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過去のお知らせ | 平成21年度事業報告書 | 平成22年度事業計画書
本部運営の基本方針として下記の主要な方針を定め、事業展開を進めてきた。
(その事業概要を順次報告します)
(1)平成21年度末会員数 50,416名 (毎年納入会員48,149+卒50会員2,025+終身会員242)
(2)永眠会員 故・小山田了三岩手県支部長(39原)、中澤三知彦会友(16窯)、飯村和雄会友(19機)、畑四郎会友(21電)、面高信俊会友(24機)他132名、逝去に際してはその都度弔意を表した。
(1)支部総会
27支部で支部総会が開催され、役員が出席し、本会並びに母校の現況について報告した。(14頁附属資料A「各支部総会等出席状況」参照)
(2) 海外蔵前会との国際交流
平成21年5月26日、東工大蔵前会会館竣工記念式典出席の為来日されたタイ蔵前会(羽田会長、羽田顧問)、北京蔵前会(曲会長、謝副会長)、上海蔵前会(江会長、呉会員)、英国蔵前会(野口会長)、旧・ソウル支部(韓前副支部長)の各代表と蔵前工業会代表(滝副理事長、本房事務局長、木村常務理事=当時、宇高理事、入江会友、泉妻会友、柴生田会友、韓会員)、母校代表(大倉理事・副学長)による歓迎昼食会が式典に先立ち開催され、懇親を深めた。この他、下記のとおり各蔵前会等の総会などに役員等が赴き、交流をはかった。
| (H21年) | ||
| 6月13日 | タイ蔵前会総会 | 岡崎理事、錦織会友 |
| 9月11日 | 旧・天津支部との交流会 | 宇高理事、柴生田会友 |
| 9月13日 | 北京蔵前会総会 | 滝副理事長、宇高理事、柴生田会友 |
| 9月14日 | 旧・ソウル支部との交流会 | 宇高理事、柴生田会友 |
| 9月15日 | 旧・嶺南支部との交流会 | 宇高理事、柴生田会友 |
| 9月25日 | 北京蔵前会との交流会 | 庄山理事長、本房常務理事・事務局長 |
| 10月26日 | 旧・台湾支部との交流会 | 柴生田会友、泉妻会友、韓会員 |
| 12月 5日 | 上海蔵前会総会 | 公平蔵前ベンチャー相談室運営委員 |
| (H22年) | ||
| 3月 4日 | 旧・台湾支部との交流会 | 庄山理事長、宇高理事、柴生田会友 |
(1)事務局人事
特別の業務担当として下記の理事等に嘱託として協力願った。
| システム・ウエブ担当 | 木村 暁夫氏(40制42修機) |
| 会誌広告営業・広告特集編集担当 | 伊藤 修氏(40化工) |
| 新法人制度移行検討実務担当 | (総合)平塚 芳隆氏(42電44修電) |
| 同 上 | (会計)吉松 明氏(42応化44修化工) |
| 同 上 | (定款・移行申請)平山南見子氏 (44修化) |
(2)会議等開催状況
| ①第116回会員通常総会(21-5-14) | |
| ②第 85回評議員会(21-5-14) | |
| ③第 51回支部長会(21-11-6) ※会員部会企画 | |
| ④理事会 | 8回 |
| (審議事項承認可決案件) ・平成20年度事業報告承認の件 ・平成20年度決算報告承認の件 ・事務局職員給与改定の件 ・常務理事互選の件 ・平成21年度執行体制決定の件 ・会友候補者の為の理事指名について ・事務局組織並びに嘱託契約承認の件 ・平成21年度理事会等主要日程案承認の件 ・各部会運営委員承認の件 ・平成21年度「新現役チャレンジ支援事業(モデル事業)の申請について ・新法人制度移行の方向性について ・会友委嘱承認の件 ・理事長、副理事長等の北京蔵前会訪問と祝金等支出について ・東工大名簿システムへの本会SNS無償譲渡の件 ・科学技術部会運営委員追加承認の件 ・主たる事務所移転承認の件 ・新法人制度移行の為の今後の体制について ・平成22年度予算編成方針承認の件 ・慶弔規定一部変更承認の件 ・東工大・蔵前カード加入者への参加費割引に対する補助制度について ・第86回評議員会並びに第117回会員通常総会日時・議案について ・理事・監事候補者推薦委員会委員の委嘱について ・新法人移行に係わるアンケート結果及び今後の方針案承認の件 ・学位記授与式当日の対応変更について ・新法人への移行に関する基本方針承認の件 ・平成22年度事業計画並びに予算案承認の件 ・東工大社会人教育院講演会共催承認の件 |
