アドバイザー企業支援検討会(第12回)開催報告

開催日:2025/02/21



1.開催日時:2025年2月21日(金)17:00-19:00
場所:蔵前会館3F手島精一記念会議室(リアル)及びZoom(オンライン):ハイブリッド開催
2.出席者 24名
・検討会参加者24名(リアル19名、オンライン5名)、(AD12名、CD12名)
交流会参加者19名(AD9名、CD10名)
アドバイザー(AD) 12名(リアル(R)9名、オンライン(O)3名)
コーディネーター(CD) 12名(リアル(R)10名、オンライン(O)2名)
3.内 容
(1)    開会挨拶(室長)
アドバイザー企業支援検討会も第12回と回を重ねてきた。参加リストに掲載されるアドバイザーの数は過去最多で若い方も多く参加されている。本日は、第1部が5社の支援企業紹介、第2部が医工連携についてということで、アドバイザーの方にご意見を出していただきたい。
(2)第1部の支援企業紹介:担当CDから企業概要、課題、支援要請内容等を説明した。
5社:①(株)R&Dゲート、②(株)ツーエスラボ、③レフィクシア(株)、④アドバンスソフト(株)、⑤(株)モフィリア
(3)5社全体討議:大変活発な質疑応答がされた。①R&Dゲート:ホームページの技術掲載記事を書ける人材に関し、Webプロモーションの昭栄社を紹介可能、ホームページ自体の構造改善に関する情報をチャット記載、②ツーエスラボ:近畿大の養殖関連で知人あり、錦鯉のビジネス性、チョウザメ養殖、らんちゅう養殖、イベントピッチ関連で知人あり、③レフィクシア:測定時間によるが動体測定の可能性、地震計への展開、④アドバンスソフト:シュミレーションソフトが可能な分野、⑤モフィリア:超ハイエンドのセキュリティを目指すか等。
(4)写真撮影(リアル参加者:着席状況撮影、オンライン参加者:スクリーンショット)
(5) 第2部の医工連携に係る事例紹介:支援企業関連の医工連携事例、東京科学大学内の医工連携事例が紹介された。
(6)医工連携に係る自由討論:活発な質疑応答がされた。①センサを用いた人の身体のセンシングと、ネットで病院に直接つなぐ医療診断、②デジタル技術を用いたリモート診断、③医工連携のKVS支援企業のアピール、④旧東京医科歯科大の方が蔵前工業会に参加できる現状、⑤理工学と医歯学をつなぐ仲人としての目利きにおける直観力の必要性など。
(7)各アドバイザーからのコメント(自己紹介及び質問など)
 ・参加されたアドバイザー全員から様々なコメントを頂いた。①東大など総合大学における医工連携事例の調査必要性、②高齢化社会における介護に係る視点の必要性、③将来の医師の役割、④AIによる自動診断、⑤理工学と医歯学をつなぐKVSの役割、⑥医歯学との連携を踏まえ、更に芸術との連携も視野に入れる必要性など。
4.感想
 ・第2部の医工連携に関し、ニーズは医歯学側でシーズは理工学側(ニーズが理工学側でシーズが医歯学側は考えにくい)のため、医歯学側のニーズ情報の取得が重要であり、東京科学大学tipという旧東京医科歯科大の枠組みにおける医歯学側のニーズ情報をKVSとして今後検討していく価値があるのではと感じた。
 ・ハイブリッド開催として手島精一記念会議室(初めて利用するリアル会場)とオンラインをつなぐ検討会であったが、関係者の協力の下、予定通りに実施できた。 
 ・アドバイザーで参加者リストに掲載されたが、都合で欠席(リアル1名、オンライン2名)、遅れて交流会のみ参加(1名)がおられたが、交流会も含め盛会であった。                                                                       以上