構、TCI、西武信金、東京都中小企業振興公社およびそれらが行う主なイベントが紹介された。
(6) 組織連携に係る自由討論:特には無かった。
(7) 各アドバイザーからのコメント(自己紹介及び質問など)
・参加されたアドバイザー全員から様々なコメントを頂いた。(抜粋したものを以下に示す)
・大学発技術のビジネス化に関し、ユーザー視点および製品化時の課題認識が必要では。AI失業に対する各国の国民意識の差の紹介。ヒトの平準化よりマシンの平準化が必要では。地方から首都圏へのイベント参加の有意性。第2部の組織連携先のイベントと、それ以外のビッグサイト等のイベントとの差に関し、前者は参加費が低額(あるいは無料)に抑えられる点の質疑があった。また、医工連携に加え農工連携など幅を拡げるかに関し、カルチャーの違いということもあり、先ずは東京科学大における医工連携が必要ではとの意見交換があった。
・医療機器を製造する企業の紹介を希望する方と、自ら医療機器ベンチャーを立ち上げて来年商品化を予定される方とのマッチングの場となった。
(8)モフィリア社の指静脈認証の提供先紹介の再依頼、今後のイベントとして蔵前科学技術セミナー、KITCセミナーの案内がされた。
4.感想
・今回も、技術の目利きとしてのアドバイザーのコメントには傾聴すべきものがあった。
・仕事都合等で現地参加予定の3名欠席となったが、交流会も含め盛会であった。
以上