花紀行その1 「南会津の旅 男鹿高原ムシトリナデシコ」

2020/06/14

前澤利春様(S50卒 真壁研)から、
これまで撮りためた作品集より初夏の写真を寄稿して頂きました。


タイトル:花紀行その1「南会津の旅 男鹿高原ムシトリナデシコ」 
撮影:前澤利春氏(S50卒 真壁研)
撮影年月日:2013年7月
撮影場所:栃木・福島


梅雨の合間の好天を狙って南会津を旅した。東日本大震災から2年経った2013年だった。東北自動車道の
西那須野塩原
ICで降り、国道400号線で南会津を目指した。
道の駅「湯の香しおばら」で小休止し、しばらく走ると男鹿高原というあたりで道路沿いにピンク色の花が
咲く畑があった。道路脇に車を停め、その花を撮影した。

ほどなく、花を撮影する筆者を見かけたおばあさんが寄ってきた。花の名前はムシトリナデシコというこ
と、葉の下の茎が粘液を出し、虫を補足することなどを教えてくれた。おばあさんは子供が東京に出て、
自分は一人暮らしをしていることなども話してくれた。