|
| ⑤監事会 | 2回 |
| ⑥相談役会 | 1回 |
| ⑦理事・監事候補者推薦委員会 | 2回 |
| ⑧理事長指名理事による会友候補者推薦会議 | 1回 |
| ⑨部会等(総務・経営企画部会、会員部会、ネットワーク部会、編集部会、大学連携支援部会、科学技術部会、新法人移行特別部会、新法人移行作業部会、新法人制度移行検討委員会) | 多数 |
| ⑩新旧役員歓送迎会(H21-5-28) | 1回 |
| ⑪新年賀詞交歓会(H22-1-7) | 1回 |
| ⑫新春講演会【企画・東京支部】(H22-1-18) | 1回 |
(3)会計状況
①決算・予算
②年会費納入状況
| 項 目 | 平成21年度年会費納入状況 前年H22-3-31現在 |
| 会費納入対象数 | 50,416名 (50,142) |
| 会費納入者数 | 12,952名 (13,150) |
| ※同 納入率 | 25.7% (26.2) |
| ※会費納入者内訳、一般納入者(10,685名) (10,939)、卒50年会員(2,025名) (1, 966)、終身会員(242名) (246 ) | |
③支部事業活性化補助金
平成4年度より支部活性化のため行事開催経費援助を行っている。
平成21年度は、10支部に対し20件807,030円の補助金が交付された。
④東工大・蔵前カード割引加入者の参加費割引に対する補助金支出報告。
平成21年度より、カード加入促進策の一環として題記制度を導入した。平成21年度は、21団体に対し38件364、516円が交付された。
⑤東工大・蔵前カード割引加入者の参加費割引に対する補助金支出報告
平成19年度より、カード加入促進策の一環として題記制度を導入した。
平成20年度は、18団体に対し31件282,427円が交付された。
⑤寄付金 447,500円 5件
⑥会員部会の会費入促進等の活動
A 会費納入促進
1)郵便振替による納入者向け事務局発信依頼状およびカード加入勧誘文書の検討。
2)その結果 卒50年、終身を含む納入者 12,952名(25.7%)
3)新卒業生に対するアプローチ
弧印無償提供によるカード入会促進の検討⇒カード会社からのPR自粛要請により取り敢えず中止
大学生協加入金返還通知に蔵前PR文書を同封
学位授与式当日の学位記ケース提供(本年は卒業祝いのエアーゲート設置と座席への配布)
4)22年度新入学生に対する蔵前PR(入学手続き時)
大学協力のもと入会受付を実施し、下記のとおり入会を受け付けた。
学部入会者(10年) 907名
(9年) 2名
(8年) 15名
修士入会者 383名
博士入会者 41名
計 1,348名
5)会費納入促進の有効手段であるカードの条件変更の要請があり、方針検討の上、事務局にてカード会社と交渉、1年間はほぼ現状維持とすることができた。
B 蔵前工業会のあり方の検討
1)如水会、三田会、神戸大学工学部、甲南大学など他大学の同窓会の現状を調べた。
2)その結果とカード会社の姿勢を検討した結果、現行の会費徴収方法に、新入生への永久会費制度を追加することが適当との結論を得て理事会に提案することとした。
C 支部活性化
1)支部総会出席とコミュニケーションによる施策の実現支援
支部訪問回数 27 回
2)支部長会の実施
法人改革に対する支部意見聴取、活動が活発な支部の紹介 母校の現状紹介 本部活動の紹介
3)東京支部主催の大岡山ゼミ実施支援
D 組織化
1)卒20年全学同期会準備のための「はじまりの会」発足7年目を実施
2)会員データの収集
SNSによるデータ登録・更新の普及・促進PR
支部における定期的名簿変更データの本部への提供促進の開始
E 母校の地方プレゼンスの向上支援
兵庫県の灘校と打ち合わせ10月の土曜講座に2名の母校教授が出講することに決定した。他支部へ展開を予定する。
(4)蔵前工業会誌「Kuramae Journal」
第1012号(21年春号)~第1017号(22年新年号)を発行した。発行部数は毎号約25,000。
