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アドバイザー企業支援検討会(第11回)開催報告
開催日:2024/08/02
1.開催日時:2024年8月2日(金)17:00-19:00
場所:蔵前会館ロイアルブルーホール(リアル)及びZoom(オンライン):ハイブリッド開催
2.出席者 24名
・検討会参加者24名(リアル15名、オンライン9名)
アドバイザー(AD) 10名(リアル6名、オンライン4名)
コーディネーター(CD) 14名(リアル9名、オンライン5名)(本部メンバー含む))
・交流会参加者14名(AD6名、CD8名)
3.内 容
(1) 開会挨拶(室長)
アドバイザー企業支援検討会も第11回と回を重ねてきた。この秋には大学統合で医工連携が1つの大きなテーマとなる。アドバイザー企業支援検討会では、KVSのベンチャー支援についてコーディネーターから説明することで、アドバイザーの皆様の更なる支援を頂きたい。ベンチャーの広がりの中、アドバイザーの皆様の支援無くして的確な支援は難しい。この検討会を重要な会と位置付けており、本日は積極的に質問、意見を出していただきたい。
(2)前半の支援企業紹介:担当CDから企業概要、課題、支援要請内容等を説明した。
前半4社:①(株)フーモア、②(株)Jij、③(株)シナジー研究所、④(株)アジラ
(3)前半4社全体討議:大変活発な質疑応答がされた。①:補助金申請講座等で漫画利用し講師の肖像権を回避しては。二次使用料フリーとはコンテンツ受託制作サービスに関連するか。動画の注力ポイントを漫画化しては。②:パッケージ化されているか。具体的なDX訴求事例は。③:双方向RAGの技術的効果は。業務特化型に関し、基幹システムが複雑化している状況ではないか。④:更なる利用分野として夜間の老人介護施設などが考えられるのでは。パッケージ化ソフトの動きは。
(4)写真撮影
(5) 後半の支援企業紹介:担当CDから企業概要、課題、支援要請内容等を説明した。
後半4社:⑤ iPEACE223(株)、⑥アラクノフォース(株)、⑦ (株)Bocek、⑧アルテックソリューションズ
(6)後半4社全体討議:前半同様に活発な質疑応答がされた。⑤:論文発表前の出願がされているか。⑥:東京医科歯科大のVRゲームでも利用していたか。⑦:顧客に対しIT補助金が出るからと売込むときの顧客紹介について。特別な技術を持たないとDXだけのビジネス展開は難しい。⑧:故障が10年も起きないという故障予知ニーズの少ない製品もある一方、CT,MRI用のチラーなどAIと融合して故障予知するニーズあり。
(7)各アドバイザーからのコメント(自己紹介及び質問)
・参加されたアドバイザー全員から様々なコメントを頂いた。
・オープンイノベーションに関しベンチャーと色々な組み方がある。Bocekの生成AIに質問投げたときAIがどのように読み取るか。大学時代に西森研究室に関係していた。プレゼン資料に数値的記載があるとより好ましい。iPEACE223の知財支援に関し、東工大の知財仲間(燕粋会)における化学系のメンバーもいるのでは。籾井社長と同じ研究室であった。洋上発電での利用も期待されるのではないか。
・本部メンバーより、iPEACE223のプラント設計者に関し、会員部会の化学業界メンバーを探す旨コメントを頂いた。
4.感想
・直前にリアル会場の変更があったアドバイザー企業支援検討会であったが、関係者の協力の下、初めて利用するリアル会場とオンラインのハイブリッドで予定通りに実施できた。 以上