蔵前工業会の歴史

蔵前工業会の誕生

1881(明治14)年5月  東京職工学校が設立され、生徒・卒業生間に種々の団体が生れた。
1896(明治24)年  化学工藝部在学生を中心に親睦団体「化学工藝会」結成。
1896(明治29)年  機械科在学生、職員・卒業生からなる「機械工藝会」が結成された。
1906(明治39)年  機械工藝会臨時総会席上で「機械工藝会を他の科の卒業生にも開放して発展的解消をなし、会名も蔵前工業会とする」ことが議決され、手島精一校長を会長とする「蔵前工業会」が設立された。同年『蔵前工業会誌』創刊号が発刊されたが、これを1号とせず、『機械工藝会誌』の号数を継いで、第50号とした。

社団法人となった蔵前工業会

1918(大正7)年  「社団法人蔵前工業会」定款を総会において附議決定、農商務省の設立認可を受けて、本会は社団法人となった。会長制を廃して理事長制とし、初代理事長に小林懋氏が就任した。

活動の歴史~大学昇格まで~

1919(大正8)年  全国支部代表会および臨時総会において、母校を単科大学に昇格させる件の動議が可決され、会を挙げての昇格運動が始まった。
1923(大正12)年9月 関東大震災により母校は消失したが、被災を免れた本会事務所では、全国1,544名より5,738円余の弔慰金、見舞金を集め、被災会員に贈った。また、教員用ならびに生徒参考用図書標本類を集め、母校に寄贈した。
1929(昭和4)年  東京工業大学の設置が正式に承認され、蔵前工業会と学友会の共催で大学昇格祝賀会が催された。また、蔵前工業会館の建設を総会で決定した。
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活動の歴史~母校支援事業と蔵前工業会館~

1931(昭和6)年  蔵前工業会館竣工、翌年本会事務所を開館内に移した。
1937(昭和12)年  母校の創立60年記念資金募集のため「母校創立記念会」を設立、156万余円におよぶ寄付を母校に贈呈。
 その後、母校の創立70年、80年、100年などの節目ごとに募金運動を行い、それぞれ講堂と体育館、総合研究館と創立80年記念会議室、百年記念館が建設された。また、国際交流基金スタートなどの資金となった。
1991(平成3)年  新蔵前工業会館建設のため、旧館の取り壊し開始、新会館は1993(平成5)年竣工した。だが同会館は、経済不況の長期化に伴い、2003(平成15)年売却された。

活動の歴史~蔵前工業会創立百年記念事業~

2004(平成16)年  国立大学法人としてスタートした母校への支援強化策として「(財)東京工業大学後援会」の募金を促進すべく積極的な活動を開始した。
2006(平成18)年2月
 蔵前工業会創立百年記念式典を挙行。記念事業として、「21世紀の科学技術のフロントランナーとしてのあるべき姿」と題した特別シンポジウムを本会会員の白河英樹氏を初めとするノーベル賞受賞者と文化功労者の参加で開催した。
 さらに現在はTTF合同事業を母校と合同でスタート、21世紀の科学技術の発展のために母校と歩みをともにしている。
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一般社団法人への移行

2012(平成24)年4月1日 公益法人制度改革により従来の社団法人から一般社団法人へ移行した。