・1000号から開始した「今活躍中の同窓生」のインタビュー記事は、産・官・学の正に活躍中の方に加え、蔵前ベンチャー賞受賞者と文部科学大臣表彰「若手科学者賞」受賞の東工大準教授にも登場して貰い、幅広く記事にし、表紙写真を含め非常に好評である。
・同窓生の「講演録」と「ちょっと気になるミュウジアム」では、支部の有志の方の参加を呼びかけた所、支部主催の講演会の講演録が増え、また、ミュウジアムは対象が広がり、多くの支部会員を含めた同窓会誌になってきた。
・蔵前として現役学生への働きかけとして「蔵前ゼミ」に力を入れだしたが、その一環として新年号に蔵前ゼミでの「講演録」を掲載できた。
・同じく今年度初めての「第1回一橋大学・東京工業大学合同移動講座」の報告も掲載し、今後の合同事業への理解を深めた。
・前年度より「東工大便り」の欄を設け、切口を変えた東工大紹介を始めたが、今年度より最新の東工大そのものを伝えるため、六つの研究科を順次紹介する「大学院研究科紹介」を始めることとした。
・研究室訪問、蔵前人のキャンパスライフはそれぞれ学内の先生と他大学の先生のキャンパスライフ紹介を継続し、また「文苑」欄は会員に選者をお願いし、1頁内にきれいに配置をお願いした。
(5)ネットワーク部会の取組み
①運営体制:部会運営委員会
・開催:2ヶ月に1回程度 ※開催日は以下の通り
・第1回:2009年7月1日(水)
・第2回:2009年9月3日(木)
・第3回:2009年10月26日(月)
・第4回:2010年1月28日(木)
・第5回:2010年3月1日(月)
②活動内容
○名簿管理システムの統合準備
・大学と連携した名簿管理システムの構築に向け、準備を進める。
・東工大名簿システムへの蔵前工業会SNS無償譲渡が2009年9月の理事会で承認される。
・SNS移行に伴い、e-Bookの今後の取り扱いを検討。ネットワーク部会と編集部会での検討の結果、蔵前ジャーナルにe-Bookのパスワードを記載し、関係者のみがアクセス可能な形態を採ることとなった。
○新法人移行に伴うシステム面の検討
・来年度に予定されている新法人への移行に伴い、システム面の検討を開始した。
A代議員選出のための電子投票システム
B会員情報の追加(正会員ほか)
C支部単位の管理機能などの機能追加
(6)「東工大・蔵前カード」の発行状況
①平成16年9月から会員の消息把握、管理事務合理化、会費納入促進、母校支援等のため年会費無料の「東工大・蔵前(ゴールド)カード」(OB用・三菱UFJニコス)を発行している。平成21年度は各支部並びに会員部会による加入促進の努力ならびにカード割引制度の浸 透等もあり累計で6,097名の加入者(含・家族会員1,808名)を数えるに至った。三菱UFJニコスよりカード業界の環境変化により年会費有料化を求められているが、本会会費収入確保に影響があるため、極力本会並びに利用会員に負担のないよう今後対策を検討していく予定である。
②また、19年4月入学者より東工大生協と提携し、生協組合員証と一体化した東工 大・蔵前学生カード(三菱UFJニコス)を発行している。21年度は、過去3年の加入者 (19年・506名、20年・548名、21年・550名)とほぼ同様の557名の成果となった。
(7)求縁(KMC)、求人・求職
①今年度より、求縁事業(KMC)を事業部として位置づけた。
これまで同様、会員の要望にきめ細かく対応し、信頼を得て活発な活動を続けている。
22年3月末日現在登録者数約450名(男性約120、女性約330)。
②蔵前工業会誌を媒介に事務局長による求人・求職の斡旋を行っている。
(8)公益法人改革への対応
--21年度 新法人移行検討委員会活動報告及び審議事項
-本委員会では、20年12月に施行された新法人法に対応すべく、移行方針に ついて検討。同委員会で検討した移行案を随時、理事会へ上程し審議、 了承頂いた事項は概略下記の通りである。 尚、本件は本総会で審議頂く。
| 新法人移行検討委員会 | |
| 委員長 | 太田幸一理事 |
| 委員 | 平塚芳隆理事 |
| 工藤欣也顧問・公認会計士 | |
| 本房文雄常務理事・事務局長 | |
[ 新法人移行の概要]
・法人形態は「一般社団法人 蔵前工業会」へ移行
・移行申請は平成23年度、新法人への移行は認可後2週間以内。
