市川惇信S28化工3S30修化工S33博化工

科学が進化する5つの条件
科学が進化する5つの条件

発行:岩波書店(2008年)科学ライブラリーシリーズ
定価:1,260円
内容:科学の誕生と発展を,出来事の系列でなく,それに必要な条件が満足される経過として記述している.

科学から観る日本社会
科学から観る日本社会

発行:独立行政法人科学技術振興機構 社会技術研究開発センター(2007年)社会技術レポート No.3
内容:科学の方法である「仮説形成とその検証」を日本社会に適用する.その時の仮説として,「日本社会は,世界は整合的な存在であるという世界観をもたない」を用いる。この仮説は日本社会の性質をよく説明する。このレポートは社会技術研究開発センターのウエブ http://www.ristex.jp/public/books/report/index.html に請求して入手できる。

Global Warming -The Research Challenges -
Global Warming -The Research Challenges -

発行:2004年
共著:Edited by Atsunobu Ichikawa,18 Authors
内容:総合科学施術会議が計画・実施した全日本の研究プログラム「地球温暖化研究イニシアティブ」(2001年から2005年)の2003年での成果を,それまでの地球温暖化研究の成果と関連させてとりまとめた。大学院学生のテキストとして好適であるとされる。

複雑系の科学 -人工科学の新しい世界-
複雑系の科学 -人工科学の新しい世界-

発行:オーム社(2002年)
定価:3,500円
内容:複雑系の科学の本質を,セル・オートマタにおける状態推移の複雑性として,眼に見える形で記述している.Windows XpおよびMac OS9の上で走るセル・オートマタのJAVAプログラム(CD-ROM)を添付してある。

システムの計画と実際
システムの計画と実際

発行:オーム社(2001年)
定価:2,500円
共著:浅井喜代治編,市川惇信,諸岡孝次,川崎俊二,港沢芳雄,福田敦,津村俊弘,浅井喜代治 共著
内容:大学学部の教科書として,システムの取り扱いを記述している。第1章においては,フラクタル,カオス,システムの構造表現,システムの分解・階層化を示している。

暴走する科学技術文明 ー知識拡大競争は制御できるかー
暴走する科学技術文明 ー知識拡大競争は制御できるかー

発行:岩波書店(2000年)
定価:2,800円
内容:科学技術を進化システムとして捉え,進化の条件を明らかにすると共にその挙動を分析し,科学技術文明と日本社会の今後を見通している。標題から連想されるような反科学技術の書ではない.日刊工業新聞の賞を受賞したことからも明らかであろう。
受賞:2000年日刊工業新聞 技術・科学文化賞 優秀賞受賞
書評:多数,著者のウエブ http://www.a-ichikawa.com/ を参照のこと
注:この本は出版社と書店での在庫がなくなり,中古本が8千円近い(Amazon調べ)ので,著者のウエブに同じ内容のファイルをアップロードしてある.
 http://homepage3.nifty.com/a-ichik//future-civil/future-civil.html

現代科学技術と地球環境学
現代科学技術と地球環境学

発行:岩波書店(1998年)地球環境学講座
定価:3,600円
共著:市川惇信,吉川弘之,中西準子,内藤正明
内容:岩波地球環境学講座の第一巻として,科学技術と地球環境との関連を考察している。第1章は,20世紀に急速に発展した科学技術を中核とする科学技術文明がもつ性格を明らかにして,地球環境問題の本質を考察している。

環境用語辞典
環境用語辞典

発行:オーム社(1997年)
定価:4,500円
共著:横山長之,市川惇信編 執筆者多数
内容:環境問題に現れる言葉を辞典として解説したもの。韓国において翻訳書が出版された。

ブレークスルーのために
ブレークスルーのために

発行:オーム社(1996年)
定価:1,400円
内容:1992年に著者が団長として実施した,米国の卓越した研究所で行われている管理運営についての調査結果をとりまとめている。調査結果から研究組織が卓越したブレークスルーを出せる上で必要な管理運営の原則を見出し,その根拠を分析している。受賞:1996年日刊工業新聞 技術・科学文化賞 優秀賞受賞
書評:多数:著者のウエブ http://www.a-ichikawa.com/ を参照のこと