スケジュール詳細

イベント 神奈川県支部 「素粒子で探る宇宙の開闢:ヒッグス粒子の発見から超対称性粒子の観測へ」
イベントの詳細  神奈川県支部 平成25年度第2回土曜講演会

日時:平成26年3月1日(土) 14:00~16:00
会場:東工大蔵前会館 ロイアルブルーホール
講師:東京都立大学(現首都大学東京) 広瀬 立成名誉教授

演題:素粒子で探る宇宙の開闢:ヒッグス粒子の発見から超対称性粒子の観測へ
【概要】
  これまで人類は、望遠鏡を駆使して遠くの星や銀河を観測し、宇宙像を築き上げてきました。ところが、最近の宇宙探索機は、光学測定によって得た宇宙の質量・エネルギーが、わずかに4%に過ぎないことを明らかにしました。 残りの96%を占める謎の実体は、「ダークマター」「ダークエネルギー」とよばれ、140億年前、宇宙が小さな火の玉であった時代に生成され、銀河の形成を司ってきたと考えられます。
  誕生直後の微少な宇宙には,物質のもっとも基本的な素材、素粒子が飛び交っていたのですから、その解明には、素粒子物理学が重要な役割をはたすことになります。現代の素粒子理論は、最近発見された「ヒッグス粒子」によって実証されましたが、もう一段の飛躍「超対称性粒子」の観測が期待されます。
  本講演では、欧州原子核研究所(セルン)で進められている素粒子実験と宇宙探索機から得られる新しい知見を示し、そこからどのような宇宙像が導かれるかを解説します。日本が主導する国際プロジェクト「国際線形加速器ILC」にも言及します。

会費:500円 (当日会場にて)(学生無料)
定員:100名
申込み:平成26年2月15(土)までに下記を記載のうえ事務局まで。
「①件名:「土曜講演会参加の申込み」/②お名前/③学科・学年、若しくは、卒年(学・修・博)/④メールアドレス、電話、住所等の連絡先/⑤同伴者名・人数」

蔵前工業会神奈川県支部事務局
事務局長 大嶋顕世
  E-mail kanagawa@kuramae.org または 留守番TEL 045-341-0577
日付 2014/03/01(土) 14:00 ~ 16:00