また、定款を含む、移行申請書類については23年度総会に諮る。
・新法人下の会員種別(概略)は: 正会員、会員、学生会員。
・社団法人を構成する社員として、社員=代議員を採用(即ち、代議員制)。
代議員は支部ないし地区(複数の支部よりなる)から、「公選」により選出。
また、選挙権者及び被選挙権の有権者はいずれも、正会員とする。
尚、現在の評議員の代議員への単純移行は禁止されている。
・新法人移行初年度の役員(理事、監事)については、「掲名」を採用
(定款の附則に明記)でスムーズな移行を図る。
また、役員の 任期は2年とする。
-今後、23年度申請へ向け,定款を含む、各種申請書、会計報告(損益計算書、貸借対照表など)、会員管理.サービスシステムの変更など作業が拡大することから、検討委員会を発展的に解消し、理事会直下の「新法人移行特別部会」を設立した。
・新法人移行特別部会
部会長:小野 功常務理事 、副部会長:太田幸一理事*1
幹事:本房文雄常務理事・事務局長、平塚芳隆理事*2
委員:各部会長、釜洞文夫監事、工藤欣也顧問・会計士
吉松 明 会員部会運営委員*
平山南見子 総務・企画部会運営委員*
松橋 昭治 本会事務局*
その配下に新法人移行作業部会設置(併任 部会長*1、幹事*2、委員*)
(9)新拠点・東工大蔵前会館(Tokyo Tech Front)竣工
・東京工業大学との共同事業(本会は約8億円出資)による新拠点「東工大蔵前会館(Tokyo Tech Front)」として平成21年春に竣工、事務局は同年5月22日に移転、5月25日に供用を開始した。この竣工を記念して5月26日に竣工記念式典が挙行され、大学関係者、会員等約300人が出席した。この竣工に際しては滝副理事長からモニュメント(宮田亮平東京芸術大学学長作「飛翔」)が寄贈され、竣工記念式典後に除幕式が行われた。
(10)蔵前経営者懇話会
・「蔵前金曜会と(社)蔵前工業会との統合の件」が平成21年5月14日開催の蔵前工業会評議員会及び会員通常総会及び同15日の蔵前金曜会通常総会において決議され正式に決定。
「統合後の形態」
・5月28日の蔵前工業会理事会にて常務理事橋本元一が蔵前経営者懇話会代表幹事として指名された。
・6月18日蔵前経営者懇話会臨時総会にて副代表幹事3名。幹事9名、監事2名を選出・懇話会の進め方に関して橋本代表より<5つの強化ポイント><4つの検討課題>が示され、選出役員を「総括」「財政&企画」「事業運営」の3つのチームに分けて諸事の検討を続けて来た。
「検討を進めた主な課題」
・平成22年度のスタートに向けて4月1日付けで事務局も東工大蔵前会館の蔵前工業会に移転を完了させた。
・上記3つの委員会の検討を22年度も継続しさらに会員が欲する方向への改革を進めて行く。
・母校および関係団体の22行事に理事長、理事、事務局長が出席した。(15頁附属資料B「母校及び関係団体行事出席状況」参照)
(1)蔵前ベンチャー相談室
H16年5月から活動を開始した「蔵前ベンチャー相談室」(KVS)は、大学と同窓会が連携してベンチャー支援、中小企業支援および産学連携の橋渡しに実績を上げている。
H17~H19経済産業省補助事業「広域的新事業支援ネットワーク拠点重点強化事業」に引続き、H20~H21中小企業庁委託事業「新現役チャレンジ支援事業(モデル事業)」を受託した。
①ベンチャー支援事業
(ア)起業相談、経営相談 (コーディネーター10名、アドバイザー80名の体制)
相談日(月・水・金)の午後、田町のKVS室で相談を受付。
現在93件(東工大発ベンチャー認定企業10社を含む)を支援中。
ベンチャーの事業計画、技術課題・経営課題解決、拡販等に蔵前人材、蔵前人脈を活用。
(イ)セミナーの開催
蔵前工業会・東工大共催で、KVSセミナーを3回、KITCセミナー(ITベンチャー向けの専門的セミナー)を1回開催した。同窓生を中心にした講師の講演はいずれも好評であった。各セミナーとも講演後に交流会を実施しているが、人脈形成およびビジネスコラボレーションの場として定着した。
(ウ)第3回『蔵前ベンチャー賞』(2009年度)
蔵前工業会・東工大に関係のあるベンチャー中から、優秀な企業を毎年表彰している。
