「冬の阿寒 タンチョウ」

2019/12/20

前澤利春様(S50卒 真壁研)より写真を寄稿して頂きました。
写真「冬の阿寒 タンチョウ」
タイトル:「冬の阿寒 タンチョウ」 
撮影:前澤利春氏(S50卒 真壁研)
撮影年月日:2018年1月23日
撮影場所:北海道釧路市阿寒町

タンチョウは全長140cm。翼開長250cm。全身ほぼ白色で、首と次列・3列風切り羽は黒色。頭頂は赤色。丹(赤)頂はここから付けられた名前だ。日本のツルの仲間で最大で、日本の天然記念物。幕末から明治初期の混乱期に絶滅したと考えられたが、その後再発見され、冬期にトウモロコシなどを給餌することで絶滅を免れた。北海道だけに生息し、現在は1500羽を超えている。写真は零下10℃を下回る気温の中で撮影した。2羽の求愛ダンスで、「クルウ― クルウ―」と鳴きながらディスプレイをする。飛翔時の姿も優雅で、極寒の青い空に美しく映えていた。