蔵前ベンチャー賞
㈱ベクター 梶並 伸博氏
㈱東京アールアンドデー 小野 昌朗氏
㈱IAO竹田設計 竹田 秀道氏
蔵前特別賞
青木 朗氏 青和特許法律事務所
②新現役チャレンジ支援事業
(ア)「新現役チャレンジ支援事業」は企業をリタイアした人で、知識・経験を持つ有為人材(新現役)を、人材を求めている中小企業に紹介して活用を図る事業である。蔵前工業会はH20、H21年度そのモデル事業として採用された(中小企業庁からの受託事業)。
(イ)「新現役チャレンジ支援事業」推進基本方針
・蔵前工業会(東工大同窓会)の特長を活かした事業とする。
・東工大OB人材を中心とする経験豊富な技術系人材を「新現役」として活用する。
(ウ)実施状況
・マッチング創出39件。うち、成立13件。
・新現役登録者数45名。
・支援要請企業登録数44社(案件数77件)。
・有力な中小企業支援組織(10組織)から本事業への協力関係が得られた。
(エ)H22年度
中小企業庁の「新現役チャレンジ支援事業」は平成21年度で終了した。蔵前工業会は、過去2年間同事業を推進した経験から、中小企業の経営課題解決、技術課題解決に蔵前会員の人材を活用することは社会的な意義が高いと考え、平成22年度においては、当会の自主的な事業として同様の事業を継続することを決定した。
(2)蔵前技術士会
現在会員数166名で活発に活動を続けている。偶数月の例会(講演会)5回の他、5月に技術士試験受験講習会と日本工業大学の見学、11月に土曜半日の科学技術セミナーを行った。
このセミナーでは東工大世界文明センターの橋爪教授による講演「創世記を読む 西欧文化理解の出発点」が特に好評であり、一般からの参加者も増えた。公益事業活性化のため、今後とも専門技術以外の講演を織り込んでいきたい。
次年度から会の運営を改革すべく準備を進めている。蔵前工業会のエコ推進方針に従い、講演資料は会場でのコピー配布を廃止し、インターネットで事前配布する。経費節減により参加費を1000円から500円に引き下げ、参加者の増加を期待している。
(3)蔵前理科教室(クラリカ)
平成21(2009)年度の教室は更に増加して231回に達し、参加児童・生徒数は5,600名を超えた。参加児童・生徒数は前年度の約1.3倍である。現在の会員数は62名、平成21年度は22のテーマで教室を実施したが、うち14は新規テーマで、テーマ開発並びに改良にも積極的に取り組んでいる。
更に、平成21年度は、教室外での活動にも取り組んだ。平成21年11月7日には田園調布学園で、東京私立中学高等学校協会・東京私学教育研究所長の依頼により都内の私立中学高等学校の理科教師を対象に模擬教室を開催した。平成22年1月28日には静岡県藤枝市にある住友ベークライト㈱静岡工場で開催された(財)化学技術戦略推進機構の藤枝理科支援プロジェクト(ミニシンポジウム、工場見学)に参加し、藤枝地区中学校の理科教育担当の教師に対し、クラリカの活動を紹介すると共に、教室のテーマであるスライムの背景となる高分子の不思議について講演した。
(4) 第23回蔵前科学技術セミナー
公益法人としての一般公開事業として、工業会本部と開催地の支部との共催で蔵前科学技術セミナーを開催している。21年度は下記の通り開催し、庄山理事長、本房常務理事・事務局長、桃崎理事(科学技術部担当)が出席した。
| 主催・企画 | 蔵前工業会、同岡山県支部 | |
|---|---|---|
| 共 催 | 国立大学法人東京工業大学 | |
| 後 援 | 岡山県教育委員会、岡山市教育委員会 | |
| 日 時 | 平成22年2月20日(土)13時30分~15時30分 | |
| 会 場 | 岡山市ルネスホール | |
| 参加者 | 約300名(中学生中心) | |
| 総テーマ・講演 | 『白川英樹博士の岡山市の中学生へのメッセージ 自然に学ぶ楽しさ~セレンディピティと発明・発見~』 ノーベル化学賞受賞者白川英樹博士(36化工38修化工41博化工) |
|
(5) 第1回東工大・一橋大合同移動講座
・平成21年度から如水会と共同で母校をPRする合同講演会を地方で開催することとなり、第1回を下記のとおり開催した。この企画・実行には、開催地の静岡県支部並びに大学連携支援部会があたった。
| 主 催 | (社)蔵前工業会、(社)如水会 |
|---|---|
| 共 催 | 国立大学法人東京工業大学、国立大学法人一橋大学 |
| 主 管 | 蔵前工業会静岡県支部、如水会浜松支部、静岡支部、東部支部、愛知東三河支部 |
| 後 援 | 文部科学省、経済産業省、静岡県、静岡県教育委員会、浜松市、浜松市教育委員会、浜松商工会議所、静岡新聞社、静岡放送、中日新聞東海本社、朝日新聞浜松支局、毎日新聞浜松支局、読売新聞浜松支局、日本経済新聞浜松支局、NHK浜松支局、テレビ静岡、あさひテレビ、静岡第一テレビ |
| 日 時 | 平成21年11月23日(月・祝)14時~17時 |
| 会 場 | オークラアクトシティホテル浜松4階平安の間 |
| 参加者 | 約700名(中学生中心) |
| テ ー マ | 『ものつくりと日本経済』 基調講演「ものつくりと日本経済①」 国立大学法人一橋大学学長 杉山 武彦 氏 基調講演「ものつくりと日本経済②」 国立大学法人東京工業大学学長 伊賀 健一 氏 パネルディスカッション パネラー スズキ株式会社代表取締役会長兼社長 鈴木 修 氏 社団法人蔵前工業会理事長 庄山 悦彦 氏 社団法人如水会理事長 高萩 光紀 氏 国立大学法人東京工業大学学長 伊賀 健一 氏 国立大学法人一橋大学学長 杉山 武彦 氏 モデレーター 元NHK会長 橋本 元一 氏 |
(6)関西蔵前講演会
・本部の社会貢献事業のひとつとして関西地区の5支部(大阪、兵庫県、京滋、和歌山県、岡山県)の企画・連携により広く一般に公開して講演会を開催している。第22回を下記のとおり開催した。
| 主 催 | (社)蔵前工業会 |
|---|---|
| 日 時 | 平成21年4月18日(土)13時30分~16時30分 |
| 会 場 | 中央電気倶楽部5F大ホール |
| 参加者 | 約140名 |
| 講 演 | 「太陽電池でクリーン発電-2050年に向けての挑戦」 東京工業大学大学院理工学研究科教授兼太陽光発電システム研究センター長 小長井 誠 氏 「遙かなる創薬の夢-アルツハイマー病治療薬との現状と展望」 京都大学大学院薬学研究科教授 杉本 八郎 氏 |
(7)蔵前 如水・理窓連携企業セミナー
・20年度より如水会(一橋大同窓会)、理窓会(東京理科大同窓会)とともに諏訪市に協力して開催している。この企画には科学技術部会があたっており、21年度の本会からの講師には関誠夫千代田化工建設(株)相談役が招聘され、「総合エンジニアリング会社の社会貢献」と題して講演、好評を博した。
(1)東工大基金の募金活動への支援
・これまで本会会員等からの寄付の受け皿であった(財)東京工業大学後援会が発展的に解消し、大学内に東工大基金機構にその役割が受け継がれることになった。特に2011年に130周年を迎えることから企業にも寄付を依頼することになった。厳しい経済環境であるが、本会は、東工大基金支援会(会長・庄山理事長)の活動を通し、また会誌や支部総会等の場を通じて母校への寄附促進のため等積極的なPRを行っている。21年度は、幅広い会員の賛同を得ることができ、下記の成果をあげた。
募金総額 5億3500万円※22年3月末日
(20年12月からの累計 12億3300万円)
なお、本会の大学連携支援部会では滝部会長(副理事長)からの財政支援によりこの130周年募金活動を推進するパンフレットの改定版を企画・発行した。
(2)母校130周年諸事業への協力
・母校東京工業大学は2011年に創立130周年を迎える。現在母校ではこの130周年の各種記念事業(記念式典、ホームカミングディ等)の開催を検討している。本会はこれらを積極的に支援していく予定である。
(3)その他
①蔵前ゼミ
神奈川県支部の企画によりすずかけ台キャンパス、東京支部の企画により大岡山キャンパスで学生を対象にした本会会員による講演会+交流会を数回開催している。この企画は22年度も継続して実施の予定である。
②その他
大学連携支援部会では、留学生と日本人学生の交流スポーツ祭り等母校各種行事に対し、協賛、後援等で開催を支援した。また、「新産業創出プロジェクト」について検討を行った。
以上
平成21年度事業報告書 | 平成22年度事業計画書